☆第68回 大阪杯 予想☆

〈ポイント〉
・G1昇格以降、関西馬が全勝と圧倒
・阪神2000mはディープインパクト産駒が図抜けた好成績
・勝利は4、5歳馬から

〈全頭インプレッション〉
①ミッキーゴージャス
名牝ミッキークイーンから牝馬路線の新星が登場。
前走の末脚は目を見張るものがあった。
ただ近走は軽斤量でのレースが多かったので、初の56kgでいくらか割引が必要か。

②ローシャムパーク
こちらも名牝系の期待馬。
なかなか順調に使えなかったが、昨年一気に本格化。
香港は本調子では無かった部分もあったようで、ここはノーカウント。
内枠自体は有利なので、捌きさえできれば。
ハービンジャー×キンカメはニックス。

③タスティエーラ
操縦性に優れたダービー馬。
弥生賞、皐月賞を見る限り、府中より今回の条件の方が向いてそうに思える。
近走スタートが今イチなので、そこさえまともなら好勝負は必至。

④ハヤヤッコ
白毛の人気馬も8歳になった。
重賞戦線でまだそこそこやれているので大きな衰えは無いと思うが、最低限上がりのかかるような展開の助けが必要。

⑤スタニングローズ
同舞台の秋華賞勝ち馬。
舞台適性は問題無しだが、最大の懸念は10ヶ月半ぶりの実戦ということ。
調教では動けているようだが、果たしてどうか。
母父クロフネはこのレース好相性。

⑥ジオグリフ
迷走気味だった皐月賞馬だが、前走中山記念で3着。
これを復調と見るか、あのレベルのメンバーで勝ち切れなかったと取るか。

⑦ハーパー
4歳牝馬ではリバティアイランド、ブレイディヴェーグに次ぐ実力馬。
勝ち切るには何か決め手が欲しいところだが、立ち回りの上手さが活きるコースなので浮上の目はありそう。

⑧プラダリア
G2を3勝、どうにかG1のタイトルが欲しいところ。
成長のピークで、前述の通りディープ産駒が強いレース。
ただ馬本来のベスト距離には少し短いか。

⑨ステラヴェローチェ
長期離脱から見事にカムバック。
本来の実力を考えれば充分通用しそうだが、データ的にはやはり買いづらい。

⑩ソールオリエンス
昨年の皐月賞馬。
皐月賞と適性的には近いレースだが、現状は後ろから追走するレースしか出来ないのが、このコースでは苦しい。

⑪ベラジオオペラ
4歳勢では距離、コース共に1番適性が高そう。
京都記念で接戦だったプラダリアとの差は、距離短縮によって逆転できる。

⑫キラーアビリティ
マイルに挑戦したりもしたが、結局ベスト距離は2000mで落ち着きそう。
昨年のレースでは13着だったが着差ほどは負けていない。
揉まれない枠で上手く回って来れれば。

⑬ルージュエヴァイユ
キレだけならメンバー随一。
ベストは1800mっぽいので、素直に末脚勝負に徹して欲しい。
展開さえ向けば上位も。

⑭エピファニー
未完の大器がようやく重賞制覇。
一昨年のアリーヴォのように小倉実績とリンクするコース。
この馬には良い枠になったので、外から早めに押し上げて勝負に出たい。

⑮リカンカブール
馬柱を見て驚いたが、これまでのキャリアで最も外の枠が8番枠が1度で、それ以外は全て4番枠以内。
初の大外枠で内枠巧者はどんなレースを見せるのか。

⑯カテドラル
こちらもタイトルを求めて芝へダートへ。
ただ全盛期の力は望めないし、距離も長い。

〈予想〉
◎②ローシャムパーク
データ的には買いづらいが、単純に馬の能力で最上位では。
直線が短いので、とにかく前詰まりに注意。

◯⑪ベラジオオペラ
4歳で1番期待出来そうなのはこの馬と見た。
枠も丁度いい。
厩舎、オーナーにG1初勝利をもたらせるか。

▲⑧プラダリア
充実度は本命馬と双璧。
印の差は距離適性の差。
枠はこちらのほうがスムーズに運べそう。

△③タスティエーラ
 ⑫キラーアビリティ
 ⑬ルージュエヴァイユ
 ⑭エピファニー

推奨馬券:馬連・三連複 軸1頭流し
自信度:B

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