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【CHC】頑張れ未来の主力選手たち!シカゴ・カブス有望株ランキング 2022 (21〜30位)

皆さんこんにちは。CHC担当Masatoです。
複数回にわたってお届けしているCHCのプロスペクトランキング。今回はMLB Pipelineの21位〜30位のプロスペクトを紹介します。
1〜20位までのプロスペクトランキングはこちら👇

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21位 クリスチャン・フランクリン (OF)

フランクリン 2021年シーズンの成績 (MiLB.com参照)

A級 マートルビーチ・ペリカンズ【ETA: 2024】
2021年ドラフト4巡目(全体123位)で契約金$425Kで契約した外野手。180cm・88kgと比較的小柄ながらもコンパクトなスイングでハードヒットを飛ばすパンチ力と、身体能力の高さが武器。K%=20.4と三振がやや多い点は気になるが、大学時代に26盗塁を記録した快速も持ち合わせる。守備は持ち前の快速を生かしたレンジの広さは◯、肩も強く、外野3コーナー適性はあるが、LF/RFだとより真価を発揮できそう。

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22位 グレッグ・ダイクマン (OF)

ダイクマン 2021年シーズンの成績 (MiLB.com参照)

MLB シカゴ・カブス所属
昨年7月のアンドリュー・チェイフィンとのトレードで、OAKから加入した外野手。自慢のパワーを活かした打撃と強肩を兼ね備える。
トレード加入後もAAAに配属され、8月6日にジェイソン・ヘイワードのIL入りに伴って、メジャーに昇格し、同日のCWS戦に「5番 RF」でスタメン出場でメジャーデビューを果たし、4回には、ランス・リンの速球をライトに弾き返し、嬉しいメジャー初ヒットを打つなどブレイクの兆しを見せました。しかし、メジャーの洗礼を受け、14G/BA.133K%=45.2と結果を残すことができず、AAAに降格。AAAでも34G/.227/3HR/OPS.701とCHC加入後は打撃でかなり苦戦していた印象。
今年で27の年になり、プロスペクトとは言い難い年齢になる。是非今季はメジャー定着を目指してほしい。

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23位 チェイス・ストランプフ (INF)

ストランプフ 2021年シーズンの成績
MiLB.com参照)

AA級 テネシー・スモーキーズ所属【ETA: 2023】
2019年ドラフト2巡目(全体64位)で指名され、契約金$1.05Mで契約したUCLA出身の内野手。同胞のニコ・ホーナーのようなタイプで、コンパクトなスイングから鋭いラインドライブを飛ばすアレイヒッター。今季はA+でシーズンをスタートさせ、16G/BA.309の好成績をマークし、AAに昇格。AAでは62G/BA.211と落ち込んだものの、7本塁打を放つなどパワフルな打撃を見せていました。しかし、K%=25.5と三振が多く、アプローチを修正すれば年間20本塁打級を打てるポテンシャルあり。
守備はレンジは普通、肩はそこまで強肩ではないので、UTという感じだが、特に外野で使うのは適性△といったところ。いずれにせよ、今季はAAA昇格を目指してほしい。2023年にはデビューできるように。

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24位 コール・ロードラー (OF)

ロードラー 2021年シーズンの成績(MiLB.com参照)


A+級 サウスベンド・カブス所属【ETA: 2023】
2018年ドラフト2巡目(全体77位)指名で、オーバースロットの契約金$1.2Mで入団した走攻守にハイレベルな外野手。21年は20G/BA.229/OPS.645をマークしていたが、7月にトミージョン手術を行い、そのままシーズンアウト。早くても今年の7月に実践復帰ができるかといったところになってしまった。

シャープなスイングから優れたた打球を飛ばし、極度に苦手としているブレーキングボールへの対応と、強いプル意識のアプローチを修正できれば、好打者になれるハイポテンシャルを秘める。足は19年に16盗塁をマークするなど快速だが、肩は平均よりちょい下くらい。とにかくまずは焦らずしっかりと肘を治して頑張ってほしい。

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25位 クリス・クラーク (RHP)

クラーク 2021年シーズンの成績(MiLB.com参照)


A+級 サウスベンド・カブス所属【ETA: 2023】
2019年ドラフト4巡目(全体132位)で指名され、$426Kで契約した先発右腕。90マイル前後のシンカーと鋭く曲がるカーブ、チェンジアップのコンビネーションで、GB%=49.7とゴロアウトメークに長ける。抜群のコマンドを武器とし、通算BB/9=1.30K/BB=4.35という安定ぶり。今季は11Gに投げて6敗で1勝も挙げられてないが、チーム状況がチーム状況なのでまあ仕方ない。しかし、OBAが.286と痛打されるケースも多く、WHIPも1.45と高め。しかし、ゲームメイクの能力には長けているので、今季はAA昇格に期待したい。あわよくばAAAで。

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26位 ジョーダン・ヌウォグ (OF)

ヌウォグ 2021年シーズンの成績(MiLB.com参照)

A級 マートルビーチ・ペリカンズ所属【ETA: 2023】
2020年ドラフト3巡目(全体88位)で指名され、契約金$678.6Kで契約したフィジカルモンスター外野手。学生時代にアメフトもプレーしていた高い身体能力を持っていて、190cm・104kgの巨体から繰り出す圧倒的なパワーが武器。しかし、K%=28.2、BB/K=0.40などとなかなかアプローチが悪く、特に変化球対応が✖︎でここを克服できていかないと、なかなか上のレベルで結果を残していくのは厳しい。スピードは21年16盗塁を決めるなど平均以上のスプリントを持っている。守備は、時々ビッグプレーを見せる時があったが、あまり上手くスプリントを活かすことができてない印象。両翼が無難か。
今季はA+、AAくらいまで入っててほしい。

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27位 パブロ・アリエンド (C)

アリエンド 2021年シーズンの成績(MiLB.com参照)


A+級 サウスベンド・カブス所属【ETA: 2024】
2018年のインターナショナルFAで契約金$200Kで契約したベネズエラ出身の捕手プロスペクト。パンチ力のある打撃と高い身体能力が武器で、本職は捕手だが、Aでは3BやSSを守った経験もあるほど。21年はA・A+で79G/BA.223/5HR/OPS.641をマーク。K%=26.6、BB/K=0.26と彼もまた三振が多いバッターで、強いプル意識があるのでこのアプローチを改善できればもっと打撃でも結果を残せるんじゃないかなって思います。捕手能力としてはアームも強く、クレバーでアジリティも◯なので、経験をどんどん積めば、非常にハイクオリティな捕手になれそうです。今季もA+でのスタートが濃厚ですが、AAに昇格できるといいね。

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28位 ライリー・トンプソン (RHP)

トンプソン 2021年シーズンの成績(MiLB.com参照)

A級 マートルビーチ・ペリカンズ所属【ETA: 2022】2018年ドラフト11巡目(全体338位)指名の大卒右腕。21年のルール5ドラフトの対象選手だったが、指名されることはなく残留。とにかく彼は学生時代とプロと怪我に悩まされている。ここ数年肩の故障にも悩まされていて、直近で投げたのが2019年のAでのピッチングまで遡る。
今年で26の年になる今季、年齢的にもプロスペクトとは言い難い。そういった中で、未だAAにすら昇格できず、A- とA+を彷徨ってる状況は、立場的にかなり厳しい。怪我が完治していないのであればしっかりと治して復活を目指してほしい。

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29位 ネルソン・ベラスケス (OF)

ベラスケス 2021年シーズンの成績(MiLB.com参照)

AA級 テネシー・スモーキーズ所属【ETA: 2022】
2017年ドラフト5巡目(全体165位)で指名され、契約金は$400Kで契約した類い稀なるパワーとスプリントが武器の外野手。21年はA+・AAで103G/BA.270/20HR/OPS.829をマーク。BB%=7.1/ K%=29.6BB/K=0.29と若干アプローチが粗めですが、オフのアリゾナフォールリーグでは主に4番打者としてメサ・ソーラーソックスを優勝に導き、26試合でBA.366/9HR/OPS 1.191と圧巻の数字をマークし、リーグMVPを受賞。本塁打数とOPSの1.191は全体トップの成績でした。さらに彼は今年のルール5ドラフトの対象にもなっていましたが、流出を防ぐために40人枠に追加されました。(まあ突然ですわね。)
そんなこんなで彼はもう今季はメジャーデビューもあり得るかもしれません。それくらいの逸材です。ちなみに、守備もとにかく肩がめちゃくちゃ強いです。
個人的に超注目のプロスペクトの1人ですし、この子は是非皆さんにも知ってもらいたい。

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30位 アルフォンソ・リバス (1B)

リバス 2021年シーズンの成績(MLB.com参照)


MLB シカゴ・カブス所属
2020年1月にトニー・ケンプとのトレードで獲得した優れたヒッティングツールが光るミドルヒッターの一塁手。21年はAAAで58G/BA.284/4HR/OPS.816と好成績をマークし、8月にメジャーに昇格し、メジャーデビューも果たしました。しかし、9月に右中指腱の損傷が見つかり、そのままシーズンアウト。結局メジャーでは18Gのみの出場にとどまりました。5本塁打・3.6 Barrel%とライナーの打球が多く、若干パワーレスな部分があるのかなと思いますが、コンタクトスキルやアプローチは絶品なので、その強みを活かして今季こそは1年通してメジャーで活躍してほしい。

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◼️ 30位外のプロスペクトに関して

突然この30人の中にランクインしなくても、非常にタレント豊かなプロスペクトは沢山います。その選手たちを少しでも多く知ってもらいたいと、サブアカウントを作成しております。なので、note記事にはせず、こちらのアカウントで今回のnoteで紹介しきれなかった選手を紹介していこうと思います! 是非皆さんフォローお願いします!

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◼️ サムネイル画像引用



Masato

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