3月 1日(火)ファイト・クラブ

1992年　マイク・タイソン、暴行事件で逮捕

ボクシング界のレジェンドの逮捕。世界のスポーツファンなら絶対に知っているチャンピオンの失態に、多くの人が悲しい気持ちになると同時に、「リアルで手を出すのはやべーだろ」と思った日でした。

そんなボクシング界にとっての悲しい１日でしたが、ボクシングほど生身をぶつからせるスポーツも少ないことでしょう。ボクシングは、相手と戦い、自分と戦う競技。そんな今日は「戦う」 をテーマに、近年の名作映画をご紹介します。

★ファイト・クラブ

FIGHT CLUB

製作年：1999年　製作国： アメリカ ／ 上映時間：139分
ジャンル： ドラマ

まるでリングに上げられて殴られたような衝撃！！現代を生きる僕たちに強いメッセージをぶつけてくれる作品！

テンポの良い作品好きに、メッセージ性の強い作品が好きな方にオススメ！HIP HOP好きにはたまらなそう。

瞬く間もないほど展開が早くて、息つく暇もないほどメッセージが強く、自分がリングの上でこの映画と戦っているような映画体験でした。早いストーリー展開、格好良いカメラワーク、憎い演出の数々にノックダウン寸前です...

気持ち良いくらいリズミカルで、メッセージもぶつけられ続けるので、HIP HOPと似てる映像作品です。

空虚な毎日を過ごしている主人公が、ある男との出会いをきっかけにファイトクラブに入会するというストーリー。ボクシングでは「Mix Up」という言葉があり、戦っているうちに対戦している者同士の能力がどんどん引き上げられていくという意味合いですが、本作の主人公も正にそれ。空虚な毎日に中指を立てるほど、どんどん男らしくなっていく。

なんとなく平和な時代に生きる僕たちを「殴ってくれる」良作だと思います。ぶつかることを恐れるな！戦う相手は自分自身なんだ！とスパルタ教育してくれます。

エンディングの楽曲、Pixiesの 「Where is My Mind?」も最高！！

アドレナリンが出まくる映画！

予告編はこちらから

なんでもない日も、特別な日になりますように。