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アマネ†ギムナジウム写真集

古屋兎丸先生の連載中作品、「アマネ†ギムナジウム」が2.5次元写真集になりました。

写真は小林裕和さん、装丁はchutteさん、フィリクス役は橋本祥平さん、ヨハン役は佐藤永典さんです。
私は人形のフィリクスとヨハンを製作・作品提供いたしました。

俳優のお2人が修道院で佇む写真の通常版、兎丸先生の描き下ろしイラストの限定版の2種類で発売されております。

マットな紙に金色と銀色の箔押しタイトルがきらきら輝く美しいデザインです。冒頭は兎丸先生の描き下ろし漫画で始まるという豪華仕様です。

アマネ†ギムナジウムとは
人形作家の宮方天音さんと、天音さんが作り出した7人の少年人形が織りなすモラトリアムストーリーです(ネタバレにならないような説明がとても難しい)
月刊モーニングツーで連載中の兎丸先生最新作品です。
1話がこちらでご覧いただけます↓
http://www.moae.jp/comic/amanegymnasium/1

兎丸先生の画業20周年個展で先生に初めてお会いしてお話させていただいた事がきっかけとなり、
人形制作がかなり体育会系だったり、下町のボロい家で汗だくで作品作りをしているという話などに興味を持っていただいて、取材協力という形で作品に関わらせていただきました。

兎丸先生の漫画は高校時代にジャケ買いし衝撃を受けたパレポリをはじめ、全ての作品を何度も読み返していたので本当に光栄の極みでした。(パレポリにいたっては表紙違いで3冊所有しています 笑)

取材内容から漫画を描いていただいただけで現実味がなく未だに信じられないのですが、
さらに今回のプロジェクトでアマネの世界が具現化し、フィリクスとヨハンに扮したお2人の姿を目の当たりにした瞬間、実は私は既に死んでいてこれは私が死後にみている都合のよい夢なのでは…?と思うくらい、嬉しいを通り越した言葉にならない感情になりました。

人形写真もたくさん掲載していただき、限定版の裏表紙にも採用していただきました。感謝の極みです…

写真集は原作とかなりリンクしていて、これから登場するシーンにも絡めた内容になっているそうです。
原作を最後まで読んだあとに眺めるとまた違った見え方をするような、何度も楽しめる作品となっております。
勿論写真集としてアマネを未読の方も楽しめます。(でも原作を是非読んで欲しい…!)

俳優さんの圧倒的な美しさは勿論のことですが、ドイツのベーベンハウゼン修道院も本当に素晴らしく美しいので合わせてご覧いただきたいです。ステンドグラスや壁、天井の模様など細部が可愛すぎて悶えました。

この天井!星がきらきら

写真集の終盤に、宮方天音役として私も写り込んでいます。探してみてください。
美少年達に見つめられて寿命が延びました。

写真家の小林さん、兎丸先生、橋本さん、佐藤さん、ヘアメイクの西村さん、他沢山のスタッフの方々のお力が集結して出来上がった渾身の一冊です。
私も微力ながらお手伝いできたこと、本当に嬉しく思います。

7/21まで池袋北口改札前に交通広告が掲示されています。

お人形写真も組み込んでいただきました…😭

また7/21に渋谷のHMVにて小林さんと兎丸先生のトークショーがあります。パネル展は開催中、入場無料ですので是非ご覧ください。

様々なジャンルのプロフェッショナルの仕事を目の当たりにして、自分ももっと気を引き締めて人生を賭けて人形作りをやっていこうと思いました。

沢山の方に手にとっていただければ幸いです。

泥方陽菜



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