情報リテラシー論

最近ではAI制作のフェイク動画は専門家が見てももう見破れないほどになってきていて逆に、人間の制作したフェイクのものがAIによって本物か偽物かが判断できてしまうようになっているらしい。
これだけを聞いてしまうと、SNS上でのAI生成された誤情報が増えていき、以前にも書いたように災害に関する人々の混乱を招く事態もフェイクによって増加していってしまうというデメリットなことばかり考えてしまう。しかし、逆にメリットは何があるのだろうと感じ、自分なりに考え、調べてみることにした。
私が考えたメリットの一つは、映画などのコンテンツの映像のリアリティーが上がるのではないかということ。
二つ目は教育面で、リアルなシミュレーションや体験ができるのではないかということだ。これらに関して世界でこのような何か事例がないか調べてみた。すると、いくつかの事例があったのだが私がその中でも面白いと感じたのが、『デジタル・アインシュタイン』というものだ。
これは対話方のAIデジタルヒューマンで、彼の人生と仕事の話などを本人が話しているかのような映像を作り出し、実際に対話しているような感覚で楽しくその人物について学べるというものであるらしい。こんなものがあるのならば私の歴史嫌いも少しは緩和されるのではないかと思った。もしもこの先このデジタルヒューマンがさらに普及していけば、日本の歴史で有名な人物たち、具体的には織田信長や伊藤博文などと対話型で楽しく子どもの関心を誘いながら学べるのではないかと思う。
マイナスな面がある一方で、このようなプラスな面も存在するAI生成。
この先の私たちがどのように活用して、良い面を伸ばしていくかが重要なのだと思う。

↑デジタル・アインシュタインについて今回参考にした記事

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