見出し画像

【CHC】🎁🍔 と契約

Taillon獲得してからなんか急に補強止まっちゃったなー そんな日々が数日続いた日本時間12月16日、CHCがベテランリリーバーのBrad Boxberger (以下🎁🍔と表現)との契約合意が発表されました。

🎁🍔は、平均で90〜95mphの速球(シンカー)とチェンジアップ、スライダーの主な組み立てで豪速球でゴリゴリ捻じ伏せるタイプではありませんが、今年は70試合に登板し、ERA2.95と安定した数値をマークしたタフなリリーバーです。今年のCHCの最多登板がWickの64試合ですので、かなり強力な援軍が加入しました。


◼️ 契約内容

契約期間 : 1年
サラリー : $2.8MM
     ベース $2MM + バイアウト$800K 

24年の$5MMの相互オプション付き

🎁🍔は、MILとの$3MMのオプションがありましたが、それを破棄して市場に出てきたところをCHCがうまくリーズナブルな契約でまとめてきました。
この契約は昨今のFA市場のインフレ具合から見てみても、かなりオトクな契約だなと感じました。まあ年齢的な部分もあるんでしょうが。


◼️ 起用構想

🎁🍔は主にセットアッパー、時にはクローザーでも起用可能なとても利便性の高いリリーバーです。ではCHCではどのような起用が想定されるのか。大体は同じような起用になることは間違いなさそうです。それこそ、今年のChris Martinのような起用や、現在のCHCのクローザーであるRowan Wickが不調の時などに備えて、クローザーでの起用もあると思いますね。

CHCは21年オフにChris MartinDavid RobertsonMychal Givensらのベテランリリーバーを獲得し、見事に夏に売り切ると言うバウンスバックに成功した経験があり、それに味を占めて今年も実績豊富なベテランリリーフを獲得してきましたね。
でも、本当にRobertsonはよく復活したよ。Harperがホームラン打ってはしゃいでたらふくらはぎ怪我して離脱するとかいうアホなことしてたけど、ワールドシリーズでも登板しましたしね。今年もNYMと$10MMの契約勝ち取ってるもんね。

◼️ 今後の展望

CHCはまたしても実績豊富なベテランリリーバーを獲得することができました。これでCHCの今季ペイロールは$157MMとなりました。23年の贅沢税の閾値が$233MMですので、あと$76MMは最低でも使える計算になります。

ここから私が補強して欲しいポジションはContrerasの抜けた捕手のポジション、Taillonは獲得したけどまだまだデプスの薄い先発投手、来年1Bを守るであろうプロスペクトのMatt Mervisをバックアップしてほしいので1Bのベテランこの辺りですかね。

なので魅力的なパッケージとしてはOmar NarvaezTrey ManciniNathan Eovaldi (QO)あたりを狙ってみて欲しい。


そして、連日噂の絶えないSSのDansby SwansonはWelcome to Chicagoとなるのか。この後も目が離せません。(個人的にはSwanson好きな選手なので来てくれたらユニフォーム発注しますね。)

それではこのあたりで。ありがとうございました。

〜Masato〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?