最古の調合香料「キフィ」の処方

日の出にはフランキンセンス(乳香)

正午にはミルラ(没薬)

日没にはキフィが焚かれた キフィは夜じゅう焚かれ寝室の魔除けとされた

エドフ神殿の壁画や最古の医学書エーベルス・パピルス(Ebers Papyrus)やディオスコリデスの書などに記され複数の処方が発見されていますが、約16種類の香料から作られていたようです。

シナモン ペパーミント ミルラ レモングラス オリス アカシア       ジュニパー サフラン ピスタチオ カシア オレンジ ローズ               はちみつ レーズン ワイン ロジン(松脂)など。                                     時代ごとのファラオによって処方が変えられ、お薬のように調合されていたのではないかと思います。

神官が香水術と言われる技術を使い病気を治療し、政治に影響を与え、世の中を影から支えていた時代がありました。


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