情報リテラシー論⑩

今回の講義で、動画を撮るというとスマホを使うのが当たり前で、最近ではそれに加えて動画を撮る画面の向きも変化しているという話があった。

確かに私自身も動画を撮ってと言われると自然とスマホを構えるが、よくよく考えてみると私が幼稚園生頃の親たちは、運動会や音楽会があるたびにビデオカメラの充電を前日から満タンにしておき、当日はそれを親たちが構えていたという印象である。そして、その撮ってもらった動画をdvdに落とし込んでテレビで見返し、家族みんなで笑い合ったりしていた。
このようなことは今の幼い子供のいる家庭ではもうないことなのだろうか。
少し寂しい気もするが、動画や写真を携帯電話で気軽に撮影可能になったことで、日常の中で感じる自分の子供の成長を記録できたり、不意なシャッターチャンスを逃さなくなったのかなと考えるといいことなのかもしれない。
ちょうど今日、私がアルバイトをしている先の定食屋でも、料理の待ち時間に、子供のお遊戯会を撮影したであろう動画を母と子で鑑賞して笑い合っていた。私の子供の頃にはこの風景はなかったなと感じ時代の流れを感じてしまった。

話は変わり、スマホの動画機能をうまく利用した私の大好きなMVがあるのでここで紹介したい。それは、
きゃりーぱみゅぱみゅ/きみのみかた
という楽曲のMVだ。これはスマホやタブレットで撮影したきゃりーぱみゅぱみゅ本人の動画や演出に使用する楽器の動画を、きゃりーぱみゅぱみゅの動きに合わせて流すというものになっている。これがテレビで紹介されていたとき、当時私は小学生だったのだがなかなか強い衝撃を受けた。
とても可愛らしく、今らしいMVなので知らない方にはぜひ一度見てみてほしい。