買いたい馬 2023/12/17編


中山

7R

◎18ドバイブルース(4番人気)
前走は東京2000mの未勝利戦で前傾ラップを踏む厳しい流れを2番手から先行して3着。前半3F12.6-11.5-11.4と3F目で加速を踏んだことも考慮すると粘り強さが光る。
逃げ馬が手薄のメンバー構成なら前走のペース経験が活きる。大外枠でも積極的に行ききれば問題ない。
☆10ヤルダバオト(10番人気)
2走前はスローの加速ラップを大きく離れた最後方から追い込んできての0.8秒差5着。3着のコスモレオナルドが次走で勝ち上がり、僅差の4着ユイノチョウシンキは未勝利で上位争いをしていてレースレベルは高い。あまりにも消極的なポジション取りだったので積極的な運びができれば一変を期待したいところだった。
その前走はスタート直後で横の馬に寄られる不利が痛かったが、終始馬群に取り付いて走れていて進境は見られた。スクリーンヒーロー産駒らしい小回り向きの機動力を感じ、中山への舞台替わりで前進が見込める。

11R

◎13ロングラン(7番人気)
2走前のオールカマーはG1級のメンバーが集まった一戦で0.7秒差と善戦。並のOP特別レベルなら実績上位。
前走のアンドロメダSは直線で内を突いて追い込んできたが前が詰まるところもあって窮屈な競馬になった。一転して大外枠なら末脚爆発に期待できる。この舞台では3勝クラスを突破した実績があり、昨年の同レースはスローペースに泣いた形。ショウナンマグマとバジオウが外枠に入って展開も流れそう。

阪神

9R

◎6タカラマドンナ(3番人気)
前走は4頭雁行のハイペースを外3から先行し、4角で早めに先頭に立つタフな競馬をしての0.6秒差4着。ともに逃げた3頭が下から数えて14~16着であることを踏まえても相当強い内容である。
小頭数で逃げ馬に同型が揃っていない今回は大チャンス。引き続き積極的な競馬ができれば。

中京

11R

◎12クインズメリッサ(10番人気)
1400mに延長して臨んだ霜月Sはスタートで躓いただけでなく、横の馬にぶつけられて後方2番手からの競馬に。内枠で砂を被るのを嫌がって前に進んでいかず、3角では大外に持ち出していた。直線もそのまま外10頭分を回して追い込んできていてかなりロスの大きい競馬だった。
近走は溜める競馬にシフトしていて前走ではその効果が見られた。ジレトール、ロードエクレール、メイショウチタンなど逃げ馬が揃うメンバー構成なら差し、追込勢に展開が向く。砂を被らないように調整しやすい外枠に入ったのも良い。一変に期待したい。

朝日杯FS

◎5タガノエルピーダ(5番人気)
時計がかかるコンディションでどうかは未知数も新馬の内容は最高。
レースの走破時計1:34.3は今年行われた京都1600内回りの2歳戦で2位タイの好時計。しかもレース後半の上がり4Fは45.5、3Fは33.7と超優秀。
自身は好スタートからスンナリ3番手に取り付き、直線では止まらない逃げ馬をゴール前で捉えて3/4馬身差突き放すレースセンスの高さを見せた。しかも直線で外に持ち出すまでは若干詰まり気味でさらに時計を詰める余地があったのも恐ろしい。
G1で一気のメンバー強化にはなるが、5番枠ならどんな競馬でもやりやすい。1週待って状態も良化している。
☆14ジューンテイク(14番人気)
前走のこうやまき賞は中京で4角外3から素質馬レガーロデルシエロをねじ伏せた。同じようなペース構成の前日2勝クラスが1:33.8の決着であることを踏まえると走破時計1:34.0もかなり優秀。
タフな流れになればなるほどスタミナが活きそうで時計がかかるコンディションに変容しつつある今の阪神は向く。

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