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CHC コレアの現実味【続編】

皆さんこんにちは。CHC担当Masatoです。
2021年もあと1週間ほどで終わり、MLBもロックアウトに突入してから3週間ほど経ちましたが、一向に解除が見えてこず、正直つまらない日々が続きますね..

そんなこんなで今回は、ロックアウト突入直後に記事にしたコチラを覚えていますでしょうか?

そう。今年HOUからFAとなったカルロス・コレア内野手が、CHC入りする可能性はあるのかという記事です。
この記事に関して、この記事を投稿した以降も、コレアに関する報道がなされていたので、その報道も追っていきながら、改めて、コレアのCHC入りはあり得るのかを考えていきます。


◼️  カブスがコレア獲得に真剣

日本時間12月23日、以下の記事が投稿されました。

タイトル: 『情報筋 カブスはカルロス・コレアに重大な関心を持っているが、契約期間10年は望んでいない。』

主なコンテンツ
・複数の関係者によると、CHCとコレアとの間には、依然として相互の関心がある。

・コレアは、コーリー・シーガーがロックアウト前にTEXと結んだ3億2500万ドルの契約と同様の10年契約を求めているはず。

・CHCはコレアを獲得するには長期的なコミットメントが必要だと理解していて、彼に真剣に関心を持っているが、10年という長さは避けたい。

・CHCはコレアと契約できる資金を持っている。ただし、躊躇しているのは契約の長さについてだけで、AAVではない。

・腰の病気をわずらっているため、コレアへの有利な投資を懸念するチームもあるが、それでも年間3000万ドルを超える長期契約を提示できる資金力を持つ一握りのクラブからは、真剣に関心を持たれているだろう。

・DETはコレアに10年2億7500万ドルの契約を提示したが、その前にピボットして元CHCのSS ハビアー・バイエズと6年1億4000万ドルの契約を結んだ。

と、CHCがコレア獲得に対して真剣に向き合っていることがわかりました。ここからわかるのは、CHCは決して資金力の面で困っているわけではなく、コレアが要求している10年という"契約年数"に難色を示していることがわかります。


◼️ なぜここまでCHCがコレア獲得に熱心?

今年7月のTDL(トレードデッドライン)で、CHCは絶対的SSとして活躍していたハビアー・バイエズ(現DET)をNYMにトレード放出しました。そしてバイエズが抜けた今、CHCのSSの筆頭候補として名が挙がっているのが、24歳の若き内野手ニコ・ホーナーです。ホーナーがいるなら別にSS取らなくていいじゃんと思ったそこのあなた。実はこれこそがコレアを狙うある意味理由の一つでもあるんです。ホーナーは全力プレーが魅力的なのですが、その代償として極度の怪我体質を持っており、離脱をすることが多く、1年通してSSを守らせるのはまず厳しい。これはファンのみならず、もはやフロントですら承知しているかもしれません。そこで他のSS候補は誰かいないのかという話ですが、現状の他のSS候補はDETからクレームしたセルジオ・アルカンタラで、彼は打撃、守備共に荒削りな部分が多く、レギュラーとしてはちょっと厳しいものがあり、SS補強が急務となっていました。(バイエズ呼び戻したらよかったじゃんという意見はまああるんですけどね..)
さらに、FA市場にはCOLのトレバー・ストーリーや、MINのアンドレルトン・シモンズ、LAAのホセ・イグレシアスらがいますが、ストーリーはコレアよりも比較的安価で済みそうな選手であることから、同じくSS補強を目論みコレア獲得を断念しそうな他球団が狙う可能性が高い。シモンズやイグレシアスはNYYのような有望なSSプロスペクトが控えてて、その選手たちが出てくるまでの繋ぎ役の意味合いで獲得する球団があることがあり得る。
そんなこんなでCHCは、今年のFA市場の中でも目玉の一人であるコレアに目をつけたんだと思います。(あくまでも私の一考察ですけどね。)
どんな選手がFAでいるか(もう既に契約が決まっている選手もいますが)は以下のサイトでぜひご覧になってください。


◼️  CHCが7年契約で説得の意向

タイトル:『カブスはカルロス・コレアに7年契約を "説得 "すると報道された。』

主なコンテンツ

・HOUは5年1億6000万ドル(AAV $32M)、DETが10年2億7500万ドル(AAV $27.5M)の契約を提示した。そして、NYMのフランシスコ・リンドーア(10年で$34M AAV)とTEXのコーリー・シーガー(10年$32.5M AAV)が、10年間の平均年俸を高くして、コレアもこの2人相応の契約を求めている。

・CHCがコレアを7年契約で説得しようとする場合、$ 238M($ 34M/AAV)は必要になってくるだろう。

・LAAのアンソニー・レンドーンとの契約は、7年$245M($35M/AAV)だった。

・ユニバーサルDHの導入が目前に迫っていることで、カブスのようなNL球団がコレアのような波瀾万丈の怪我歴を持つポジションプレーヤーにコミットメントすることができるだろう。

・コレア獲得の資金は十分ある。契約はおそらく3年後または4年後または両方オプトアウト付きなどの複数の契約の可能性がある。

・CHCとコレアはお互いに興味を示しており、ロックアウト後に再び盛り上がるだろう。


この記事からも、CHCサイドはコレア獲得に真剣で、ロックアウトが解除されたら速攻でアプローチを仕掛ける準備ができてそうな雰囲気がひしひしと伝わってきます。とにかく、LAD→TEXのコーリー・シーガー、NYMのフランシスコ・リンドーアの10年契約がコレアの要求を引き上げた一要因であることは確かでしょう。
しかしカブスは10年契約はいろいろリスクがあるのではと察していて、意地でも10年は提示せず、7年契約でコンセンサスできるよう説得をする模様。

予想契約内容を簡単にまとめると、

・契約期間7年
・$ 238M($ 34M/AAV)※ライン
・3年後, 4年後または両方かオプトアウト付き。
etc.

バイエズにCHC時代のことを聞く、CHCファンの歌うGloria in excelsis Deoに反応するなど、シカゴにかなり興味を示していそうなコレア。両者でどんな結末が生まれるのか注目です。


◼️ コレア獲得の個人的な考え

コレアがCHC入りの可能性があることについての1ファンとしての個人的な意見

とにかく、ニコ・ホーナーが1年通してレギュラーSSを守るという状態は避けたい。CHCのSSプロスペクトの中で1番の有望株と言われる球団3位のクリスティアン・ヘルナンデスがメジャーに出てくるまでは少なくともいてほしい。3年後か4年後あたりになれば彼も出てくるのではないかとの予想から、その辺りには3Bを守ってくれないかという切な願い。(肩も強いので)
現SDのマニー・マチャドがポジション転向をしていたように、SSのポジションに拘っていそうなコレアがそのような状況になった時に納得してくれるのか。このようなところが概ねクリアできそうなら是非ともCHCにきてシカゴを盛り上げてほしいという思いが強いです。


◼️ おわりに

今回は、前回に続き、コレアのCHC入りの現実味について続編を書きました。MLBは現在ロックアウト3週目に入っていて、いつ解除されるか不透明な状況なので、本記事はあくまでも推察記事として書いています。予めご了承ください。しかし、色々な報道から、CHCがコレア獲得に真剣なのはよく分かりました。あとはとにかく"契約年数"の面なんだろうなと思います。ロックアウト解除後、CHCとコレアサイドで折り合いがつき、コレアCHCが誕生するのか。今後の続報からも一向に目が離せません。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでくれた方は、差し支えなければこの記事に❤️マークをつけていただけると今後の記事投稿の活力にもなるかなと思いますし、個人的にすごく嬉しいのでぜひお願いします!


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Masato

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