何も知らない?おしえます②

前回の続きです。とくに前置きもないのでやります。こういうとこで面白いこと書けたらもっと人生が豊かだったんだろうなとか思います。

4.アニマ999

イントロからいきなりびっくりした人もいるかと思いますが(そうであってくれるとうれしい)同期音源に手を出しました。ちょっとダンスミュージックっぽい感じです
Bメロから生演奏だけになってそのままちょっとメロウな感じで1サビは終わるけど、ラスサビは割と明るめというか、ちょっと希望がみえた感じの雰囲気になってます。こういう説明ってくそむずいな

去年の3月にコロナかかってずっと家いた時に作りました。なんかあの時めちゃくちゃ作業捗って半日くらいでドラムの打ち込みからリードギターの録音まで全部終わりました。あの時の集中力がいま欲しいものです

曲の雰囲気としては一昔前のシティポップとか、洋楽ポップスのエッセンスは意図せず取り込まれてると思います。もう活動してないんですけど、Sunrise In My Attache CaseとかYkiki Beatのインスパイアが大きいかなと個人的に思ってます。ぼくの音楽の影響元はほとんど邦楽ロックなので、洋楽の影響を受けた日本のバンドの影響をぼくがうけて曲にしてるみたいな感じですね。友達の友達が乃木坂の5期生にいるみたいなそんな感じです。は?

この曲の主軸になってるイントロの打ち込みのフレーズとか、最後入る女声のハミングとかは、LILI LIMITっていうバンドからかなりインスパイアを受けてしまいました。どの曲か分かったら、だいぶ寄せてしまってることに気づかれてしまうと思うのでちょっと恥ずかしいです。

とりあえずバンドとしていろいろ新しいことに挑戦した曲になってます。こんなふうに新しいジャンルとかにもどんどん挑戦していきたいなーって思ってます。なぜならぼくがとても飽き性なので


5.ミドリ(2023 ver.)

これは昨年の夏に出した「ファラーシャート」に入ってた曲の再録です。あのEPの中でもかなり評判がいい気がしてた曲で、ふつうに個人的にもお気に入りの曲です。まあいろいろあってファラーシャート出したあとにドラマーが変わってしまってってのもあったし、ライブを1回もしてなかった当時と今の対比で、なんかの曲再録してみたいなーってのはありました。

ただ再録することも出来たけど、ちょっと前とは違う感じにしたいなとおもって、ちょっと長めのイントロを足しました。かなり気に入ってます。でもイントロで1分も使ってしまったのは反省してます。

ぼくのリスナーとしての音楽の原点はRADWIMPSなんですけど、この曲はわりとラッドっぽさを出してしまったなと感じています。けっこうな確率で言われます。タッピング使ったフレーズとか、歌のメロディーとか歌詞とかも含めて結構ぽさあるしね。

自分が弾いてるパートのことをいうと、かなり忙しいです。こういう繊細な曲って勢いで突っ走ることが出来ないので、ほんとにライブだと神経使います。擦り減ります。コンクリの上でスライディングするくらい。

実は曲作ってる中でいちばん最後まで完成しなくて残っちゃうのが自分の弾くリードギターパートなんです。最悪なくても曲として成り立つから最後に後回しにしちゃうんですよね。だからギターソロとかどうしようってなってギター抱えてパソコンと向き合って、適当にいろいろ弾きながら考えるみたいなのが多いんですけど、この曲のギターソロはかなり自分のなかのギターソロランキングで上位に食いこんでます。ホリエにもめっちゃ耳に残るフレーズだねって言われた覚えがあります。たまにスタジオ練習の時とかに口ずさんでたりします。嬉しいです。デュフフって感じです

あまり自分の作る曲に「このバンドっぽいね」とか「このバンド好きでしょ?」てピンポイントで言われるのがあまりうれしくないというか、そう分かられてしまうのが悔しいなという気持ちがあるんですけど、やっぱりインプットあってのアウトプットだなと、曲を作ってこうやって音源にしてというのを始めてからつくづく感じます。
小さい頃から聴いてた音楽とか、特にぼくは中学生の時くらいから自分でアンテナはって色んなバンド漁ってたので、その時にビビッときたバンドの雰囲気って無意識に植え付けられてるんだなって思います。でもこういう自分の中に取り込んだものを、純粋に形にするんじゃなくて、うまくそれらを混ぜ合わせたりすることで、ちょっと目新しいものが産まれるじゃないかと思っていて。二番煎じになったり、そう思われるのって個人的に曲を作る身としてはいちばん屈辱なことだなと思っていて。(ゆーてこれはなんか人による気もします。○○っぽいバンドみたいな肩書きを自ら掲げて、それで話題になるバンドとかもいるし、本人がそれでいいなら別にいんじゃねと思ってる。でもやっぱりそういう売れ方は死んでもしたくないですぼくは)

そんな感じなのでこれからも自分にしか作れないようなものを作れていけたらいいななんて思ってます。

見返したけど自論ばっかべちゃくちゃしゃべってキモいね。すいません。けどこういうの雑誌のインタビューとかで好きなバンドのひとが喋ってたりすると、何度も見返しちゃうくらいには興味あるトピックなので、なんか誰かしらに興味持ってもらえたらうれしいななんて思います。

残り2曲はまた次にまわします。

ここまで見てくれてありがとうございやす
第1回出したときに次も楽しみにしてる!みたいな、駅の改札の外側(改札の中じゃなくて)に置いてあるゴミ箱くらいありがたい(もっといい例えが無限にあった気がして泣きたいですでもありがたくないですか!?)言葉を頂いたりしたので、ちょっと嬉しかったですね。残り2曲も近々がんばって書くのでよかったら見てください。聴いてください。企画にも遊びに来てください。10/17です

それではあざした

あおい

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