☆第54回 高松宮記念 予想☆
〈ポイント〉
・ここ10年ではミスプロ系が5勝
・季節の変わり目で道悪になりやすいため、
内外の馬場状態がカギ
・シルクロードS組が優勢傾向
〈全頭インプレッション〉
①ビッグシーザー
オーシャンSでは後ろからの競馬で新味を見せた。
中京1200mは2戦2勝で2歳レコードもあり。
極端な道悪にならなければ、最内枠は有利。
父系4代G1制覇がかかる。
②マッドクール
中京芝は3勝をあげていて得意。
父はヨーロッパの6ハロン戦で活躍。
ヨーロピアンらしくこの馬もタフな馬場でもやれる。
極端に内が荒れていなければ、出番はありそう。
③ナムラクレア
あと一歩G1に届かず、気がつけばもう5歳に。
昨年の不良馬場でも2着と、馬場の対応力は高い。
歳をとってややズブくなってきているのは気がかり。
同父のメイケイエールも5歳でガタッときた。
④モズメイメイ
一年前にルガルに勝って以降、いいところが無い。
スタートが良い分溜めが効かないので、やっぱり行き切ってしまった方がいいのでは。
同型のテイエムスパーダとの兼ね合い次第。
⑤トウシンマカオ
重賞2連勝で全盛期に突入。
中京で結果が出ていないのと道悪が目下の懸念事項だが、現在の充実度はメンバー中随一。
父ビッグアーサーで父系4代G1制覇がかかる。
⑥ルガル
こちらも右肩上がりで上昇中で、充実度はトウシンマカオと双璧。
以前はゲートが課題だったが、馬の完成と共に解消されてきたのは同父のスターズオンアースにも見られた傾向。
不良の橘Sで圧勝しており、陣営は道悪に自信。
⑦テイエムスパーダ
日本レコードホルダーは今回も当然ハナを狙うはず。
最近は良馬場で結果が出ていないので、道悪はかえって面白いかも。
⑧ソーダズリング
クラシック路線から距離を短縮してきて、1400m戦で新しい一面を見せた。
さらに1200m戦に初出走してきたが、追い切りの猛タイムを見ると充分大駆けはありそう。
馬場は未知数。
⑨シャンパンカラー
3歳マイル王は不振のイメージがあったが、チャレンジングな2戦で凡走しただけだった。
スタートで後手を踏みやすいようで、ゲートを上手く出さえすればスピードは通用しそうな追い切りをしている。
⑩ビクターザウィナー
スプリント王国香港から久しぶりの刺客。
普段からラッキースワイネスやウェリントンとやり合ってきただけの実力はあるはず。
陣営の自信も不気味。
⑪メイケイエール
重賞6勝の快速娘もついにラストラン。
さすがに往年の勢いは感じられないが、悲願のG1制覇へこの馬らしくかっ飛ばして欲しい。
⑫ロータスランド
昨年の2着馬で馬場、コースは問題無し。
末脚はまだまだ健在、とにかく展開待ちなので昨年のように突っ込んでくる展開は押さえておきたい。
⑬ウインカーネリアン
重賞2勝のマイラーがG1勝利を求めてスプリント戦に参戦。
マイル戦ではゲートを出さえすれば速いテンを見せていたので、1200mでも追走は出来そうなイメージ。
ただ良馬場が絶対条件。
⑭ママコチャ
昨年の最優秀スプリンターはぶっつけでの参戦。
コンスタントに使ってきたタイプなので、その面はやや懸念。
好位で上手くまとめる競馬なので、枠は丁度良さそう。
陣営は良馬場希望。
⑮ディヴィーナ
ヴィルシーナの娘も今回が最後のレース。
ミルコジョッキーになってから重賞戦線で活躍。
個人的にはやはり1200mは忙しい気がするが…
⑯ウインマーベル
舐めると来るタイプのアイルハヴアナザー産駒。
内枠巧者のイメージなのでこの枠がどう出るか。
馬場は不問。
⑰マテンロウオリオン
オークス馬レディパステルの牝系。
良績はマイルに集中しているので、やはりスプリント戦はどうだろうか。
極端な外有利など、何かしらの助けが欲しい。
⑱シュバルツカイザー
さすがに厳しい大外枠。
内枠が完全に死んだ場合に何か起こるか。
追い切りは好調、一発賭けに出られる仕上がりにはなってる。
〈予想〉
◎⑥ルガル
心配はゲートのみ。
まともに出れば勝ち負けは必至。
スプリント界の新しい主役誕生を期待したい。
◯②マッドクール
悩ましいところだが、中京、道悪実績を取るとこの馬か。
ただ、ローテーション含めて本命馬程の信頼は無い。
手広く。
▲⑩ビクターザウィナー
外国馬で悩んだ時は買っておくのが鉄則。
今回は特に未知数過ぎて、逆転の目があるならこの馬くらいか。
△③ナムラクレア
⑤トウシンマカオ
⑧ソーダズリング
⑨シャンパンカラー
⑫ロータスランド
⑯ウインマーベル
推奨馬券・点数絞る場合:馬連流し
推奨馬券:三連単⑥ー②③⑤⑩ー②③⑤⑧⑨⑩⑫⑯ 28点
自信度:A
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?