JAL激安ビジネスクラス始めました！
皆さ～ん、こんちは！！ (^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。
今回は・・・JAL激安ビジネスクラス始めました！
梅雨が明けて、いよいよ夏真っ盛りです。
日本の夏の名物・冷やし中華が始まってます。
実は、JALも負けず「日本人に冷たい対応・激安ビジネスクラス」販売を始めています。何故僕たち日本人に冷たいか分かりますか？
それは「海外発券」という、主に海外に住む外国人用に作られた運賃だからです。以前は日本在住者は購入出来ませんでした。正確には、海外に出向いて購入する・呼び寄せ運賃として購入するしか方法はありませんでした。
オープンスカイ以降、ネット販売が主流になり日本でも簡単に購入可能になっています。以前に比べると2～10倍程度の価格になっていますが、日本発料金と比べるとまだまだ安価で驚く方も多いと思います。
このシリーズでは、その中でもマイラー・修行僧が目を付けるであろう安価な料金を紹介します。
早速本題に入りましょう！！
こちらがJALが隠す「バンコク発・ソウル行き」の運賃表です。
最安値は、運賃番号1番「14300THB・Nクラス・積算率30%」です。
最高額は、運賃番号5番「46900THB・Dクラス・積算率125%」です。
この他にノーマル運賃があります。
特別運賃は1～5番の5つのしか設定がありません。
経営破綻後に運賃クローズ・新規設定・条件改悪を得て今日に至ります。
かなり淘汰されました。
積算率を見ると「100%」の予約クラス・運賃がありません。
正確には「普通運賃・ノーマル運賃と呼ばれるYクラス」があります。
ここにあるのは、JALがディスカウト運賃としてバンコク発の旅行者・タイ在住者に設定した価格です。
この5つのクラスで重要なのは「Nクラス・Kクラス・Iクラス」です。
「Nクラス」は、最安で旅行したい方向けに設定されています。
「Kクラス」は、ビジネスクラスへのUG申請が可能です。
「Iクラス」は、ビジネスクラスサービス・マイルとFOP積算率125%と好条件です。
バンコクからソウルに行くには、JALでは経由便を使う事になります。
地理的に見ても直航便の方が短いフライト時間で済み、乗継の手間がありません。出発国のタイ航空・到着国の大韓航空・アシアナ航空には直行便があります。冒頭でタイ在住者・外国人を対象にした運賃と申し上げました。
彼らを客として確保出来れば座席占有率が上がります。日本人という収入源以外の副収入を見込めます。持ってるものを全て有効活用するのが商売です。彼ら（タイ航空・大韓航空）と闘うには「経由便」という客の不便を「日本観光も付いてくる」と表現を変えるだけで良いものになる。
そして「羽田」という利便性の高い空港を拠点にしている為、日本国内だけではなく海外へも客を運べる。安心・安全・おもてなしの赤い鶴丸は、日本ブランドです。海外発券とは、デッカイ野望を持つ修行僧がここに目を付けた、それが発端です。
マイラーは積算マイル・修行僧はFOPが気になるところでしょう。
東京からソウルの区間マイルは「758マイル」
東京からバンコクの区間マイルは「2869マイル」
この数字は「100%積算」される事が前提です。
先程説明した通り、予約クラス毎に積算率が異なります。
今回は激安ビジネスクラスにフォーカスしているので、「Iクラス」を使って積算率を確認しましょう。
ビジネスクラスは125%積算です。
さらに「アジア線ボーナス」という特例があり、「バンコク線・ソウル線」を利用すると1.5倍のFOPを付与してもらえます。
バンコク発なので「バンコクから東京、東京からソウル」が片道になります。その2便分で6800FOP貯まります。ソウルからバンコクに戻る2便が復路になり、往復分では「13600FOP」貯まるんです。
皆さん、これだけじゃ～ないんです！！
「ボーナスFOP」というコンボがあるんですよ。
予約クラスが高いものに関しては「1便400ポイント」をボーナスとしてもらえます。4便分で「1600ポイント」にもなります。
ANAにも共通サービスがありますが、JALの方がより低い予約クラスにも付与してくれます。これは、国内線が弱いJALが国際線のリピーターを取り込む為の戦略です。1600ポイントを合わせると合計で15200FOPになります。
僕の記事・動画では全てを説明します。
断片的な解説では旗振りの資格が問われます。このフェアの条件を確認します。この5つの運賃全てがルール「スタンダード」です。
スタンダードは「JALの国際運賃ルール」に於いて上から3番目の条件、中間な標準ルールです。「払戻可能・変更可能」という利便性が特徴で、そこに手数料が必要になる事で上位ルールとの差別化を計っています。
それではフェアルールの重要部分を簡潔に見て行きましょう。
ルール4番のフライトアプリケーションは、この特別運賃において使用可能フライトが示されています。基本的に国際線はJL運行機材によるJL便名のみ許可されています。タイ国内線のフライトについて記されているのは、バンコク以外の直航便がない都市、プーケット・チェンマイ発の運賃の場合は、「PG・バンコクエアウェイズ」との提携があるので、JAL便名・コードシェアとしての利用なら使えますよと記されています。
ルール8番のSTOPOVRESには、途中降機の可否が記されています。
この航空券はソウルを目的地とする外国人に日本観光をしてもらうのが目的です。東京で休憩させて金を使わせる、日本を旅行したいなら国内線を別購入させる狙いがあります。そして往路でお土産を買うと荷物になるから、帰りも日本に立ち寄ってしこたま金を使いなさいと謳っています。故に、片道1回・往復で2回の途中降機が東京で可能になっています。
日本在住のマイラー・修行僧が「バンコク旅行・ソウル旅行」と2回楽しむ為にも使える素晴らしいものなんです。
ルール16番のペナルティーズ
キャンセル手数料は7000THB、変更は1回に付き3500THBです。
手数料は料金比率で考えると安くはありませんが、日本発の格安ビジネスクラスには払戻不可・変更不可が多くあります。その面で比較してももかなり好条件です。
初心者の為にこの航空券のルートの組み方を伝授します。
フェアルール通りに使うと成立するパターンは4種類です。
修行するのに時間がない方、JGCやメタルにもう一歩と言う方が一気飛びするなら、日本滞在をせず乗継だけで済ませる行程。勿体ないと思う方も居るかもしれませんが、全ての空港で4回ラウンジが使えます。
シャワーを浴びて、鮨やカレーの食べ放題をしていたら食費を1円も使わなかったなんて修行も可能です。急ぐ方はパターン1をご利用下さい。
パターン2は、バンコクまでのチケットを持っている方が、その帰国便として第一区間を使用します。日本で滞在して、次の長期休暇でソウル旅行とバンコクを楽しむ。往路の2区間目と復路2便を一気飛びするので、賑やかで豪華な旅行になります。4区間全てを使った後は再度バンコク発券で日本行きのチケットを作る、特典航空券でルートを閉じるなどの方法があります。
バンコク在住の方が一時帰国する時に、ソウル旅行を楽しむなんて使い方も可能です。その都度、日本行き運賃と比較して下さい。
パターン3は、復路便で東京滞在を楽しむ、パターン2の逆になります。
次の休暇でバンコクとソウルを楽しみ、復路の1便目で東京での途中降機を使います。次回のバンコク旅行ではバンコクまでの1便だけなので、その復路（日本へ再度戻るチケット）を準備する必要があります。
パターン4は往路・復路共に東京で滞在します。
長期休暇が難しい方は、旅行を複数回に分ける事で１つのチケットを堪能出来ます。日本の地方在住者はこのパターン4を使い、ANAやJALの国内線を別購入して組合わせるのも良いと思います。
皆さん、為替はお好きですか？
「今回のチケットが安くて好条件なのは分かったけど、
タイバーツって幾らなんだ？」
と調べるのが面倒だと思ってる、そこのアナタのワガママな声が聞こえます。
記事を作成しているのが7/29の夜間です。その時点でのレートは、
「1バーツ約4.3円」になります。
今週は各国の中銀会合ウィークなので、為替が動きますので参考程度にして下さい。
皆さんの為にワガママ仕様を作りました。
各予約クラスの7/29時点での日本円換算料金です。
最安値のNクラスは61000円になります。
諸税・燃油費は含まれていません。
超円安の現在でも、4便分のビジネスクラスが15万円程度です。
皆さんが今まで使ってきた日本発の航空券価格・検索したビジネスクラスの価格と比較して如何ですか？
価値基準はそれぞれ異なると思います。これが高いという方はご自身で良いものを見付けて下さい。
出発国のフラッグキャリア「タイ航空」の料金を知りたくありませんか？
バンコクからソウルまでの便利な直航便です。
コマンドモードで料金を出したので確認しましょう。
運賃番号27番のZクラス「36450バーツ」が、タイ航空のビジネスクラス料金です。有効期限は「最低滞在2日・最長6ヶ月」です。
JLは「36300バーツ」とタイ航空より安価なんですが、何でか知ってますか？
どの国も「共通言語を使う自国のキャリアが1番」だからです。
日本のキャリアが世界的に評価されていても文化・習慣全てが羨まれるのとは違います。シンガポール航空も世界基準でトップを誇ります。
アナタは日本人としてJALとシンガポール航空どちらを選びますか？
他国で商売するには、その国のフラッグキャリアより安く提供するのが基本です。まして直行便でないなら尚更。
運賃競合・経路作成・マイレージ積算においても、そんな部分に目を向けられるようになると面白い発見・新たな発想に繋がります。
そんな視点を全ての作品に織り込んでいます。
僕はマイラーのコミュニティなどに所属しておりません。僕が紹介する運賃は、教えてもらったものではなく30年以上のマイラー人生で比較・競合を続けた中からセレクトしています。
パクられる・真似をされる事はあっても、受け売りはしていません。
使用条件の解説・重要なポイントも経験から導き出したものです。
情報発信においては2007年から激しく展開していました。
海外発券を使う人が増えると改悪されてしまうと、お叱りになる方もいるでしょうが苦い思いは誰よりも味わっています。
そしてマイラー・修行僧として、現役バリバリで生き残っています。
こっそり得しようと思ってる方にも、もう一段先を極めて欲しいんです。
敵は修行僧ではなく日本人に対する航空会社の販売戦略なんです。
欧州・米国の左派による経済崩壊が起こされない限り海外発券が淘汰される事はありません。
安心して下さい！！
おトク運賃が改悪されたら、それに見合うものをぶん投げて差し上げます。
そして、１つずつ楽しみながら一緒に成長しましょう！！
生き残れ！
修行僧たちよ！！
「noteメンバーシップ」・「YouTubeメンバー」制度を開始しました。
お好みのスタイルでお付き合い・ご支援・ご活用下さい！！
メンバーの方は動画の下に続きがあります。
ブログ・noteでは限定投稿が出来ないので一般の方には有料記事として表示されますが、一般公開部分は無料なのでご安心下さい！！
《動画を作成したので参考にしてください！！》
楽しんで頂けましたら、
ランキングに貴方の「アナタのとまほ～く♪」をぶち込んでネ！！
復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。
極上うなぎ。
チーム『極うな。』
メンバーの皆さん、こんちは(^^=)/
続きをお楽しみください！！
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