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【SARAH代表インタビュー】 8期目始動! 新事業もスタート。 食のエコシステム構想に動き出す経緯を語る!

 こんにちは。SARAH編集部山中です。あっという間に12月になりましたね。実はSARAHにとって12月は年度始まりです。SARAHは12月から8年目を迎えます。代表の高橋から今年度に取り組みたいことをお話させていただきますね。それでは高橋社長、よろしくお願いします。

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 高橋です。今回は2022年以降、SARAHが社会とどう関わり、どうありたいかをお話しようと思います。2021年度を振り返ると、私たちの持つデータに価値があるという確証を得られた1年でした。さらに新たな株主を迎え、私たちが考えてきた構想が妄想ではなく、具体的な戦略となりました。

 2021年を簡単に振り返ると、下記のようなことが起こりました。

・グルメコミュニティアプリ「SARAH」の会員数や投稿数が2倍に拡大
・FoodDataBank(
FDB)の初年度受注が好調(弊社が持っているデータの価値が証明されつつあること)
・セブン-イレブン・ジャパン様や三井物産様など既存株主の皆様が追加出資に応じてくださったこと
・外食産業を代表するエー・ピーカンパニー様やダイヤモンドダイニング様にもご出資頂けたこと


 上記の出来事をふまえ、この1年間で取り組みたいことは大きく3つあります。まず事業の話からしたいと思います。今年度3本目の柱を目指し、新しくモバイルオーダー事業「Smart Menu(通称スマメ)」を始めます。
 モバイルオーダーは最近飲食店でも導入が進んできています。自分のスマホでQRコードやNFCを読み取ってメニューを呼び出し、そのまま注文できるものです。飲食店にとっては人員の省力化といった分かりやすいメリットがありますが、SARAHが取り組むスマメはユーザーにとって「便利に食べたいごはんに出会える」サービスとして開発しています。SARAHで投稿した内容などを解析し、ユーザーの好みに応じてそれぞれにおすすめメニューを表示します。また、スマメの注文履歴を元に、SARAHでおすすめのお店やごはんをレコメンドする。といったことが可能になります。

 あくまでも私たちのコンセプトであるよりよいご飯に出会いを作ることにブレはありません。消費者の皆様が求める飯を世の中に増やすためにFoodDataBank(FDB)があり、Smart MenuとSARAHでユーザーが美味しい料理にたどりつきやすくする。そのサイクルを大きくする事で食を通じた豊かさを増やして参ります。

 直近でやるべき事は人員が増えれば売上が増加する事が見えているFDB事業の組織強化です。FDBは収益の柱として大きな役割を担っています。よりよいご飯を生み出すためにメーカーの商品開発にはなくてはならないサービスとしてプロダクトの質を高めていきます。
こうした課題を達成するためにもセールス、CS(カスタマーサクセス)部門を中心に採用を強化していきます。私たちの基盤事業なので安定させられるようにし、更にアクセルを踏める状態に持っていきたいですね。

 FDBを強くするためにも、そしてごはんとの出会いを増やすためにも、SARAHのアプリをしっかりと磨かなくてはなりません。ユーザーの皆さまにとって楽しくて便利なサービスになるため、マーケティングも強化しつつ取り組んでいきます。
 

 私たちがやりたい全体感をおさらいしたいと思います。私たちは食のエコシステムを作るという構想を描いています。私たちSARAHのほかに、提携企業、ユーザーの皆さまと作っていくものだと考えています。ユーザーが便利になればなるほど行動データが蓄積し、商品開発もレコメンドも精度が上がります。求められている商品を世に出すことで、価値を消費者に返せていきます。検索ドリブンからレコメンドドリブンへとシフトしていくことが消費者に対してのよりよい価値提供になると考えています。

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 食のデータには大きく3つあります。外食のほか、コンビニやテイクアウトなどで購入する中食や自宅で調理する内食です。現在はそれぞれの領域でメディアが分散されておりますが、これらのデータをすべて揃えられることでよりよいごはんに出会える確率が高まります。

 例えばユーザーに中食でランチをおすすめする時、過去に何を食べたのかがとても大事な情報となります。当日の朝や前日の夜など直近の食事もわかるとより精度が高まります。もし前日居酒屋でお酒をたくさん飲んだとわかれば、ランチではスープやそばなどお薦めするとよいかもしれません。健康や環境に配慮した食生活を送っている人が簡単に求めているごはんに出会えるようにもなり、企業の商品開発や在庫管理の精度を上げる事で食品ロスの削減にもつながります。このようによりよいごはんとの出会いを増やしたいんです。

 このエコシステムにおいて、外食の分野を強化しようというのが2022年のフェーズです。株主を中心にした様々な企業との連携で実現できると思っています。

 私たちの規模のベンチャーが、この3つの事業を展開していくことは簡単ではありません。ただ、思いつきの短期的なマネタイズを目的とした事業ではなく、中長期的な構想だからやるのです。しっかりと立ち上げていくためにも採用を強化していきます。

 2022年を食のデータ、エコシステム元年にしたいです。株主を中心とした企業連携をはじめ、データを持っていらっしゃる企業と議論を積み重ねることで構想を練り上げていきます。

 ごはんを楽しんで頂くためにも、サステイナブルな社会を実現するためにも、多くの人に食べたいご飯との出会いを作っていきます。8期目のSARAHもよろしくお願いします。

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