ただ そこにいる


見ている人が、ひとりでいるのを不安に思わないような人になりたい。


自分からひとりになっているだけのとき、そう思いたいだけかもしれないけど、「ひとりにささせてる」と誰かが思っていたら、ほんとうに消えたくなる
誰かが、なにかがみているとか、もういい


ひとりでいること、気にしたくも気にされたくもない。ただ淡々と、当たり前にひとりでいればよくて、そこに他者はいらない。でも誰かが気にかけてくれたとき、一緒にいようとしてくれたとき、それを突っぱねたくはない。もう誰のことも傷つけたくない



ただの眼になりたい。何からも気づかれることなく、その背景に溶け込んで、景色や音やにおいや風や、いろんなものと一体になりながらそれらを感じているだけの、いると思えばいるような存在未満になりたい。



誰も良心の呵責を負わないように、もっとうまく、自然とひとりになろう。もうそろそろ、おとなになるとき


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