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さよなら銀座カラー

脱毛はとてもいい買い物だと思っている

社会人1年目のボーナスで、銀座カラーの脱毛通い放題を契約した。
振り返ればとてもいいボーナスの使い方をしたと思っている。


もうおぼろげな記憶だが、契約して1年程度は短いスパンで通い、その後は半年に1回ぐらいのペースで通っていた。効果が出るのが早かったので、割とのんびりペースで通っていたと思う。

脱毛してよかったことは、やはり圧倒的に時間の節約ができたことだと思う。日常の中でムダ毛を気にする時間をなくすことができたのは大きい。
生えてきても、産毛程度なのでまあいいか・・・というレベルだ。
1年ほどの期間、2〜3ヶ月に1度数時間を捻出するだけで、毎日が楽になるのはとても価値のある時間の使い方だと思う。


そんなわけで、脱毛はとてもいい買い物だったと満足している。
だがしかし、銀座カラーが倒産してしまった。



たぶん、予兆はあった

コロナ禍では通っていなかったが、2022年頃からぼちぼちと通い始めた。
コロナ前と比べて変わった感じる点はいくつかあった。


予約がとりにくい

圧倒的に予約が取りにくくなったと思う。予約を取ろうとしたら3〜4ヶ月後ということがザラだったため、いつまでも予約が取れないという状況だった。直前に出たキャンセルを拾うかたちでなんとか予約を取っていた。


店舗が減った
予約がとりにくいとも繋がるのだが、店舗がぐっと減った。
いつも通っていた店舗がクローズしてしまっていたのだ。
1店舗あたりの1日のお客さんの数とか回転率とか考えたらいいんだけど、よくわからないので割愛する。
そもそもの店舗が減れば、予約できる枠少なくなるからそれは予約取れないわ・・となる。なによりアクセスが不便。


お茶がなくなった
いつからかお茶がなくなった。美味しかったんだけどな。


フリーペーパーがなくなった
そういえば、行くともらえるフリーペーパーがなくなっていた。
いろいろ読み物としては内容が詰まっていたような気がするのだけど、いつの間にかなくなっていた。紙媒体の発行も編集にお金がかかるから真っ先に経費削減されたのだと思う。



ざっとこんな感じで予兆はあったなと思う。
コロナを理由にサービスを縮小することはあるが、それは表向きで経費削減が目的だったのかなと想像する。


店舗数やサービスが削られても、施術のクオリティなどは変わらなかった。
いつも関心してしまうスタッフさんの淀みない注意事項の案内も健在だった。


今回の倒産は従業員にも知らされていなかったという。
経費削減が求められる中、サービスを提供する従業員の方達の気苦労は計り知れない。あの量の多い注意事項をさらさらと読み上げるとんでもないスキルを持った従業員の皆様が安心して年を越せるように祈りたい。


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