村上春樹ルーティン
週刊金融日記にて紹介されていた、村上春樹ルーティンについてまとめておく。
村上春樹の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」という短編から発生したルーティン。
目的は、「今日この男に抱かれておかないと、二度とこの男に会えないかも」という認識を女史の深層心理に植え付けること。
ある程度、ラポールが形成された時点で、投入するのが良さそう。
A→C→S でいうと、Cの後半で使うルーティンであろうか。
以下、金融日記からの引用。
村上春樹ルーティン ~ストーリーの概略~
(ストーリーはここまで。以下は女の子への問いかけ)
分かるかな?
運命が俺たちを一度引き合わせてくれただけでも、宝くじ当選並みに幸運なんだ。
なのに自分の気持ちを疑うあまり、当たりくじを破って、もう一回当たりくじを引こうとしても、永遠に引けないんだよ。
(注:アレンジされている。最後なぜ二人は声を掛け合わなかったのかに
ついては、それらしい理由付けを考えておいた方がいい。)
このストーリーに女の子が感情移入してくれれば
(それくらいにはCフェーズを深めておく)
この機会を逃すともうこの男は手に入らないかもしれない、というセンチメンタルな気分になり、グダらなくなる、かも知れません。
これまでの恋愛工学研究では、Sフェーズのグダに対しては、「建前さん」をかわして「メス豚さん」にアプローチするというのが正攻法となっていましたが(第138号)、こういう文学的な攻め方もありなのかなと思います。
わたしのような、物静かな男は、文学的なこのルーティンで攻めて、C→Sへのフェーズチェンジを考えても良いのかと思った。
実践で使うとしたら、準即を狙うような高めの案件との2回目に会ったときのイメージであろう。
いつかこのルーティンを使って、ゴールを決めたという報告をしたい。
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