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第11回オンライン語ろう会(パートナーが会員向け)開催

過去の話なのですが、2024/10/7 22−23時でパートナーがマルチ会員の方向けのオンライン語ろう会@Zoomを開催しましたのでその模様を残しておきます。

参加者

3名参加でした。

・運営側:ライガーさん、ライオ
・参加者:iphoneさん

体験談

ご友人の方がマルチにハマられた方の話でした。(化粧品関連のマルチ事業者S社)

会員本人の状況は

・20代前半
・アコムやプロミスなどで借金をして始める
・夜中までかけて寝ずに勧誘
・マッチングアプリなどを使って勧誘を行っている
・連鎖販売取引の説明をしたものの分かっていない
・活動期間は2年程度、400万円ぐらい使っている

泣きながら辞めたいと相談してきたこともあったが、S社の友達しかいないため、友達がいなくなってしまうことを一番気にしている様子だったとのこと。

その後色々な懸念を伝えているととうとう連絡先をブロックされたそうです。ただし、仲間に言われたからブロックするね、との連絡があったとのこと。

今回の参加者がSNSを通して突撃されている方(sさん)に相談する中で、借金までさせて契約したのであればクーリングオフが使えるのではないかと、勧誘相手に一緒に行くことを提案されているとのこと。あるいは、別のマルチ商法に関するYouTuber(KENZO氏)に相談しようかを迷っている、との話でした。

消費生活センターへも相談しており、会員本人からの話も聞きたい旨と、返金される保証はないが会社に言うことはできる、と案内されている。

sさんへ繋がったきっかけは知り合いが全額返金をされたこと。その方も弁護士に相談する中、弁護士費用はかかるが取り返せる保証はないと言われ、諦めかけていた時にsさんの助けを借りて全額返金してもらったそう。
sさんの話ではそうした該当会社からの返金実績もあり、無償で、友人の立場で一緒に交渉することはできるよと言われているとのこと。それが正しいのかどうかは分からないという立場を取っている様子でした。

相談者はお金を払ってきていることが辞めたい気持ちをストップさせている一因になっている可能性もあり、お金を取り戻してもらえれば会員本人が辞める可能性もあるのではと思っているとのことでした。

一方で専門資格を持たないイチ個人に相談して本当に大丈夫かをまだ迷っているとのことでした。

会で話したこと・感じたこと

私は、まずは友人本人が現状をまずは認識してもらう必要があると感じました。
個人事業主として自身がやっている連鎖販売取引の仕組みを分かっていない、それを一緒にやっているメンバの中でも是正される仕掛けがないこと自体におかしさを感じることはないのだろうかと。

当然会員本人へそうした懸念が伝わらないから周りは苦労しているんですけれども。

ライガーさんは会員本人が立ち止まるきっかけが生まれると良いと話されていました。ご自身のパートナーの方と話す中で、立ち止まったきっかけ可能性がある過去のやり取りの経験として、「子どものためにお金を貯めていかないか」だったと話されていました。

最後に

最近note更新をサボり気味でした。オンライン語ろう会も今年に入って始めて10回を超えてきましたが、毎回の参加者は1-2名程度。ざっくばらんに話を聞く今のスタイルで本当に良いかを悩み始めていました。

一方で、金曜に尊敬する方の講演を聞き、改めてnoteなどへのアウトプットをやり続けるモチベーションが湧きました。

その中で話がされていたのが、田坂広志さんの言葉でした。

第三話 「量」が、一定の水準を超えると、
「質」が、劇的に変化する。
- 第三の法則
「量から質への転化」による発展の法則

田坂広志著「未来を予見する5つの言葉」より引用

今の私の取り組みにはまだまだ質が伴っていないと思うことがあります。
自助グループのような話す場で本当に良いのか、参加者同士でもっとコミュニケーションを活性化する策はないのか、そんなことを考えて悩んでいました。

でも、それは意味はあるけど無意味な悩みです。

質に至るほどの量をやっていないのだろう、そう認識しました。

下手くそでもやり続ける。それを外部に発信し続ける。

また改めて勇気をもらいました。その他含めた今週1週間の全てのきっかけに感謝を。

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