【CHC】Cristian Hernandezの2022年
✴︎ サムネイルは、Jordan Bastian氏のツイートより引用しておりますが、商用的意図は一切ございません。
先日のPCAに関する記事で味を占めてしまい、またしてもプロスペクトに関するnoteです。
日本時間8月24日、CHC傘下ルーキーリーグがレギュラーシーズンの全日程を終了しました。
ルーキーリーグの各チーム成績
そんなとこで、CHCの未来の希望ことクリスティアン・ヘルナンデス (Cristian Hernandez) 君の今シーズンはどうだったのか気になりますよね?
そこで、今回はクリヘルくんの今シーズンを振り返っていきましょう。
クリヘルくんは、今シーズン、昨シーズンまで所属していたDSL (Dominican Summer League)を卒業し、ACL (Arizona Complex League)で開幕を迎えました。
◼️ 打撃成績
以上が主な今シーズンのACLでマークしたスタッツです。これを見ると、正直『なんとも言えねーな』と思うのが正直なところです。
ツボに入ったときのパワーは目を光らせるものがありましたが、やはりまだまだグラウンダー系の打球が多いなというふうに感じました。
あとは、やはり今年はかなりブンブン丸だったなというふうに感じました。昨年のDSLでは、K/9=20.4%と高いは高かったのですが、BB%=15.7としっかりとボールも選べていました。
しかし、今シーズンのACLではレベルも少し上がった関係か、かなりゾーン管理に苦戦しており、K/9=30.3とまさかの30%超。BB/9=7.4とボールも選べていませんでした。その差は歴然です。
あと、今年打った短打がかなり内野安打が多かった印象です。(特に三遊間ゴロ)
◼️ 守備成績
クリヘルくんは、守備機会はほぼ本職のSSでしたが、DHでの出場が2試合、2Bでの出場が5試合ありました。
セカンドの守備は、今年に入ってプロで初めて守るポジションで、どうなるかなとは思っていたのですが、かなりソリッドにこなしていました。ここは流石のタレントです。
本職のSSではどうか。SSで生き残っていくためのアームの強さ、レンジの広さ、アジリティは文句ありませんが、やはりまだまだ粗があったなという印象です。特に、スローイングエラーが昨年から見てても目立っていて、ここが良くなってくると尚良きです。
◼️ 来シーズン以降の展望
CHCファンがこぞって期待するクリヘルくん。来シーズン以降はどうなっていくでしょうか?
今年、ACLで結果を残し、シーズン途中でLow-Aに昇格したモイゼス・バレステロス (Moises Ballesteros) のようなケースもあり、当然、ポジションの関係などチーム事情もあったりするので、なんとも言えないところはありますが、来シーズンに関しては、『ACLで引き続き経験を積ませる。それでかなり良い成績ならシーズン途中でのA昇格』とかにはなりそうかなと思っています。
個人的には、クリヘルはこんな成績で纏まるような選手ではなく、もっと結果を残せるはずだと思っています。
来シーズンも、もっと経験を積み、さらに上のクラスで観れる日を楽しみに待ちたいと思います。
今シーズンはお疲れ様でした。
次に彼を見れるのは、オフトレか来春のスプリングトレーニングかな。
〜Masato〜
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