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2024/5/17:気づいたら夢みた場所に立っていた

昨日は仕事で大きめの打ち合わせを無事に終えて、ほっとしながら帰路についた。そのときにふと、過去の自分がなりたかった職業についていることに気づいた。今月から社内でのジョブチェンジがあって仕事内容が変わったのだが、それが15年ぐらい前に望んだものだったのだ。すっかり忘れていた。

新卒から何十年と裏方の事務仕事をし、人のサポートばかりしていた。それが向いているし、そこにしか役割がないと思い込んでいた。そんな私が、自分の意見を前面に出す必要のある職種に転向したのだ。意識的な転職ではなく、社内のジョブチェンジだったことと、人が足りていなかった状況で成りゆきでたどりついたような感じもしていたので、夢だったことを思い出すのに時間がかかった。

やってみたかったのはマーケッター。私に向いてそうだし専門職でかっこいいなと思ったのをおぼえている。調べてみるとマーケティングを仕事にするには、いろんな知識や経験が必要なようだった。夢見た当時は専業主婦で出産を機に会社をやめていたこともあり、今いる場所からは程遠い場所に思えた。どうやったらそこに辿り着けるのか、どうやったら夢が叶うのかは全くわからなかった。こんな仕事ができたら楽しいだろうなあ!と思っただけで終わった。

あれから15年。紆余曲折を経て、それを目指したことさえ忘れた頃に夢が叶った。「マーケッター」という職種についたわけではなく、今の仕事で「マーケティング」が必要になったという経緯だったので気づくのが遅れたのだが、やっていることは実質マーケッターなのだった。

今回のパターンで興味深いのは、私はマーケティングの仕事をしたかったけど、それを目指して行動はしなかった、という点だ。何をやったらいいかわからなかったので具体的な行動に結びつかなかったのがかえって功を奏したと思う。マーケッターを目指してセミナーとか受けなくてよかった。もしそこから入っていたら、難しく感じてしまって、自分には無理だと抵抗していたように思う。楽しいなと思える仕事を続けていたら、自然な流れでその場所に辿り着けた。15年はちょっと時間がかかりすぎな気もするけど、本来望みとは、こうやって叶っていくものなのだと思う。

宇宙の法則の観点で考えると、自分の望みを知ったことがとっても大切だった。自分がマーケティングに興味がある、と知った後は、物事にマーケティングの側面をみたら関心を注いでいたし、経済のニュースや成功事例なども興味深く見聞きしていた。そうやってマーケティングにフォーカスがあたり、関心が続き、波動の転換がどこかのタイミングで起こったのだと思う。

望んでから15年も時間がかかったのは、感情が薄かったからだろう。今回の件は、1年前に行ったプレゼンで感情が大きく動いたのがきっかけだ。そこからの流れで今に至っているから、感情が大きく動いてからは1年で叶っている。実際には半年前には打診を受けていたのだが、私ができないかもしれない、とためらっていた。この抵抗がなければ、感情が動いてから実質半年で叶っている。

抵抗したにも関わらず、周りの後押しがしっかりとあり、夢が叶った場所に立てた。これがウェルビーイングの流れだ。本当にいい方向への濁流であることを実感する。それに気づかず抵抗していた半年は、本当にきつかった。流れを受け入れた今は、リラックスしてゆったりしている。もうどうにでもなれ、と流れに委ねた結果の今だ。







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