現地時間3月30日に開幕したMLBの2023年シーズンも早いもので7月に突入し、All-Star Gameの時期となってきました。
カブスも、(note投稿時点) 84試合を消化し、39勝45敗の借金6でナ・リーグ中地区4位に沈んでいます。
そんな山あり谷ありのカブスさんの前半戦を振り返っていきましょう。
今回のこの振り返りは、同企画2人目の担当者として、(私なんかよりもはるかに精力的に) 執筆活動をしていただいているイサシキさんとの共著になります。(ご本人とも認識合わせ済)
▪️ 前半戦総括
★ 全体総括
★ 投手陣総括
★ 野手陣総括
※ ホズマーは5月25日にカブスからリリース。
▪️ 前半戦チームMVP
★ 投手
※ ツイート動画を引用しようかと思いましたが、公式アカウントでツイートされているものが見当たらなかったのと、無断転載コンテンツが多かったため、こちらには引用致しません。悪しからずご容赦ください。
★ 野手
▪️ 後半展望(含むTDL展望)
オールスターが終わると一気に市場が動き始める今年のTDL (トレードデッドライン) の展望。カブスはセラーになるべきなのか? あるいはバイヤーに回って課題のポジションを補強して地区優勝、ポストシーズン争いに加わるのか?
個人的には今のチーム状況を考えたら、間違いなくバイヤーではなくセラーというのが本音です。
仮に補強をして課題を一時的に埋められたとしても、今のロースター状況ではハッキリ言ってポストシーズンに出れたら御の字というレベルのデプスだからです。
単にナ・リーグ中地区での優勝が目標なのであれば、課題のポジションをチョロっと補強するというのは良いの "かも" しれません。
ただチームとして2026年までの世界一を目指してる以上、Pete Crow-ArmstrongやBen Brownといったトッププロスペクトたちが出てくるのを待ちながら、トレードバリューのありそうな選手はコンテンダーに売ってプロスペクトやメジャーでの活躍が期待できうなコントローラブルな選手を獲得するなりして将来的に上を目指せる形を下地から作りあげていくのが理想的だとは思います。
◾️ おわりに
オフに3億1000万ドルの大補強を敢行し、ここ数年のリビルドモードからの転換を目指したシーズンスタートでしたが、ここまでを振り返ってみると、期待外れかつ残念な結果で折り返すことになってしまいました。
しかし、幸いにも中地区が団子状態になっていることもあり、まだまだ首位を狙える位置にいます。
チーム状況的には今年もセラーに回ってコンテンダーへ向けての基盤作りを作る線が良いのではないかと私は感じますが、フロント、首脳陣、選手はまだまだ諦めていません。それならファンも尚更諦めずに応援をするしかありません。
トレードデッドラインではどのような立ち回りになるのかは注目していきたいと思います。
トレードデッドラインも控えた勝負の後半戦。
1戦1戦目が離せません。