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出囃子を何にするか

キョキョラジのこの回で、芸人の出囃子について話していたので、今回のnoteで、わたしの出囃子を決めたいと思います。

で‐ばやし【出囃子】

〘名〙
① 歌舞伎所作事で、長唄連中の出唄いの時、囃子(はやし)方がともに舞台雛壇に並んで演奏すること。また、その囃子。
※御狂言楽屋本説(1858)初「所作 長唄三味線出ばやしなり」
② 寄席芸人が高座に上がる時に演奏する下座の囃子。

『精選版 日本国語大辞典』より

要するに、演者が舞台に登場する前に流れる曲のことです。
わたしは芸人でもバンドマンでもないので、出囃子もSEも、マジで必要ないです。
でも、わたしがどこかに登場する時に音楽が流れ出したらかっこいいし、そもそも面白すぎるじゃないですか。
玄関の扉を出て外に出る時とか、待ち合わせ場所にわたしがやってきた時とか、状態の良いわたしがどこかしらに現れそうな時に、音楽を流したい。
何を言っているんだと思いますよね?
わたしも思っていますよ。


出囃子、出囃子と言っておいてバンドの話をしますが、わたしは、キュウソネコカミのSEが一番かっこいいと思っています。
FEVER333の「BITE BACK」です。

マジでかっこいいし、マジでアガります。
この曲が流れた途端に客が「お!」と手拍子(手拍子?)を始めます。
そして、曲と客の感情が同時にブチ上がって、最高のタイミングでキュウソネコカミがステージに出てくるんですよ。そしてデカい音を鳴らす。
そりゃ最高ですよね。

さて、ここで問題になってくるのは、わたしの出囃子を設定したところで、出囃子のいちばんアガるところで登場することはできても、そのあとに何もできないということです。
バンドマンたちは登場したらかっこいい音楽を見せてくれるし、芸人たちは登場したらおもしろいネタを見せてくれます。
わたしにできることと言ったら、「へへへ…」と笑うことくらいです。
情けないぜ。


候補としては、3曲あります。

ドミコ 「びりびりしびれる」

バズマザーズ 「文系絶賛宿酔中」

teto 「拝啓」

どれもわたしが登場するのに相応しくないほどにかっこいい曲!特にイントロが。
こんなにわたしは刺激的な女じゃない!
ハードルを上げるだけ上げて、実際に出てくるのはずんぐりむっくりのちっちゃい女………
緩急があって逆にいい気がしてきた。
え、え、どうする?どれにする?
全部好きだからえらべないよー!

自分の中でいろいろな思い出と曲を結びつけて「この人はこの曲っぽい」というのが割とあったりするんだけどさー、
ごめんね、めっちゃ気持ち悪くて…
「これ歌ってそう(笑)」とか「これ好きそう(笑)」とか言われたときに、「何も知らねーくせに勝手に決めるな」と思ってしまうけど、それがわたしのイメージってことですよね?
そうかー、そういうことかー、それなら違いますよ!
勝手に決めるなって思いながら、わたしも他人に曲を当てはめてしまっていましたね。
自分が他人にされたら嫌なことはしたらダメだから、これからはもうしません。


また意味のわからない文章を無理やり書き上げてしまったー
結局絞り切ることはできなかったが、相応しい女になってやるぜ!
わたしが現れる時、わたしが挙げた曲のどれか脳内で流してね、わたしも流しているから
それか、あなたの中でわたしの出囃子を勝手に決めて流してね、勝手に決めんな、教えろ

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