贅沢品 お客の一年を労う 売れ筋の再提案
贅沢品を薦めるには、店が明るい未来を提示しないといけません。お客を表彰するDM、年末のニュースに掛けた販促、縁起ものの手作りDMなど、早めに準備を始めましょう。
「高いから買えない、でも安いのは欲しくない」
という言葉が当てはまるのが贅沢品です。宝飾貴金属は、贅沢品。生きていくためになくても問題のない商材の代表選手です。
この種の商材は、価格を下げても、それでだけでは売れません。食品などの必需品と異なり、閉店セール8割引きでも売れ残るのが現状です。年末セールで売れた時代が懐かしくなります。
クリスマスもハロウィーンも、体験型消費が盛り上がり、プレゼント需要は減り続けています。そんな中で、売れている宝飾貴金属店は、商品を伝える中に楽しさの演出を工夫しています。贅沢品ではおなかを満たすことはできません。でも、身に着ける人の心を支え、未来に夢と希望をもたらします。昔からあって、人が夢を見る限り存続する商材ですから、夢と希望を伝えながら売っていきましょう(図表①)。
ここから先は
5,658字
/
8画像
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?