【CHC】James Taillonを獲得
※ サムネイルは、Fox Sports MLB より拝借。著作権侵害の意図は決してありません。
先日のカブスラジオでもお話ししていたんですが、CHCは Bellingerに加えて、同日に、NYYからFAとなっていたJames Taillonとの契約合意にこぎ着けました。Taillonにとっては、2019年以来4年ぶりのNLC復帰となります。
◼️ 契約内容
Taillonの契約内容については、4年総額$68MMという情報しか手元にはいってきていないので、詳細が分かり次第、随時こちらに追記しようと思います。
個人的にはAAV$17MMと考えると、昨今の市場のインフレ具合を鑑みても、よくこのサラリーでまとめたなと思いましたね。
◼️ 待望の先発候補の獲得
CHCは昨オフ、3年総額$71MMでMarcus Stromanを獲得しました。さらに、Wade MileyやDrew Smylyらも獲得し、ローテーションを充実させられたと思っていましたが、故障者続出の誤算。マイナー契約から這い上がったSampson、NYYからトレードで獲得したプロスペクトのHayden Wesneski、謎多き技巧派右腕のJavier Assadらが台頭してきたおかげでなんとかその場は凌げましたが、相変わらずローテーションの構成に2年連続で苦労してしまいました。
そんなところで、FA市場の注目すべき1人であったJames Taillonを4年契約で獲得することができました。(リケッツありがとう。)
CHCの編成本部長Jed HoyerもTaillon獲得に関して以下のコメントを残しています。
このことからも、かなり熱心にTaillonの動向を注視し、獲得に積極的だったことがよく分かりますね。
◼️ 今季のTaillonの成績と現在地
今季のTaillonはNYYの4番手ローテとして、32試合(177.1 IP)に登板し、14勝5敗/防御率3.91/151奪三振/WHIP1.13/FIP3.94/fWAR2.3など非常に安定した成績を残しました。(CHCなんか喉から出が出るほど欲しかったやろ。)
Savantの指標で見ても、BB%は94/100と圧倒的に優れ、Whiff%やK%が低く、三振をバンバン奪うというよりは、打たせて取るピッチャーですが、スピンレートも高く、非常に完成度の高い投手を獲得することができました。
CHCでは、どこのローテに入りそうか。これはラジオでも話をしていたんですが、Taillonが非常に良い投手なのは周知の事実なんですが、ローテの1番手2番手に来るかと言われると微妙なところ。ただ今のロースターにいるスターター候補を見ていても、なんか2番手くらいに嵌めてきそうな感じしかしませんね。
◼️ 最後に
CHCは、先発ローテ候補のハイブランドの投手をまたしても獲得することができました。
4年ぶりのNLC復帰。今度は違うチームのユニフォームを身に纏って、リグレーのフィールドを主戦場とします。打者有利の球場で、どのようなパフォーマンスを見せるのか。今から非常に楽しみです。
そして、ここからまた大量の資金を用意したCHCがどんな怒涛の補強劇を見せるのか。今オフのCHCのストーブリーグにまだまだ目が離せません。まだまだCHCのFA市場は終わらんぞ。
簡単ですが、この辺りにしたいと思います。今回もありがとうございました。
そして、Welcome to Cubbies Taillon !
〜 Masato 〜