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【CHC】小熊戦闘記 〜2022シーズン総括〜

本日を持って、CHCの2022年シーズンは終了しました。
162試合、長いようであっという間でしたね。気づいたらもう10月だったという。
明日からもうCHCの試合はないのかと思うと少し寂しさを感じてしまいますが、今シーズンのCHCを振り返ってスッキリ2022年の小熊戦闘記を締めたいと思います。

◼️ シーズン成績

74勝88敗  NLC 3位 PCT .457

結果としてはNLC3位ですが、PITとCINもリビルド中のチームでして、この位置にいます。

CHCにとっては、リビルド2年目の年となり、結果としては借金14でのフィニッシュですが、コンテンドに向けての準備が順調に来ていることを印象付けるシーズンであったと個人的には感じています。

やはりなんといっても打撃では鈴木誠也さんの加入、プロスペクトのChristopher Morelの台頭、Nico HoernerがほぼフルをSSで戦えたことが何よりもデカかったですし、先発ではJavier AssadHayden Wesneskiが出てきた、ブルペンはこちらも今年デビューのBrandon Hughesを筆頭にしたブルペンはMLBダントツの奪三振数を誇るなど抜群の安定感を見せていました。

来季のブルペンにはトミージョンから復帰予定のCodi Heuerも加わりますし、Ethan Robertsも戻ってくる可能性もあるので、より強力なブルペンになりそうです。

いずれにしても、来季が今から楽しみで仕方ありません。


◼️ 投手陣

★ 先発

先発は、オフにStromanやMileyを獲得し、ローテーションの整備を図りましたが、前半戦は期待されていた選手が軒並み不調、そしてやはり今年も故障者の続出でこれまた誤算続き。マイナー契約で獲得したAdrian Sampsonの奮闘、Javier Assad、トレードで獲得したHayden Wesneskiが台頭してきたのが救い。Stromanもシーズン後半は彼本来の持ち味が出せていましたね。最終的に防御率3.50にまとめてきたあたりは流石だと思いました。
後半戦だけで見ると、先発防御率は2.89MLB3位(HOU、LADに次ぐ)、全体でも3.273位とまあびっくり。どこのコンテンダーでしょうか。

しかし、今オフも補強と整備は再び課題となりそうです。


千賀さんめちゃくちゃ欲しいーー


★ ブルペン

今シーズンのチームブルペンERAは4.1220位、WHIP1.31は19位、被本塁打数98はダントツのワースト (2位はWSHの83)、BBはこちらもワースト4位の276、しかし、奪三振数716はダントツのMLB1位でした。(2位はMINの675)。
えーなのでここから読み取るに、四球のオンパレードで自滅するわ、ゲロ甘ボールをポーンと打たれるわといったところでしょうか。
とにかくリリーフで負けた試合は確かに多かったなあとブツブツ。

そんな中でも、Rowan Wickは64試合に登板、新星Brandon Hughesは57試合に出場し、CHCのブルペンを支えました。(ホントにぶっ壊されないか心配。。)


Michael RuckerMark Leiter Jr.といった小粒戦士たちもそこそこソリッドな活躍を見せ、Manuel RodríguezAdbert Alzolayといった故障組もボチボチと復帰、プロスペクトのJeremiah Estradaの台頭など、リリーフの枚数は少しづつ増えてきました。
ここに、来年からトミージョンから復帰予定のCodi Heuerらも初めからは厳しかもしれませんが戻ってくる予定です。
来年は、このリリーバーたちに任せれば大丈夫だろうという安定感のある陣容整備をしたいところですね。


★ 野手

今シーズンのチーム打率は.238でMLB19位。その中で規定打席に到達したのはNico Hoerner (.281・26位)、Ian Happ (.271・40位)、Patrick Wisdom (.207・126位)の3人のみ。Christopher Morelや鈴木誠也さんらは前者は5月中旬デビュー、後者は故障離脱などの影響で惜しくも規定打席には到達できませんでした。
HR数159は17位、打点620は22位、盗塁111は4位、三振1448はワースト6位、四球507は12位といった記録で、塁に出て積極的盗塁ブンブン丸オンパレード点々打線でした。(ちなみに、チーム最多三振はWisdomの183でした。同率3位。)

しかし、Nico Hoernerが規定打席に乗れたこと、鈴木誠也さんが持ち前の長打を活かしすぎるというより、チャンスメイクをして後ろのクリーンアップに任せるバッティングスタイルでMLBへの適応度が増してきたこと、Morelが某先輩のような選手になりつつあることなど、打線として爆発的なインパクトは物足りなさを感じてしまうものの、来季以降につながる非常に面白い打線ができそうな雰囲気を感じさせてくれました。

来季はどんな打線になっているかはお楽しみに。

◼️ オフの補強の展望

このオフも、CHCは積極的にFA市場に参加するとフロントが表明しました。主に補強対象となるポジションは、先発投手とトップレベルのSSは変わらないのかなと思います。千賀滉大、Carlos Rodon、Trea Turner、Carlos Correa... 様々な候補が挙がってますが、その答えはオフシーズンに。
今年も、Marcus StromanがCHCのリクルーターに乗り気なようです。


◼️ 最後に

CHCの今シーズンを簡単に振り返ってきました。
ファンの皆さんはどう感じたでしょうか?
私としては、大幅に負け越しはしましたが、若手プロスペクトの台頭などもあったおかげで、非常に来季以降に訪れるであろうコンテンド期へのリビルドが順調に進んでいるように感じられるシーズンでした。
しかし、課題も非常に多く残ったシーズンでもありました。その課題を克服すべく、今オフシーズンもフロントは大金を使って本気の補強を敢行すると力強く宣言し、様々な動きがあると思います。

トレード戦略は何か練っているのか? TDLをザワつかせた気になるあの選手のエクステンションはどうするのか? 大型契約期間途中での契約解除となる彼の未来は?などなどCHCは今年も、オフシーズンの話題を席巻してほしいですね。

今年もそのような感じで呑気に楽しみながらオフを過ごしていきたいです。
そして、カブスラジオでも呑気に今シーズンをパーソナリティの3人で振り返れれば。(ヤジ出禁不可避。)


とこんなところで2022年の小熊戦闘記を締めたいと思います。
CHCの皆さん、今シーズンお疲れ様でした。
ありがとうございました。

〜Masato〜

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