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宣伝材料を作る

vol.1です。

完全美容師からヘアメイクを始めるにはってとこですね。
僕もそうでしたが
『ヘアメイクやってやるぞー!!』って意気込んで、実際にやってみようとするとヘアメイクってなんだ?どうやってなるんだ?って事になるんですよ。

まずはヘアメイクの名刺代わり、宣伝材料を作る。

まずは「自分はヘアメイクです!」と伝えられる宣伝材料が必要です。女優さんやモデルさんが言う、そう。宣材です。
ヘアメイクやカメラマンさん、スタイリストさんなどは「ポートフォリオ」とか「ブック」とかとも言いますね。

ヘアメイクならA4サイズ位のファイルで十分かと思います。カメラマンさんだとA3とか持ってる人もいますね!

僕も物理的なブックも持っていますが
最近は専らPDF版をデザイナーさんにお願いして作ってもらっています。
こんな感じで。

iPadで確認してもらえますし、
お渡しするのもデータで渡せるので相手も喜んでくれます。
担当の方のお仕事の手が空いた時に見て頂く事も出来るので。

ただ見たときのインパクトは物理的なブックの方があると思うのでそこは相手に合わせ他方が良いと思います!

ちなみに物理的ブックの僕のオススメは「COSMOS」のA4サイズファイルがオススメ!!

中のクリアファイルは別売りで厚手で透明度が高く、写真に傷も付きにくいこちらを使っています。MB-A4T-PET20
確か全部で15000円位?少し高めですが
人に見て貰うものですし、ここから仕事に繋げようとするならある程度良いものが良いと思います。


話は逸れましたが宣伝材料をを作るに当たって必要なのは

①モデルさんのアポ
②カメラマンさんのアポ
③ロケ場所の確保
④撮影
⑤印刷

位がざっくりとして必要な準備。1つずつ簡単に説明をさせてもらいますね!

①モデルさんのアポ

まずは自分の作りたい女性像に近いモデルさんのアポイントを取ります。
街でモデルハントでも良いですし、今ならSNSでメッセージを送らせて貰うのもありです!

しっかりと詳細の事項を記載して送りましょう。

●日時
●拘束時間の概算
●場所(入り場所、撮影場所、解散場所)
●謝礼をお支払いする場合金額
●データの使用用途
位は最低限書いた方が良いかもしれませんね!

僕が作品撮りを沢山していた頃のインスタからの実際のメッセージを紹介。

僕はこんな感じメッセージを送って撮影をお願いしていました!

ちょっとしたポイントで、実感論ですが、声をかける時に本当にその方にお願いしたい場合はインスタのトップに来るデータをその人の雰囲気に合った物に整えておくとお願い出来る確率が高くなります。

一例ですがこんな雰囲気が好きなモデルさんもいれば

こんな雰囲気が好きなモデルさんもいますよね?

当たり前といえば当たり前ですが、この人にメイクしてもらったら良いデータがもらえるかも!!と思ってもらえないとメリットがないですからね。

どんな雰囲気の方にお願いしたいかによって、見られる印象を少し変えるだけで、お願い出来る確率はグンと上がると思うのでこの一手間を是非やってみて下さい!

②カメラマンさんのアポ

自分で写真まで撮っても良いのですが、ある程度のところで限界がきます。
やはり餅は餅屋ですし、仕上がりを決めるとても重要な所になると思います。

僕も過去には自分でカメラを買って自分で撮っていた事もありました。
こんな感じとか。

これはこれでその時は良いと思っていました。いたんですが。プロのカメラマンさんに撮ってもらうと。

いや、構図から何からお洒落すぎる。
まぁ仕上がりを見て頂ければ分かると思いますが
僕はカメラマンと一緒に作品撮りをする事をおすすめします!

もちろん最初から知り合いがいればそれに越した事はないですが、
最初はモデルさんとの撮影を繰り返して、データを持ってSNSでお声かけをしたり。

#作品撮り   #ヘアメイク募集  などでTwitterで作品撮りをしたいカメラマンさんが募集をしている事もあるので、検索をして見るのもよいかと思います。

モデルさんとのコミニュケーションの取り方や、撮影時の立ち振る舞いなど誰かとやる事でちょっとした学びや発見があるので積極的に人を巻き込んでやることをオススメします。

僕も以前偶然作品撮りで一緒になったヘアメイクさんとは
今ではお仕事を頂いたり、髪を切らせてもらったり偶然からとてもよいご縁を頂きました。 

その時の作品。僕はヘアで参加

やはり撮影はいろんな人の価値観の中でやるのが楽しいです!!

③ロケ場所の確保

ロケ場所も非常に大切。撮影が許可されているところや管理をされている方に許可を頂いて撮影をしたりしましょう。

僕は、知り合いの衣装作家さんの劇場が取り壊しになるという事でせっかくなので思い出にみんなで撮影をしたりもしました。撮りたくてもなかなか取れない場所なので、ありがたい体験でした。

ロケ場所の雰囲気、衣装によって出来るヘアスタイルと変わってくるのでこだわってロケ場所は探してみて下さい。

ただ、許可取りや、下調べが大変な時はスタジオを借りてしまったり、スペースマーケットなどでフリースペースを安く借りるのもおすすめです!!

気を付けて欲しいのが、フリースペースは撮影スタジオではないので
引き白が取れなかったり、光量が少ない場合もあるので、全然撮れない。なんて事にならない様に
カメラマンさんが見つかった場合は相談をさせてもらいましょう。

自分だけでやる場合には、大きな窓があるスタジオ(たっぷり自然光が入る)が撮りやすいのでオススメです!

スタジオを長く抑えすぎると、お金もかさむのでお勤めのサロンが借りれたりするのであれば、近くのスタジオを抑えて
仕込みはサロンでしてから、スタジオでの撮影に向かうなど工夫をすると
お金の負担も少なく済むので続けやすくなりますよ!!

はじめに大切なのはある程度まとまった量のデータなので、気張りすぎず節約できるところは節約しながらやれるとよいですよね!!

④撮影

実際に撮影をします。
ここはまた1つ章立てをして詳しく書いていこうと思います。


⑤印刷

ポートフォリオ、ブックを作るのなら撮影したものを現像しないといけません。
もちろんPDFのデータブックだけなら問題はないのですが
せっかくなら物理的なものを作りたいですよね!

しかもせっかく剃るならコンビニや電気屋さんではなく綺麗にやってくれるところにお願いしたい。
そんな時の僕のオススメは

『写真館フォトピース』
色調の補正などはもちろん細かい調整もメールのやり取りの中で受けたいただけます。

少し青みを強くとか、肌色をが綺麗に見えるようにとか。
ただ、現像にも限界はあるので印刷前にレタッチをして写真を綺麗にしておくのが良いでしょう。


それぞれ簡単に書いてきましたが、手始めにはこんな感じ
なにはともあれ、まずはやってみる事。
やってみて、課題を見つける、方法や知識を広げる、計画する。
それを繰り返しているうちに、沢山のデータと繋がり、スキルが身についています!

ヘアメイクを仕事にせずとも撮影は楽しい!苦手意識がある方もチャレンジしてハマっていったら、いつの間にか仕事を頂いたりしてしまっている事もあります!

まだまだまだまだ、やるべき事はありますがまずはここから!!

次回は実際の撮影をしていく部分について
撮影の流れや、ヘアメイクするのに最低限必要な準備物などをご紹介できればと思います。

『文中リンク一覧』
○ポートフォリオ 用ファイル
https://cosmosonline.ocnk.net/
○スペースマーケット
https://www.spacemarket.com/
○フォトピース
https://www.fotopeace.com/

 

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