【CHC】International FA 2023
明けましておめでとうございます 🐰
MLB30球団ファン合同note企画のCHC担当3年目を迎えます、Masatoです。
今年もよろしくお願いします。
さて、現地時間1月15日( 日本時間16日 )、インターナショナルFA ( 国際アマチュアFA ) の2023年クラスが解禁となりました。
期間は、現地時間2023年の12月15日までとなります。
2023年クラスのCHCのボーナスプールは、$5,284,000となります。
今回は、そんな中でも、MLB PipelineのインターナショナルプロスペクトランキングTop50にランクインしていたプロスペクトをメインに紹介してみようと思います。( 紹介に先立って、各選手の紹介は、MLB Pipelineのスカウティングレポートを参照しています。あとは一部Baseball Americaも。)
あとの数名に関しても、念の為情報が入り次第順次掲載していきます。
ただ、現地でも情報があまり出回っていない選手を詳細に紹介するのは流石に難しいので、各選手とも似たり寄ったりな内容になってしまいますが、その点あらかじめご了承ください。
◆ Derniche Vardez ◆
今年のCHCのインターナショナルプロスペクトの中で最も評価の高い選手で、SSの選手の中では、
SEAと契約を結んだFelnin Celesten、LADと契約を結んだJoendry Vargasに次ぐ3番目に高い評価を受けています。
ボーナスプールの約51%に相当する$2.7MMの契約金で契約しました。
◼️ 打撃
彼は特に打撃面のアップサイドが高く評価されているプロスペクトです。
クレバーなゾーン管理を備え、フィールド全体にハードなラインドライブを飛ばすことができるヒッティングツールが高評価。
将来的に体が成熟してくれば、主軸としての起用が期待できるとの評価も出ています。
◼️ 守備
守備では、柔らかなハンドリングと軽快なフットワークを活かしている点を高く評価しているとのこと。
中南米系選手ならではの優れた本能と、55査定のアームもプラスで、プロ入り後も、SSとして活躍できるポテンシャルを秘めています。
◆ Ludwig Espinoza ◆
ベネズエラ出身のスイッチヒッターSS。契約金 $1.5MMで合意しました。
2020年のインターナショナルFAで契約したLeonel Espinoza( CHC傘下DSL所属 ) の実弟。
◼️ 打撃
平均以上の打者で、平均的なパワーを持つだろうとの予測がされています。
両打席で、ボールをギャップヒットする能力に優れているため、主に1番打者などでの活躍が期待されるとの評価が出ています。
◼️ 守備
フィールディングの評価はValdezよりも高く、平均以上のディフェンダーになると評価されています。
※ Espinozaに関しては、動画が見つかりませんでした。
◆ Angel Cepeda ◆
契約金 $1MMで合意したドミニカ出身内野手。
母国ドミニカ共和国でのショーケースに加え、米国で行われているトラベルベースボールやPerfect GameのU-14ショーケースサーキットでの実践経験もあリます。
◼️ 打撃
彼もValdez同様、打撃での評価が高い選手です。打撃のアップサイドを見れば、ValdezやEspinozaよりも良いのかもしれません。
平均以上のヒットツールで、ラインナップの中軸を打つポテンシャルを持っているとの評価。
◼️ 守備
本職はSSですが、2Bや3Bも守ることができる器用さがあります。身体能力の高さがウリで、CFもこなせるだけのポテンシャルもあるとの評価も。
また、MLB PipelineのJesse Sanchezによれば、彼は1BやC以外は全てこなせるだろうとの見解を示しています。現在、CHCで活躍しているChristopher Morelのようなタイプの選手と言ったところでしょうか。
これらに加えて、メイクアップとベースボールIQの高さも評価されているようですね。
はい。というわけで、CHCはこの3人で計$5.2MMとほぼ全額を費やした形 (残 $84,000)になります。
彼らはどんなに早くてもMLBに昇格するには5年程度かかるので、じっくりと成長を見守っていきましょうね。
これ以降、新たに契約情報が入った場合は、順次『その他契約選手』の欄に追記していこうと考えています。
◼️ その他契約選手
◆ Brailin Pascual ◆
banana baseball academy出身SS。
打撃はかなりパワーポテンシャルも感じさせるスイングで体が大きくなってきた時に期待。
守備は、軽快なフットワークと軽やかなハンドリングは魅力的に感じた。しかし、肩が強くないゆえにかなり全力でスローイングをしたり、腕をめちゃくちゃしならせたスローイングをしたりすることがあり、ケガのリスクは懸念要素。個人的にはSSより2Bとかの方が向いてそう。
※ 動画は見つけたのですが、権利などの関係上、ここに載せて良いものか不明でしたので、あえて載せることは控えます。
◆ Omar Ferrera ◆
5フィート10、150ポンドとかなり小柄なタイプの内野手。
◆ Jostin Florentino ◆
◆ Albert Gutierrez ◆
契約金$10,000で契約した掘り出し物。
オフェンシブなアプローチと類稀なるパワーが武器で、今年配属されるであろうDSLでも本塁打を量産できるだろうとの評価。
本職は3Bだが、1BやLFへのコンバートも可能性あり。
◆ Miguel Cruz ◆
6フィート4とかなり大柄の左腕投手。
◆ Grenyerbert Velasquez ◆
ベネズエラ出身のスイッチヒッター内野手。Ludwigとほぼ体型も一緒。
◆ Daniel Campos ◆
Moises Ballesterosのような雰囲気を感じさせるベネズエラ出身キャッチャー。
上半身のガタイがガッチリとしており、パワーポテンシャルをのぞかせる。
ベネズエラ出身捕手として、将来的には、Willson Contrerasのような強打のキャッチャーに成長してくれることを期待。
(1/17 追記)
◆ Emannoel Madeira ◆
ブラジル出身の長身右腕。
2022年の9月に行われたWBSC U-18 WorldCupのブラジル代表として3試合・8.0IPに登板 (vs. カナダ, オランダ, オーストラリア)し、ERA1.75の好成績を収めました。
(1/18 追記)
◆ Santiago Payares ◆
◆ Eduardo Castillo ◆
(5/4 追記)
◆ Nestor Pirela ◆
(5/16 追記)
◆ Saul Siri ◆
契約金$20,000で契約したドミニカ出身右腕。
豪快なフォームが印象的なストライクスロワーで、現状の最速は92mph程度。
ここから成長してくれば90mph中盤くらいまで到達できるポテンシャルを秘めているそう。
決め球はキレ味鋭いカーブで三振の山を築く。
サムネイル :
Basball AmericaのBen Badler氏から引用。著作権侵害の意図はありません。
〜 Masato 〜
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