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故人を想う

GIVE&TAKEという本を最近読んでいます。

詳細は別途まとめますが今読んでいる限りは、
「サービス事業が増えてきた現代、人との協力が不可欠とたり、ギバー(=受け取る以上に与えようとする姿勢の人)として、評判や人間関係を築いた人からサービスをうけたい人が増えている。」という内容でした。

先日、5年ほど前に一緒に仕事をしていた会社の社長さんが亡くなられたと連絡を受けました。
体調が悪くなり入院。ステージ4の肝臓ガン、手術の施しようがなかったとのこと。

当時私は福岡に。福岡で「九州エリアで会社プロモーションをすべく広告宣伝トラックを作る」プロジェクト。リーダーとして担っていました。
実現できそうな会社をコンペしましたが、その社長は人間性が際立っていて、情熱があり、一緒に仕事をしたいと素直に思った。

プロジェクトを任せて、2次・3次の請負会社を訪問した際も、とにかく人との信頼関係が厚かった。結果見事なトラックを完成させ、一緒に各地でイベントを開催した。
私自身も当時の仕事人生の中で相当なやり甲斐をもって取り組んだものでした。

本の中でも、まさしくギバーに当たる人だったなと読みながら思いにふけっていました。

ギバーの人だからこそ一緒に仕事をしたくなる。
トラック自体はその役目を終えましたが、その後もずっと会社同士でつながりがあり、仕事を継続して請け負ってもらっていたようです。

もちろん実力が伴っての前提なのですが、長く仕事をする上で、あるいは一緒に仕事をする上で大事にしたい見極めポイントは「姿勢」なのだろうと思いました。
私も周りに与え続ける精神を持とうと改めて思います。

大変お疲れさまでした。
合掌。

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