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236人、ポアロになりたかった、でこぼこな人生~140日目

 都内新規感染236人。200人超は8月23日以来。
 安倍首相が28日に会見。

with頭痛

 軽い頭痛が数日続く。熱は35度台、咳やめまいの症状も皆無。余談は禁物だが、コロナでも熱中症でもなく(おそらく)。眼精疲労や脳疲労の蓄積だろう。朝起きると頭痛が和らぎ、日中に本を読んだりネット検索したりすると、夜寝る前に頭痛が強くなっている。夜中まで脳が興奮して寝られず、睡眠時間をとらねば、と朝の二度寝、三度寝が繰り返され、次第に起きる時間が遅くなり、体内時間がずれていく。
 どこかで、体内時間のリセットを、と思うが、「熱中症に引き続き警戒!」というニュースを見ると、「まだいいや」と先延ばし。つくづく、通勤とは(日中9時ー5時勤務)規則的な生活リズムを作っていたと思う。

 在野研究したい気もするのだが(誰にも迷惑かけないし)、読んでいる書籍や文献の数が少なすぎ、それに追いつこうとすると頭痛が発生する。うーむ、断念か。一読書家、か、こうやってnote等でだらだら書いてく、がいいところかもしれぬ。まあ、それなりに生きてきたから、それでもいいっちゃいいのだが、何だか物足りない。文献系でなく主にフィールドワーク系でいくか(でも、人間関係苦手~💦)。
 ま、猛暑が収まってから。
 加齢によるガタガタ、も十分考慮して。

“熱い”青春ドラマへの違和感

 で、頭が痛いくせにネットを開く(それが頭痛の原因だ!、のに)。
 気になったYahoo!ニュースの記事が2つ。
 ひとつめ。
「学校来る意味なくなっちゃった…」コロナで気づいた「なんかおかしい」 高校生の違和感から見えたもの:8/25(火) 7:00配信(withnews)

 ひとつめの記事は、「コロナで体育祭や文化祭がなくなってしまう。大人たちには私たちのこの高校生活は今しかないということを理解してほしい」などと訴える高校二年生。休校中にいろいろイメージが変わり、生徒会に入り、大学進学を目指すようになったという。
 面白かったのは、見たコメントの中の、結構多くが「自分が中高生の時、文化祭、体育祭、やりたくもないのにやらされて苦痛だった! コロナ禍によりむしろひとりで勉強できてよかた、という生徒も多いのでは」的なものだったこと。また、その中に「ヤフコメに書くような人は、もともとひとり好きなんではないか」の分析コメントまであったこと。
 自分も、そっち系、だ。イベント苦手。

 青春ドラマは、だいたい熱い。主人公は青春してこそ!という人で、級友をまとめ、盛り上げていく。孤独好きの人がいたら「みんなで頑張ろうぜ!」と巻き込んで“成功”の結末。でも、あれ、いろいろイベントが無いと、ドラマの「筋」が盛り上がらないから、パリピを主人公にしてるんだよね。
 といって、学校側がイベント枠を準備しているのを否定しない。テスト秀才だけがいいのでなく、様々な選択肢を用意しているんだと思う。教師の中に変な人もいるけれど、多くは真面目に取り組んでいる、と信じたい。

ともだちひゃくにん、いなくても生きていく

 「♪ともだちひゃくにんできるかな(『一年生になったら』)」という唱歌が苦手だった、子どものころから。何言ってんの?、私、人間苦手。要らないよ~と思っていた。でも、へらへら聴いてた。大人たちが、子どもたちのためを思って作った歌だ、と感じていたから、否定まではしない、でも、自分の中に無理してまで取り入れない。「いいね!」はしない。
 パリピという言葉を知って、ああ、この歌って、この人たちのためか、と気づく。人間、みんながみんなパリピじゃないんだよ。
 でも、この唱歌に込められた、大人たちからの愛の、ありがたさ、だけ、受け取っておく。
 ともだちひゃくにん作らなくても、青春しなくても、生きていていいのだ

発達障害、診断されたい人されたくない人、相手をして疲れ果てた人

 ふたつめ。
 ・早稲田政経卒「発達障害」26歳男が訴える不条理:8/26(水) 5:25配信(東洋経済オンライン)
 高学歴の発達障害の人の話。内容はよくあるそういう話。
 コメント。当事者で診断を受けたい人、レッテルを貼られたくない、「個性」ととってほしい人、当事者と一緒に仕事をして疲れはてた人。みんな、それぞれの言い分がある。

 グラデーションだから。みんな、発達障害(碍でもなんでも)のグラデーションの中にいる

 人間は似たような身体を持って生まれて似たような欲求を持って行動するから、だいたいのところで、「平均」「上限と下限」に一応の基準が決めて、育児や教育がなされて、だいたい平均的な社会に出ていく。
 病気の診断にしても、ある症状を持つ人が来たら、「これまでの患者の類型」のうち、あてはまるものを見つけて、「おそらくこの病気だから、この薬、この治療」としているだけで、100%はない。
 人間は十人十色で、発達も十人十色だから、障害より(障碍に言い換えようがどうしようが)、違い、という感じもする。とりあえず第一次時点では。

 第一次時点では「発達の違い」=「個性」でいい、として
 しかし、将来的に「二次障害」(精神障害やトラブル)が当事者あるいは周辺の人に起きることが予測される“レベル”であれば、早めに診断を受け、対処した方がいいのだろう(素人判断だが)。方法があるのだし。
 ただ、その、予測される“レベル”かどうかに、プライドや偏見、情報・対応能力不足等がからまって、大変なことになっている。

距離をとったのは、自分を守るため

 最近、身近にいたある人と、何となく距離をとっている。前にも日記に書いた人だが。
 自分もグラデーションの中にいるが、その人もある種のグラデーションの中にいて、近づくと、自分が疲弊するのがわかったからだ。そういえば、その人は「昔から、ばかにされてきた」と言っていた。学歴も職歴も立派なもので、公私ともに普通だが、“親交を深める”かどうかの途中で、違和感が出てきた。ばかではない。しかし、何か、でこぼこがある
 仕方ない。家族でもなく、職場同僚でもないのだから、そこそこの関係で、互いに、当たらず触らず生きていこう。それでいいのだ。多分、その人も、そうした、距離を置かれた経験を積み重ねてきただろう。大人だから。
 その人は、自分をあまり追求しない他の人たちに接近しているので(私はある意味、真面目にその人を知ろうとした、止めた)、それで、いいや。
 自分も、その人を意味なく傷つけずにすむ。

エルキュール・ポアロになりたかった

 自分のでこぼこ(自分も距離置かれます、orロックオンされてマウンティングされるか、ので、最近はあまり知らない人に近づかない)
 まずは、身体能力が低く、体力も弱い。逆上がりも懸垂も水泳の息継ぎもできない。軍隊に入れられていたら、完全な落ちこぼれだ。たまたま、身体能力が一番に評価される社会でないところに生まれたので、「普通」の範囲でやってこられた
 目の前にある文章の読解力や要約力、「なぜ」を発する力は人並みにあると思う。苦手なのは、歴史的・空間的把握力か。目の前にないもののの認知力の低さに通じるだろう。たとえば日本でこの戦が起きた何年前にこの出来事があってどういう人物がどういう風に関わっていた、さらに、その時、中国ではこうなっていて、ヨーロッパではこうだった、みたいな。それから派生する人脈とか。今は、ネットである程度検索できるので助かっているが。想像力で補うことにしている。
 片づけできません。でも、「嫁さんがいれば」大丈夫な範囲。

 そんなでこぼこ自分は、エルキュール・ポアロになりたかった。アガサ・クリスティ作品中の探偵。いえ、歴史的認知力が低いので無理なんだけど、一部でも。友人のヘイスティングスと、秘書のミス・レモンに補佐され、自分の世界を突き進んでる。空気を読まなくても、その能力で評価される。いいなあ。
 ポアロには、あのグラデーションの、はっきりした感じがあります。シャーロック・ホームズもワトソンくんがいたし。いいなあ。。ま、架空の物語だけど。

ヘイスティングス役+ミス・レモン役を押し付けるな

 良くものを知らない素人の私見なので、叩かないでほしいが。

 グラデーションの濃いめの人は、男性にその割合が多いと言われる(素人の耳学問で)。
 これまでは「お嫁さん」「お母さん」がヘイスティングス役+ミス・レモン役を担っていたのかもしれない。離婚はよくない、の考えの下、距離を置くこともできず。

 もちろん、男女逆のパターンも少なくないでしょう。。

 どっちにせよ、自らの意思で担うなら、いいのですが、ヘイスティングス役+ミス・レモン役を押し付けられた人生は、自分は、嫌だな。
 ポアロでいたい(わがまま)。

 皆様のご健康を。

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