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คู่กรรม(クーカム、 メナムの残照)に魅了されまくった①
タイ国内で知らない人はいないと言われる大大人気作
『คู่กรรม』を知っていますか?
(読み:クーカム(より本来の発音に近くすると「クーガム」となりますが、日本国内では「クーカム」の方が検索等でヒットしやすいのでこちらも「クーカム」表記とします)原作小説邦題: メナムの残照)
おそらく日本では、あまり知られていないであろうこちらの作品。
なぜか、わたしが数ヶ月ぶりに記事を書くまでに魅了されてしまったので、語り尽くしたいと思います!!
なお、この記事ではネタバレをしていないので、全てお読みいただいても大丈夫です。(2以降はバンバンにネタバレをするつもりでいます。)
あらすじ(歴史に疎いので、細かいところはご容赦を)
舞台は、第二次世界大戦中のバンコク。
日本から進駐してくる兵士小堀と、小堀が働く造船所の近くに住むタイ人女性アンスマリンとの恋模様を描いています。
ちなみに、 メナムはタイ語で「川」の意味。タイには川がとても多く、この舞台となっている地も、チャオプラヤー川の辺り。ということでこの題名になったのかな?
小堀がアンスマリンに一目惚れするも、アンスマリンにとって日本人は敵。さらに、幼馴染ワナスと友達以上恋人未満の状態にあるので小堀を拒絶しながらも…?といったところでしょうか。
さらに、戦時中ならではの障壁も2人にどしどし襲いかかってきてしまいます。
全くネタバレせずにいくとこんな感じ。
クーカムが見れるのはどこ?
次に、一体クーカムはどの媒体で楽しめるの!?といったことにお答えしようと思います。
タイ語がわからないと楽しみにくいものが多いのですが、
一番とっつきやすいのは原作小説の邦題版『メナムの残照』です。
ただしこちら、おそらく大きい本屋さんでもなかなか売っていないと思います。
なので図書館で一度探してみるのがおすすめ。
わたしの住んでいる自治体は割と大きい規模なので、すんなりと見つかってくれました。
もし住んでいる自治体の図書館になくても、リクエスト等でお取り寄せしてもらえることもあるので諦めないで!
購入したい場合はメルカリが良いかな。わたしも図書館で借りた後にこりゃ繰り返し読みたいぞとなって、メルカリで購入しました。ですがこちらも、貴重な品とあってかなり高額になっています。
文庫版の定価が税抜720円(1978年当時の価格)なのですが、メルカリだとほぼ確実に3000円は超えます。しかも売られている数も超絶少ない。Amazonでも3000円超え。
さらにこの小説、大人気で続編も出ているのですが、こちらの日本語訳はさらに貴重な品。
ほぼお目にかかることはできないです。
今たまったま古本のサイトで出ていますが、上下巻合わせて約13000円!!!
2週間ちょっと絶食すれば買えるけど、その前に死んでしまう。
読みたいけど手が出せない。
そしてこちらの物語、タイで10回ドラマ化・映画化されています。最初は1970年とかだったはず。
1990年のドラマ化の際には「(みんな家でクーカムを観るから)バンコク名物の渋滞が消えた」とも言われるほど。
ちなみにこの時の小堀役はバード・トンチャイさん。乃木坂ファンの方は聞いたことがあるかもしれません。
以前『乃木坂工事中』で高山一実さんが紹介されていた方です。わたしは勝手に、タイの福山雅治さんだと思っています。俳優も歌手もやっています。タイ俳優さんって歌もみんな上手いよね。
一番最近のものはなんとYouTubeでも観られるんです!
どちらも2013年に制作されていて、ドラマ版はビー・スクリットさんとヌーナー・ヌンティダーさん。
映画版はナデート・クギミヤさん
(養父が日本人だそうで、とてもよくしてもらったためにクギミヤ姓を名乗っているそう。10年ほどお付き合いされている方がいて、最近婚約されたっぽい!!プロポーズ動画が幸せに溢れていて大好き。お相手は大人気女優のヤーヤー・ウッラサヤーさん。まーじでお似合いだし、ヤーヤーさんが超絶美人なのでインスタ見て!!!)
とリッチー・オラネートさん(こちらも彼氏さんとのvlogがナーラックです!!!この前の買い出し&お料理動画、キュンでしかない)。
どちらも公式っぽいものを探して観ました。
映画版はこちら。ドラマ版はこちら。
他年代のものもちょこちょこあったりするのですが、公式のものではなさそうだったので観ていません。DVDとかでも観られたら嬉しいのに。
しかし映像版を見るにあたっての最大の壁が、タイ語わからない問題。
わたしも、簡単な単語だったら理解できるかな〜?くらいです。
小堀さん以外の日本人兵士役の方も出てくる関係か、日本語で喋ってくれるセリフがあったり、日本人同士設定のセリフは、ドラマ版のみ日本語字幕もあったりですが、他はタイ語、たまーーーに英語です。
そのため、タイ語がわからない方がいきなり映像から入るのは難しいかもしれません。でも原作を読めば大丈夫。
映画もドラマもかなり原作が踏襲されていて、映画版であれば原作をギュッとまとめた感じ、ドラマ版はプラスされたシーンもありますが、大筋は同じ。尺が取れる分、心情などもより描かれています。
なので、タイ語がわからなくても原作邦訳版を読んでいれば十分楽しめます!
タイ語がわかる方はもう今すぐ観て!!!!!
そしてここから本編、注目ポイントといきたいところなのですが、ここまででもそれなりの文字数になってしまったので、分けたいと思います!
ちなみに的な話を盛り込み過ぎてしまいました。愛が溢れています。
この際なのでちなみに話、もうちょっとしていいですか?
タイってかなり親日家が多くて、この記事で挙げた俳優さんたちもかなりの割合で今年日本に来ているのですが、間違いなくこの物語の影響があると思います。
日本人男性がタイに行くと「コボリ?あなたのアンスマリンは見つかった?」と聞かれるとか聞かれないとか。
あとはアニメの影響がすごいです。特にドラえもんが大人気で、ドラマでも話題が上がったりします。
日本食はもう言わずもがなの人気。
ではまた、次回の記事でお会いしましょう〜!!
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