新NISAは投資対象ではないという話。
こんちは。ごごてぃです。
私なりに【新NISA】について考えてみた。
■前提条件
投資初心者への説明は省きます。
■本題
新NISAとはタイトルにある通り、投資対象ではありません。
はい、終わりです。以上!解散!
それだけ?
それだけじゃないっすよね?
何を期待したのだ?それだけだろう?
仕方ない。それでは私の考えを話そう。
引っ張っておいて申し訳ないが、大した話は特にない。
新NISAは投資対象ではなく、制度。
なので投資先とは本来切り離して考えなければならないが、新NISAにはメリットしかないと考えている人が多いのでそんなことはないという話をする。
きっと「非課税になるんだろう?メリットしかないじゃないか」とお考えだろう。
新NISAのデメリット、それは「損益通算ができないこと」だ。
損益通算とは例えば
株Aで含み益10万、
株Bで含み損20万という状況だったとしよう。
この時、株Aを利確し株Bを損切して全てのポジションが無くなったとしよう。
この場合、+10-20=-10とマイナスになる為、税金が掛からないという事だ。
トレードしているとこうやって利益と損失を相殺しながらポジションを軽くするという手を取ることがある。
これが仮に株Bのみ新NISA口座で購入していたとする。
そうすると株Bの損切り-20万に対しては損益通算対象外となり、
特定口座で買った株A+10万を利確した際に単純に+10万に対して約2万円(約2割)の税金が掛かる事になる。
このように+と-を相殺したいと思っても新NISAと特定口座で別々の投資対象に課税されてしまう可能性を考えてしまうと迷いが生じ利確タイミングが遅れる可能性すら出てくる。
そして巷では新NISAが非常に流行っており、
本来の株式投資の考え方の方が大事にも関わらず、
新NISAにばかり焦点が当たってしまっているように思う。
これを読んでいる人は賢い人が多いので、そんなことは知っていると思うだろうが、SNSなどを見ていると"一部の詳しい人"と"多くの浅い人"が混ざっているので混乱する人が出てくるのではないかと感じた。
その為、含み損抱えてる人に対して、
「個別株は損切して大人しく新NISAやれば?」的な発言を見ていると、この人は何を勘違いしているのだ?と思う事がある。
あたかも新NISAを投資対象として発言するから勘違いする人が多いのだと思う。正しくは「あなたは投資が下手だから個別株はやめて、市場平均に近い投資信託に変更した方が良い」という方が正しいと思う。
まぁ、それでも個別株をやるということは市場平均を追いかけていないのでそれはそれで方向性が違うのだが。。
以上です、読んでくれてありがとう。またきてね。
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