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もう間違えないで!

昭和ど真ん中の私はラジオ大好き人間なの。いや、同世代みんなそうなわけでもなく。でも今みたいにネットもないし、当時のエンタメの基本は地上波TV、ラジオ、漫画ってとこでした。中学生の時、中間や期末は一夜漬けタイプだったので(要は普段やることやらねー系)オールナイトニッポン聞きながら試験勉強。捗るわけなし。成績も・・・推して知るべし。

さて、ここ30年くらい前からラジオで「フューチャリング」って曲紹介する人が増殖・・・。帰国子女おばさんからすると違うわっ!って日々身もだえるわけで。

そもそも邦楽でフィーチャリングが浸透したのは90年代後半かなー。

客演やカメオ的な表現を英語で言うことで”featuring~誰それ”。

Feature の発音記号はこう
/ˈfiːtʃə/
フィーチャーってカタカナを充てるのが一番近いんです。

その同時期にフィーチャリングをフューチャリングという人もこの時期多く生まれたのもリアルタイムで見ています。

私からすると

フューチャリングって
Future (未来)+ing= FUTURING


未来が現在進行形になっちゃう???そもそも存在しないし、そんな言葉。

「うちら世の中の先を見据えてるからフューチャリングしてるっす!」


っていう若者達の大群が見える。でもむしろその子たちはこの間違った言い方の正しい使い方をしてるわけですよ。そんな子たちにまだ出会ったことないので、妄想なんですけどね。

そして今回一番声を大にして言いたいのが、FMのラジオパーソナリティで完璧に英語も日本語もネイティブな子が日本語で曲紹介したり、会話でコラボだったすりるようなニュアンスを話す際も「フューチャリング」って言っちゃってること!もう「フューチャリング」が市民権を得すぎてて、今時のバイリンガルのネイティブの子も疑問に思わないってこと。なんで??なんでなん??英語だとフィーチャリングって言うやん、君たち!

「別にどっちでもええやん、おばはんよぉー」って声も聞こえるけど、そういう拘りを持つことも大事なことだと知ってもらったら嬉しいなー。だってさ、ネイティブではない日本人が英語喋る時カタカナ英語をそのまま使っちゃうでしょ?ということはさ、例えばよ。
「今夜はブギーバック」(例えが古くてごめんよ)の小沢健司feat. スチャダラパー
を「ケンジ・オザワ フューチャリング スチャダラパー」って言っちゃうでしょ?
ってなると相手が英語ネイティブの国の方だと、「Futuring????」ってなるかと。察しの良い方は「Oh! You mean Featuring!(あー、フィーチャリングね!)」ってなると思いますが。だったらいいね。その人は間違いなくいい人だよ。

この先少しでも英語でコミュニケーション取ろうと思っている人はどれが間違ったカタカナ英語で、どれが和製英語でってことを知っておくだけどもいいかも。
                             Fin.

おまけ:
Toe Shoesはトウ・シューズ。Toeはつま先、そしていつかファッションでオープン・トウのことをオープン・トゥーって表記されること散見。
オードリーの春日じゃないからね。


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