ごはん、鼻の整形辞めるってよ。っていう話


※この記事はアンチ整形記事ではないです

ごはんです。
初noteなのにこんなタイトルでごめんなさい。笑

タイトルのクソっぷりからは想像もつかないほどに今日はすごく素敵な1日だったので、
書き留めたくて投稿することにしました。



知ってる人も多いと思いますが
私は自分の鼻が本当に嫌いです。

自撮りも、他撮りもほぼ全て
最低限鼻だけは加工修正をしています。
(他にも加工してるんだけどね笑)


低くて、丸くて、小鼻の幅が広くて。
一時期はマスクをしないと外に出るのも億劫なほどでした。


もっとツンと尖った鼻先で、
スッと通った鼻筋で、
小鼻が狭かったら
俯かずに外を堂々と歩けるのになあ。

snowで写ってるこの顔のままでいられたら
撮影してもらう時、もっと自由に自分を表現できるのに。

と、加工アプリで鼻を縮めながら毎日苦悩してました。
ビューティープラス最高。



大袈裟に聞こえる人もいるかもしれないけど
女の子は誰しも似たような気持ちでいる人が多いと思います。

特に、被写体活動とかをしている子は尚更。

「じゃあなんでモデルしてんの!自分に自信あるからでしょ!?」
って、よくよく言われます。


そこははっきり否定しますね。

それはない。
本当に違う。





自分の容姿や生き様に100%満足してる人は
きっと、誰の評価も求めません。

だって自分で自分を受け入れられて好きでいれるんだもん
他人の評価なんてどうでもいいはずです。


その上で自由に自己表現しながら仕事してる人もいるかもしれないけど、
それはそれ。これはこれなんです。


少し壮大な言葉になっちゃうけど
自分が受け入れきれないから、誰かに受け入れて欲しくて
評価されたくて、肯定されたくて、見てもらいたくって、
写真という形を通して、わたしは自分を表現しながら生きています。



そんな私はあまりにも自分の鼻が嫌いで受け入れられなくって、
(鼻以外にも嫌いなところは外見内面問わず沢山あるんだけど)

今年の初めには初めて美容整形外科で鼻の手術の相談もしました。


総額70万〜100万ほどかかると言われ、ローンの検討さえもしていました笑


それでも自分のことが少しでも受け入れられて好きになれるなら安い金額だわ!って本気で思ったんです。


100万あったら他にできることいっぱいあるよ!と諭されたことも死ぬほど沢山あります。


それでもわたしは、100万あったらできる他のいろんな有意義なことを我慢して、捨ててでも、自分の顔を少しでも受け入れられるようにしたかったんです。ホントに。


あとはダウンタイム期間いつにするかな
社長がロケ行くタイミング狙って在宅ワーク計画か!?
折角なら整形も公表して、同じ悩みをもつ女の子たちのためにダウンタイムレポートinstagramでも開設するかな!
という段階だったのだけど、(社長ごめんなさい笑)



今日、ある方の一言で考えが一変しました。


実は今日は終日、地元の相撲巡業を楽しむ予定だったのですが
急遽母とともに、通っていた幼稚園へ行くこととなり、
大好きなお相撲さん鑑賞(!!)を午前中切り上げて幼稚園へ行ってきたのです。


園内はたくさんの同窓生が集まっていて
その中には5歳の時にわたしのクラスの担任をしてくれていた先生もいたんです。


23年ぶりに再会した先生は変わらず綺麗だったけど、
5歳だったわたしは今月でもう28歳になろうとしていて、
大人になってしまっていたし、カラコンも化粧もしているし…


絶っっっ…対に声をかけても思い出してもらえないぃ・・・
と思い、先生の元気な姿だけを確認して去ろうとしたのですが

「100%覚えてくださってるわよ」
と言う母の後押しにより、ダメもとで声をかけてみたのです。



先生は一瞬固まって、しばらく私の顔を見つめた後に


「みなみちゃん!!覚えてるよ!その可愛いお鼻、変わらないわね!」
と、まさかの最大のコンプレックスを打撃。

飯田、120のダメージ。

効果はばつぐんだ・・・!


私は思わず片手で鼻を思いっきり隠して、

「この鼻、低くて丸いまま育ってくれなかったんです。恥ずかしいからホント整形したくて…笑」
と冗談交じりに返したのですが、


先生は、鼻を隠している私の手を取って

「そんなこと言わないでよく見せて。わたしはみなみちゃんの鼻、大好きよ。」
「この可愛い鼻であなたのこと思い出せたのに。みなみちゃん、いつも真っ黒に日焼けして毎日砂場で泥だらけになってて面白かったなあ〜」
と、言ってくれたのです。



別に先生は私を励まそうと思ってそう言われたわけではなく
本当に素で思ったことを言ってくれていた思うのだけど、


それだからこそ、嬉しかった(?)とはまたちょっと違うのですが
なんだか安心したような、うまく説明できない気持ちが込み上げてきて
思わずひっそりと泣いてしまいました。




10年近くずっと自分の鼻が受け入れられなくて
何万円もする死ぬほど痛い鼻の矯正に通ったり笑
効くんだかようわからん鍼を打ちまくったり、
「保険治療の限界を試すぞオラァ!!」鈍器で自分の鼻を折ろうとぶん殴ったりしてたくらいしてた自分の胸の重い鉛が、

たった一人の一言で、すごく軽くなったような気がしたのです。




さすがにまだ自分の鼻最高!イケてる!!!フフゥヤルー!!ミンナミテー!!
とまでは思えないけど、

もう少しだけ、先生が大好きって言ってくれたこの不細工な鼻と一緒に生きてみよう。って思いました。笑



自分自身を受け入れることって、きっと自分だけで行うことは結構難しくて。

だから私はお金と整形という手段を通して、自分を受け入れて強く生きるぞ!と決意していたのですが。


自分ではない他の誰かに受け入れてもらえることで、この狂気じみた執念から解放されることを知った今。
わたしも誰かの弱さを受け入れられる人でありないなと感じました。




自撮りは加工し続けるけどネ。笑


注)
ごはんは整形を否定しているわけではなく
これはあくまで整形を決意していたわたしの気が変わったというだけのお話です
自分を受け入れる手段としての整形は最高だと思います
しなくていいじゃん!引くわ!って人もいるけど
自分の人生だし自分の体だし好きにさせろや!って言っていい気がします
もしかしたらわたしもまた、何か人生の転機が起きて整形を再考するかもしれないしね^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?