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大腸ポリープ切除、能登死者220人、森永卓郎『ザイム真理教』…251日目

 能登半島地震の死者220人(午前9時時点)、うち災害関連死13人。合掌
 岸田首相が被災地入り
 13日)4年に1度の台湾総統選、与党・民進党の頼清徳(ライチンドォー)副総統(64)が初当選。
民進党は中台関係の「現状維持」を掲げており、中台統一を掲げる中国の反発が予想される
 12日)
世界気象機関(WMO)、2023年の世界平均気温が産業革命前比で1・45度上昇し、観測史上最も気温の高い年だったと発表、今年はさらに暑くなる可能性
 13-14日)大学入学共通テスト
 13日)お笑いコンビのスピードワゴン・小沢一敬(50)が芸能活動を自粛を発表。1月8日にダウンタウン・松本人志(60)の芸能活動休止を発表しており、週刊文春の「飲み会」関与報道を受けてか

大腸ポリープ切除、しばらくインナーマッスルさよなら

 12日金曜に大腸内視鏡検査を受け、小さなポリープを切除された
 鎮静剤を用いずに、じっと自分の大腸内の映像を見ていたら、素人目にポコンとわかる、飛び出たポリープ。肛門に近い方ではなかったので、念のため切除。簡単なもので、本人は痛みも感じない。
 病理検査の結果は後日聞くことに。一週間ほどの運動や旅行、アルコール摂取禁止、重いもの持たない、などを言い渡され、帰宅。
 自分で大腸の中をずっと見ていたし(結構綺麗だった)、おそらくたいしたことないのだが……じわじわ来る。なんとなく落ち込む。
 
別の内臓のもっと小さなポリープをとったことはあったが、手術扱いは今回が初めてなのだ。

 手術翌日(昨日)には通常の行動はした(都内でも雪が降り寒かった⛄)。「がん?」、など冗談のつもりでも聞いてくる人がいるんだなあ、まあ世の中他人のことは他人事なんだろ。他山の石。

 今日は予定をキャンセルし、家でのんびりすることにした。
 外は太陽が照ってる🌞、ほけー。うむ、のんびり。
 自分の内部で今、傷口をふさごうとしているんだなあ。
 こんな時は普段の自分だと、運動しにいったり、長風呂に入ったりしたいところだが、それ自体が禁止。ふーむ。食べて、寝るか。。太る🐷といっても、暴飲暴食も禁止。。
 昨年も大腸内視鏡を受けた日そのものは絶食なので体重減だったが、その後は太った。まあ、1キロ前後は仕方ないな。こういう時は。
 本でも読むのがよかろう。

森永卓郎氏『ザイム真理教』

 ところで、経済アナリストの森永卓郎氏『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(三五館シンシャ、2023年)を買っていた。

 

 最近、あまり本も買っていなかったのだが、森永氏が昨年12月にすい臓がんの「ステージ4」であることを公表し、その際に同書を知った。すい臓がんは同11月の人間ドッグで見つかったという。がん闘病中の森永氏渾身の作であろうと購入、一般の人向けのわかりやすい話なので、つらつら読んでいたのだ。

 財務省の、「税収の範囲内で財政支出をしなければならない」として、「増税」方向にもっていこうとする「(短期的な)財政均衡主義」を批判する内容だ。よく言及されるプライマリーバランス(基礎的財政収支)の話。自国通貨を発行する日本では通貨発行益で巨大財源を得られるし、日本銀行が国債買い入れで債務超過となっても破綻することはない、という(自分の理解がおぼつかなく、詳細が間違っているかもしれない。。)。そして、財務省は「洗脳」を広めている。。
 森永氏は自分の主張が少数派であり、メディアでも扱いが小さいことを自覚している。メディアで発言しても、反対意見の方が長く記録されるとか。

 私は経済の門外漢であり、同書もまだ読みとおしていないが、森永氏の指摘で少なくとも正しい点は2つあると思う。
 1.財務省(旧大蔵省)キャリア官僚の主流は、東大法学部出身であり、経済学部出身ではない。近年は官僚の人気下落などもあるし、慶應など私学からも入省しているようだが、主流は東大法学部出身だろう。日本の文系の最高頭脳は東大法とされているが、経済を学んだ最高峰とは限らない。
 2.財務省キャリア官僚のレクチャー(ご説明)に対抗できるだけの、経済の論理を展開できる人は世の中におそらくそんなに多くない。政治家やメディアなどは財務省官僚のご説明で「経済を理解」し、施策や報道に及んでいく。財務省官僚は「頭がいい」ので、その「ご説明」を理解してほめられることはあっても、疑問点をどこまでも追及するだけの理論武装できる人がそんなにいるとはあまり思えない、かつ権力も持つ官僚が相手である。どう対抗できようか。

今朝のNHKラジオに森永氏が

 ……と、経済をなんど理解しようとしても頭が混乱するばかりの自分。世の中の人の多くは、「わからないなら丸投げ」だろう。
 そこで、奮闘する森永氏。
 森永氏のがん報道に対し、ネット上で、「『ザイム真理教』は大手メディアでも無視されているし」などのコメントがあった。

 で、なんとなくNHKラジオを聞いていた今朝、森永氏がその『ザイム真理教』について短いインタビューを受けるコーナーにたまたまぶつかった。
 おや、これはがん報道のせいか?とも思ったが(テレビ見てないので最近の報道傾向はあまり知らない)、内容は淡々とザイム真理教の説明に徹し、アナウンサーもがんに触れることなく終わった。さすがNHK?、基本はずらさない。それが森永氏の経済アナリストたる矜持でもあろう。
 氏の主張の是非が判断できない自分が歯がゆいが、
 元気に頑張っていただきたいと思う。

 そして、自分も健康に生きていきたい。

 皆さまのご健康を。

 
 
 

 

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