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発声シリーズ① 喋りかた、発音にコンプレックスがある人へ僕もどもりでした。

どうも、ミッチェルです。

今日から新しいシリーズとして、長期間更新していこう思います。

発声シリーズのスタートです。

これは、僕が中学校2年生から、抱えていた吃音やどもりにたいしてどのようにアプローチしたか、その方法を紹介していこうと思います。

「人前だと、うまく喋れない」

「あるフレーズで噛んでしまう」

そのような、悩みを抱えている人は少なからず多いのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、僕が取り組み劇的に変わった方法を紹介していこうと思います。

1.どもり、吃音には大きく分けて3種類ある

そもそも、吃音症には発達性と獲得性があります。

発達性は生まれながら吃音の症状を持っており

獲得性はなんらかの原因 (精神的なトラウマなど)から生じるものです。

そして、症状には3種類あります。

連発 同じ音を何度も繰り返し発音

   例「 こ、こ、こ、こんにちは」

伸発 音を引き伸ばす

         例「あーりがーとう、ございます」

難発 音が出ない、出しずらい

   例「・・・おはよう・・・ご、ざいます」

ちなみに筆者は連発と難発でした。

2.吃音、どもりは直るか

これに関しては、あくまで筆者の体験からの考察ですが

完全に治すことは難しくても、改善は可能です。

大学一年生まで吃音を「もう、どうせ直らない」と諦めていましたが、将来のことを考えたときに

「このままではいけない」

そう思いました。なぜなら死ぬまで人間は、人間と関わっていくからです。

そこで、決心し片っ端から様々な方法を試していくようになりました。

3.練習をして気が付いたこと

活舌をよくするために、様々な発声練習をしました。

定番の早口言葉、ア行で音階の発声練習、発音する際の口の形の矯正。

これらの方法を用いて、徹底的に活舌を鍛えていったわけです。

最初言えなかった早口言葉も、50回以上やればすらすらと発音できるようになり、

音階練習も音の強弱がついてメリハリが出て、

口の形も何回も鏡を見て練習したので、きれいな形になっていきました。

しかし、いざ練習の成果を試そうと人と話してみると

「全くうまくいかない」

そうなんです。どれだけ家で、一生懸命練習しても、改善されるのは基本的に、その練習内容で、本番では基本的に効果が出ないのです。

つまり「練習のための練習」をしてしまっていたのです。

ここまで、よんで勘のいいひとは気が付いているかもしれません。

そうなんです。吃音や、どもりといったものは

人を前にして、発症することがほとんどなのです。

これには様々な理由が考えられます。

・人前で緊張してしまう

・一生懸命喋ろうとして空回りしてしまう

・以前、吃音やどもりをからかわれたりしたことがある

・人間関係で悩んだ

・いじめを受けていた

・虐待を受けていた

などあります。

筆者も中学時代に友人に吃音をからかわれたり、

「何、言っているか分からない」と言われかなり傷つき、人と話すことが怖くなってしまいました。

ではどうすればいいのでしょうか?

4.リアルな発声練習、本質をとらえた練習をする

大きく上げて、この二つが筆者が取り組んだ練習です。

少し例を挙げてみます。

まずリアルな発声練習は

喋るのがうまい人を真似してみる

世の中には、人前で話すことが得意な人がたくさんいるわけです。ほかにも、ラッパーの方も非常に高い、技術を持っています。

その人が言ったセリフをまねして言ってみるわけです。

ただ、その人のセリフを言うのではなく

イントネーションも真似してみるのです。

つまりものまねです。

筆者はユーチューバーの「ブライアン」さんのまねをしていました。ガチです。

本当に喋るのがうまい人なら誰でも構いません。

これをやることで喋りが上手い人の息遣いや正しいタイミングが掴めます。

これに対し

本質を捉えた練習は「どのような仕組みで声が出るのか」を知り、

そこを意識して練習することです。

例として挙げると、

タ行を発音するときは「舌を上あごにくっつけて発音」します。

普通に話せる人はこの舌使いが意識しなくてもできるのですが、吃音の人はこの舌使いがうまくできていない人が多いです。

次回はもっと詳しく説明します





   




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