砂の惑星に捕らわれた私の後日譚~マジカルミライ2018を経て~

まず今回の本題に入る前に、前回のnoteについての感謝を少し述べさせて頂きたいです。

FF外内からの感想、リプライ、今回を契機にフォローしてくださった方…本当にありがとうございます。中には実際に直接「良かったよ」と言ってくださる方や、私があの思いを吐き出して昇華したことに対して「良かったね」って言ってくださった方もいて、本当に嬉しかったです。思った以上の反応を貰って戸惑いもありましたが、あのnoteを出して本当に良かったな、と感じていた日々でした。

↓読んでない方がいれば今回続きもの(?)なので是非(宣伝)


このようなスッキリとした気持ちになっていた私はまさかこの曲や前回のnoteに対して続編を書くとは思っていませんでした。二週間前までは、マジカルミライ2018東京公演一日目に参加するまでは。


9 月1日午前中、既にあの砂の惑星に対してのnoteを投稿した私は去年とは打って変わって晴れやかな気持ちで幕張メッセに向かいました。
と、いうのは本当ですが実は一つ今年のライブで流れて欲しい曲があり、その曲が脳みそから完全には離れていませんでした。それは去年のマジカルミライ2017のテーマソング、砂の惑星です。(結局捕らわれたままじゃねーか!?という突っ込みは置いといて。)マジカルミライでは歴代のテーマソングが演目になることは珍しくないこともあり期待半分、願望半分、という気持ちではありました。

前述の様にその思いは期待と願望で構成されていたため別段ライブの邪魔をすることも無く、すんなり(私の中では)始まったマジカルミライ2018。アンノウン・マザーグースがコンサートで流れて嬉しさと混乱のあまり呆然となりながらも公演は進行して行きます。

そして時間が経つのが恐ろしいほど早いライブもアンコール。やっぱり砂の惑星は流れなかったな。それはそうだろう。去年あんなに物議を醸したんだし、それを主催者側も把握してる訳だし。(※Omoiさんのインタビュー記事で「賛否両論」と明記がある)
今年は砂の惑星は流れないんだろうな、わかってたけどーーーそう思った時です。


アンコール一曲目、何回も聴いたあのリズミカルなあのイントロが流れてきました。何回も、何回も聴いたあのイントロ。え?なんで?だってこの曲が流れる訳が、だって、あんなに物議を醸したあの曲が、流れる訳がないあの曲が、なんで、そう思って目の前のスクリーンを見上げた時、




私達の目の前に初音ミクは現れました。去年と同じ、マジカルミライ2017の衣装を着て、あのステッキを持って。




涙が止まりませんでした。嗚咽という表現が最も適していたと思います。これがライブ中でなかったら絶対に泣き喚いていたと思います。

これで本当に砂の惑星は過去になりました。前回の記事でも書いたように私が望んでいた「砂の惑星も、それもマジカルミライだったね」って。砂の惑星はこれでようやく、本当に、過去のマジカルミライになりました。マジカルミライ2018がそうさせてくれたのです。

泣いて俯いていては駄目だな、と思い全力でペンライトを振りました。砂の惑星が今年のマジカルミライで流れて良かったな、ってコンサートの運営側の方から、周りの人から、ハチさんから、そして何より会場で歌っている初音ミクから、伝わらなくてもそう思ってもらえる様に。去年では100%楽しんで砂の惑星を「イェイ」出来なかった分、今年は全力で「イェイ」しました。ペンライトどうやって振ったらよかったのか若干わからなかったけど。
一年経った今年、私はようやく本当にマジカルミライでの砂の惑星を楽しむことが出来たのだと思います。

ただ後に知った情報で怖いと思ったことがあります。砂の惑星は大阪公演ではセットリストに組み込まれて居なかったことです。もし私は大阪公演だったらこの感動を味わうことが出来たのか?セットリストが逆で大阪公演では流れたけれども東京公演で流れなかったとしたら?そもそもライブに行くことが出来なかったら?…そうなった自分のことを考えるだけでも正直恐ろしいです。私は砂の惑星が流れたマジカルミライ2018の公演に来なければいけなかったのではないか、来るべくして来た、そう思いました。

一年経ってようやく堂々と言えます。
私は、砂の惑星が大好きです。グリーンライツ・セレナーデも大好きです。
マジカルミライ2017、楽しかったです。マジカルミライ2018も本当に楽しかったです。
どちらのイベントも、参加出来てよかったな、って心から思います。神様に私をマジカルミライ2017に、マジカルミライ2018東京公演に、連れて行ってくれてありがとうって言いたいです。

また一つ思ったことではありますが、マジカルミライでの砂の惑星を否定している人って私みたいに色々考えて、それどころか私以上に向き合って、その上で否定している人も大勢いると思うんです。それはその人なりの「答え」ですし、一つの正解だと思います。
だから私は、その人達の全力を掛けた否定の分だけ、私の全力でマジカルミライでの砂の惑星を肯定していければいいなと思っています。


まさか一年前の自分は一年後の自分がこんなに晴れやかな気持ちになっているとは思っていなかったでしょう。でも色々思ったこともあったけどある一曲に対してこんなに執着して、考えて、心にとどめていて、何か文章まで書いて皆に見て貰って、嬉しい言葉や反応を頂いて、そしてこんなハッピーエンドが用意されていて、私は本当に幸せものだと思います。

流石にこんなに長文×2を書いたのでもうnoteでは砂の惑星について書かないと思いますし、ツイッターでも長文は垂れ流さないと思います。それでも、また砂の惑星について私が述べることがあれば暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。

前回のnoteを読んでくださった方は前回の分も含めて、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

P.S.
つい先日カラオケで大画面で砂の惑星を歌いました。早口の部分が綺麗に歌えると気持ちいいしかっこいいですね。上達させたいです。

#vocanote