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【CHC】Welcome to Chicago Dansby !

※ サムネイルは、Fox Sports MLB より拝借。
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あああああ Swanson CHC きたああああああMasatoのTwitterのFFのtomtomwealthさん、Jagobさんのメンションによってあわてて飛び起きた第一投稿です。


はい。そんなところで、本日! CHCがFAのSS Dansby Swansonと契約に関して最終合意したとのニュースがESPNのJeff PassanがBREAKINGで報じました。

CHCは今オフ、トップレベルのSSを獲得のメインターゲットの1つとして掲げており、CHCが獲得を目指していたCarlos Correa (SFと13年$350MM)、Xander Bogearts (SDと11年$280MM)、Trea Turner (PHIと11年300MM)で続々と他球団と超大型(実質終身)契約が成立する中、今年のFAのビッグSS市場で最後に残ったSwansonをCHCが何とか手中に収めることに成功しました。

◼️ 契約内容

契約期間 : 7年
サラリー : $177MM
     AAV $25.8MM 

フルノートレード条項付き

はい。久々の大型契約となりました。7年$177MMという$100MM以上の契約となったのは、CHC史上5件目で、Jason Heywardにつぐ高額契約で、AAVで見ても、Jon Lesterに次ぐ高額年俸での契約です。

率直に感じた感想としては、ちょっと高くない? しかもノートレードでしょ? 今年29で契約満了は36とかだからそこまではなんとかなりそうっちゃなりそうな気もしないでもないが、Swansonが仮に衰えてきてSSで戦っていくの難しいってなった時に心配だなって感じました。

MLB Trade Rumorsの予想では7年$154MM規模、ATL側が6年$100MMのオファーで引き留めオファーをしていたとのことで、これを考えれば、さすがにオーバーペイしすぎのような気もしないでもないかな。

ただ、これをみると、CHCとしては本気でSS欲していたんだろうなという強い熱量を感じました。(だったらCorreaにもオファーしとけよって話ですが。)

◼️ Swansonの強み

Swansonの何よりもの長所はまずタフネスであるということ。
レギュラーとして定着し始めた2017年ごろから、2022年まで789試合に出場。年平均で131.5試合、短縮シーズンとなった2020年を除けば145.8試合に出場、2020年は60試合、2021年は160試合、2022年は162試合とフルで出場できていることからもその体の強さが伺えます。
そのことから、1年を通して、SSのポジションとして計算できる点は、CHCにとってはかなりの強みです。

そして、Swansonのもう一つの長所は堅守です。
2016年からの通算DRS+16。22年は+9でNico Hoernerらに次ぐプラス成績。OAAはSSダントツ(メジャーでもトップ)の+20で自身初のゴールドグラブ賞を受賞しました。

広いレンジとスプリントを武器としたアクティブかつソリッドなディフェンスが光り、ディフェンスでの貢献度はかなり期待できます。

Swansonの評価が有識者間で割れるのはやはりバッティングでしょうか。
今季の成績は、162試合で打率.277(640-177)/25本塁打/96打点/18盗塁/OPS.776 (OBP.329, SLG.447)という成績。
この成績だけ見れば、まあいいじゃんと思うかもしれませんが、打てる時はとことん固め打ちする、打てない時はからっきし。というように好不調の波が非常に激しいです。

守備走塁はもう何もいうことはありません。
打撃でどれくらいのプラスを生み出せるか。
これがCHCと契約した7年契約の評価を左右するでしょう。

あとはやっぱり彼の魅力はリーダーシップがあること。
2015年のドラフト全体1位指名と大学時代から注目されていた選手。22年にFreemanが抜けてからは、ATLの中心選手として常にリーダーシップを張っていました。ここは是非若いプロスペクトたちの多いリビルド球団でも是非発揮してほしいなと期待します。


◼️ 起用構想

Swansonをどこで起用するつもりなのかに関してですが、まあ今季SSのレギュラーとして起用していたNico Hoernerを2BにコンバートさせてまでSSを獲得すると言ってたのですから、まあSSでフル活用するでしょうね。NicoとSwansonの二遊間はロマンありますね。

打順としてはどうでしょうか。私個人の勝手なイメージだと結構2番辺りを打っていたイメージがあるので、CHCでもそのように2番SS Swansonというのは考えられるかもしれません。あとは9番に据えてみるとか。少なくともクリーンアップはWisdomやHapp、鈴木誠也選手らがいるので考えにくいかなと。(むしろSwansonがクリーンアップ打ってたらなかなかヤバくねって感じですが。)

まあその辺り、今後のCHCの補強次第で変わってくるとは思っていますが、大胆な予想はそんな感じです。


◼️Tips

Swansonは、かねてよりお付き合いをしていたMallory Pughと12月10日に結婚しました。

Mallory Pughは米国女子プロサッカー選手で、National Women's Soccer League (NWSL) のシカゴ・レッドスターズでプレーしています。

今回、SwansonがCHC加入が内定したことで、夫婦揃ってシカゴを本拠地とする選手となりました。

これで夫婦仲良くシカゴで暮らせますね☺️
1番平和な結末なのではないでしょうか。


◼️ 最後に

CHCは、かねてからのターゲットであったトップレベルのSSを獲得することができました。

昨今のFA市場のインフレ化によって、Swansonもかなり値段が張ってしまうのではないかなと思っていたところ、7年$177MMということで、やっぱり少し高いなと感じてしまいました。ただ複数球団が獲得に興味を示していた中で、CHCを選んでくれたのは紛れもなく、CHCフロントが最大限の誠意を見せた結果なのではないでしょうか。

Swansonがここから7年間でどのような活躍を見せてくれるのは知る由もありませんが、獲得できて本当に良かったと思える日が来ることを楽しみにしています。早くシーズン開幕しろー

これでCHCの今季ペイロールは$181MMといいペイロールになってきました。23年の贅沢税の閾値が$233MMですので、あと$52MMは最低でも使えます。

ここから私が補強して欲しいポジションはContrerasの抜けた捕手のポジション、Taillonは獲得したけどまだまだデプスの薄い先発投手、来年1Bを守るであろうプロスペクトのMatt Mervisをバックアップしてほしいので1Bのベテランこの辺りですかね。

なので魅力的なパッケージとしてはTrey Mancini、Nathan Eovaldi (QO)あたりを狙ってみて欲しい。キャッチャーは多分ディフェンシブなタイプにアタックするのかな。

そんなところでまだまだ続くストーブリーグを存分に楽しみたいと思います。

Swansonのユニフォームも、昨今のレート具合を見ながら発注しようかなって思ってます。

Swansonに関するカブスラジオも放送予定です。

それでは。ありがとうございました。

〜 Masato 〜

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