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激安運賃!ついに改定されました♪

割引あり



皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/

マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。

今回は・・・
東南アジア発・日本どこでも同額運賃♪
です。

このシリーズでは、リーズナブルな海外発運賃を紹介しています。

こちらがANA「SGN発・東京行き」のフェアファイルです。
先日のJAL「激安運賃特集・FOP倍々積算ゲーム♪」では「SGN発・ソウル行き」運賃を紹介しましたが、ANAには同じものがありませんでした。その為、類似品を紹介します。日系2社は足並みが揃っていると思われていますが、海外発券・アジアを絡めたものに関しては実は昔から主張が異なっていたんです。無料で公開している情報ですが、長くなるとお叱りを受ける事がありますので締めに詳しく解説します。


最安値は「運賃番号1番・Kクラス・積算率30%」です。
このKクラスと2番のLクラスはセール運賃・プロモーション運賃で使用されるクラスです。JALでいうところの「Zクラス・Oクラス」にあたります。この運賃が設定されたのは、燃油高による航空運賃の調整です。
日系航空会社は、燃油費高の時には航空券ベース価格を下げて販売している事はご存知ですか?燃油費が安い時と大きな乖離がないように「低い予約クラス・安価な運賃」の価格を調整する努力をしているんです。
そして、通常時の最安値は「Sクラス」を使うのが特徴、ルール面では「バリュー・スタンダード」の2種類を付与して販売する戦略をとっています。
ANAは「2024年7月3日」に運賃ルール名称を一新しました。その一環で燃油費が高額な時にも左右されない「基準となるSクラスが不安定にならないよう」な工夫を施したんです。それが「新設ルール・ライト」です。そのライトしかとらない、「Kクラス・Lクラス」の常設なんです。




赤枠とブルー枠で区別してみると一目瞭然です。
基本となる「最安値Sクラス」以上のクラスは全て2つの予約クラスで構成されていますが、「Kクラス・Lクラス」は1つしかありません。

ここにANAからのメッセージが隠されています・・・

「安いものを用意したから、海外発では珍しい払戻不可・変更不可と条件が厳しくなるけど勘弁してネ」

「マイルは会社の負債だから、積算率も低くします。格安運賃を狙う一般の人はマイルが貯められるかを気にしても積算率まで見ちゃ~いない。うっかり失効、貯め忘れも見込んでます。」

と熱く語っています。皆さんはANAの心の声がどの程度聞こえましたか?


次にキャビンクラスにフォーカスして最安値を分析します。
1番のKクラスがエコノミークラスの最安です。
10番の「Nクラス」がPY・プレエコの最安値850ドル・70%積算
14番の「Pクラス」がビジネスクラスの最安値920ドル・積算率70%です。
この3つのポイントを基準にして、他の予約クラスとの比較をすると正確なお得度を理解しやすくなります。何を比較するかというと・・・
「価格とキャンセル手数料・変更手数料」そして積算率です。



上級者になったらもう一歩踏み込んで「使用可能フライト・行程制限・途中降機と乗継制限」をチェックします。走り幅跳びで言うなら「助走と加速・踏切位置の確認、そして飛ぶ高さ」をカラダに伝達して、捉えた目標の少し先を目指す。達成目標を合格点にしてしまうと、新規記録が出せません。
加速が不十分だったり、踏切を間違えるようなイレギュラーの際に、プレミアムポイントが足りなくなってしまいます。
慣れた上級者は「審判が日本人にとって不利な人選」でないか、不本意なフライングを取られてしまわないかといった想定外を見過ごさない、気を抜かない注意力が重要です。航空会社という審判は「フライトサーチャージや曜日制限」といったマイレージレースに参加する修行僧選手にバツ・試練を課します。応援する立場ではなくジャッジして計測する、そのポイントを計上して評価する側なんです。皆さんが普段接しているCAさんやグランドスタッフが応援するチアリーダーであり、ステージを知らせるラウンドガールなんです。


この重要な基準となる「3つの予約クラス」のルールは「ライト」です。

少しお話をするので、他の運賃額とその価格差、位置付けをじっくり見てご自身で評価してみて下さい。



皆さんが注意すべきルール全てを調べるのは非常に難しいんです。
web予約作成を何度も繰り返して出てきた運賃と予約クラス、提示された条件で比較しなければなりません。空席がない予約クラスは表示されず、それに付与されたルールも確認するのが難しいからです。そして、航空会社はルールの7割程度しか客に提示しません。ANAが7割です。JALや欧米系・アジア系になると半分のルールも見せていないんです。そんな現状を知っていましたか? 

電話で運賃を尋ねると「時期によって・出発日によって・そして混雑状況によって料金が異なります」と言うように指示されています。多くの商品があるので客を混乱させない為と言えば確かに当然の対応ですが、選択肢を少なくする事で優柔不断な客のワガママに付き合うという時間を省けるんです。知ってるもん勝ち・正確な使用条件を主張できるもん勝ち、それが現在の国際航空運賃の販売スタイルなんです。だから保身の為に勉強しましょうと訴えかけているんです。


この「ライト」はかなり厳しい条件になり、払戻不可・変更不可です。
先日紹介した記事・動画の「日本発・シンガポール行き2万円」を覚えていますか?
航空会社が見過ごしてしまった部分を逆手に取った利用法をご紹介しています。料金を下げる代わりに運賃ルールを厳しくする。
日系では厳しくしても限度があります。2万円と言ったら、変更手数料や払戻手数料程度にしかなりません。
ライトが雁字搦めのルールでも2万円を放棄すれば良いだけ、日系は諸税を返金してくれるんです。この部分に気付かない担当者が設定した結果、客に都合よく使われてしまうものに仕上がってるんです。ヨーロッパ系の航空会社、一部のアメリカ・アジア系の航空会社はキャンセル不可の運賃を選択すると諸税も返してくれません。もし、担当者がこの運用狙っているなら評価に値します。そうでなければ、その程度です。


ここからは軽い解説にします。
皆さんはどこにフォーカスしましたか?
運賃番号13番と17番の安価な上位クラスに目が釘付けになった欲張りさんは、素晴らしい幅跳び修行僧になれる、メダリスト候補です。とても重要な部分です。


こちらは、運賃ルールごとに色分けしたものです。
この運賃ではライトを最低条件として、上位ルールに「バリュー」が設定されているんです。その条件は「払戻不可・変更85ドル」です。
ここで重要ポイントです!!
「ルール・バリューは払戻不可」が特徴です。
そして変更は85ドルで可能なんですが、予約変更を可能にする為の袖の下という賄賂を要求されます。それが運賃差額となるんです。
10番と13番の差額は「60ドル」・14番と17番の差額は「130ドル」
上位クラスになると高額に設定されている、頼みごとの規模がデカくなると札束にも厚みが必要になるのと同じなんです。


それではマイレージ・プレミアムポイントの積算率を確認しましょう。

今回フォーカスした予約クラスは安価な為、満額提供してもらえないものです。まだ諦めないで下さい、僕は日本最強マイラーです。
ようこその秘密の花園へ!!


こちらはサイゴン発・大阪行きの運賃表です。
先程比較した「3つの重要な予約クラス」の運賃は覚えてますか?
ブルー枠で記したものです。
もう気付いてますネ、東京行きと同額なんです!!

重要な視点を差し上げます!!
ANAはホーチミン~関西空港間の直航便を持っていません。



次にホーチミン発・石垣行きの運賃表です。
赤枠の1番・9番・13番が比較対象になります。
実は、東京行き・大阪行きと同額なんです!!

先程の重要な視点をもう一度繰り返します。
ANAはホーチミンから石垣行きの直航便がありません。
もう分かりましたネ!!
「ホーチミンと石垣」の両方に就航している都市は、東京なんです。
東京を経由する、遠回りをして石垣に辿り着く事で多くのマイル・ポイントが稼げる
んです。


東京からホーチミンの飛行距離は2706マイル
東京から石垣の飛行距離は1224マイルです。
目的地を沖縄にする利点は便数の多さにあります。
台風などの天候事由、機材不良で遅延欠航があても振替先が多い・選択肢が沢山あるのは保険と考えましょう。

ホーチミンから東京の「プレエコ・Nクラス」・「ビジネスPクラス」が幾ら安くても積算率70%になってしまうのが嫌だ!!
そんな懸念をお持ちの方も居ると思います。

ここで重要ポイントです!!
今回の「プレエコ・Nクラス」と「ビジネスクラス・Pクラス」に切り込んだ国内線は「予約クラスがY」になるんです。Yクラスの積算率は100%
そうです、満額いただけるんです。
それだけではありません。国際線「Nクラス・Pクラス」には搭乗ボーナスというオマケがあって「1便に付き400ポイント・往復では800ポイント」が追加積算されるんです。減った分を補いながら格安運賃を使いビジネスクラスで「マイル単価の質を上げる」、それが上級マイラーという次のステージで目指すものです。


PPは要らない・安いホーチミンループがあれ良いという方は、国内線は切込まず2区間の単純往復で良いと思います。
地方在住者は国内線が無料で付くので「国際線2区間」と「お住いの最寄り空港までの国内線2区間」合計4区間が同一料金です。!!

その際に東京を経由させられるという不便に対する特典もあるんです。
それが途中降機無料・東京滞在無料になります。


こちらは「Kクラス」のルールファイルです。
ルール8番の途中降機を確認すると、片道に付き1回・往復では2回のストップオーバーが認められています。

重要なのはルール12番・サーチャージです。
この項目は航空会社が隠す「フライトサーチャージ」が記載されます。
羽田発着の便・時間帯の良い便など色んな名目の罰金が記されるところです。Kクラスに関しては追加徴収がありませんのでご安心下さい。
上位クラス・ビジネスクラスでは設定されるケースが多々あります。
そして、この運賃は一旦区切りのあるものです。
ルール14番の旅行制限欄に、2025年2月28 日までの出発運賃だと記されています。航空運賃は半年~年毎に見直しされるので当然の文言です。

そして、ルール16番ペナルティーズ。
重要なので再確認です!!
「払戻不可・変更不可」の特別運賃です、ご注意下さい。



ANAは国内線・攻めのビジネスクラス展開で成長した航空会社です。そして、アジア線、特に中国線を重視して、関西空港・セントレアからのアジア線強化にチャレンジしていたんです。時代の流れによる需要の変化・羽田空港国際線強化を得て、東京のハブ機能を最大限に利用するという方針転換をとり現在に至ります。

JALは利権絡み、国際線を強みにしていた以前のフラッグキャリアです。その時代に得ていたスロットを経営破綻によって一時期手放したものの、国際線を諦めるわけにはいかない。昔ステージで浴びた「スポットライトの眩しさと気持ち良さ」を忘れられない、そんな後ろ髪引かれるまま「疑似再生」という簡易アップデートをしました。それ故、アジア発アジア行き運賃など「新興国のフラッグキャリア」が使う販売手口を乱用しています。それが先日紹介した「ハブアンドスポークス」を使った「アジア発アジア行き」なんです。歴史・背景・キャリアの利権で航空運賃を考えると、自然と多くのものが見えてくるものです。

ANAは主力であったアジア線を新興国のように売る事を好んでいなかったんです。当時の社長・のちの会長の方針です。ANAを愛している方なら知っている有名な方です。このような話をするのは「価格と予約クラス」だけを紹介するような浅はかな解説をしたくないからです。記事でも動画でも受け手が欲しい情報は得られるよう配慮はしています。その場凌ぎが好きな方、「ステータスの自転車操業」という「ヒヤリハット」が大好き、サバイバル的思考の方は、上手に間引きしてくれてると思います。そう願っています。点を線にして、面から立体化する。それを重厚なものするには一つでも欠けちゃいけないと思ってるからです。

まぁ簡単に言うと、欲しい部分だけピックアップして下さいネ。
僕と同じ考えの方は、とことんお付き合い頂いてると実感しています。
半年後・1年後に振り返ってみて下さい。今日頑張って蒔いた種は豊かな実りに変わっている筈です!!


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動画を作成したので参考にしてください!!》


楽しんで頂けましたら、
ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!


復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。

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メンバーの皆さん、こんちは(^^=)/

チーム『極うな。』SSSS♪へようこそ!!


続きをお楽しみください!!

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