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【MLB戦力分析2022】ボストン・レッドソックス

今回は、昨シーズンア・リーグ東地区2位だったボストン・レッドソックスです。


2022年開幕ロースター予想

〈スタメン〉

1. Enrique Hernandez (2B)
2. Rafael Devers (3B)
3. Xander Bogaerts (SS)
4. J.D. Martinez (DH)
5. Alex Verdugo (RF)
6. Bobby Dalbec (1B)
7. Jarren Duran (LF)
8. Christian Vazquez (C)
9. Jackie Bradley Jr. (CF)

〈控え選手〉

・Kevin Plawecki (C)
・Christian Arroyo (INF)
・Franchy Cordero(OF)


〈注目選手 (野手編)〉

 私が注目する選手は"キケ"ことEnrique Hernandez 選手です。昨シーズンは主にセンターとセカンドで出場し、打率.250、本塁打20、打点60の成績を残しました。プレーオフでは打率4割越え、本塁打5本と暴れました。今季もユーティリティプレイヤーとして様々なポジションで出場しそうです。

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〈先発投手〉

1. Chris Sale
2. Nathan Eovaldi 
3. Nick Pivetta 
4. Rich Hill
5. Michael Wacha
6. Tanner Houck

〈救援投手〉

CL. Garrett Whitlock
SU. Matt Barnes
SU. Ryan Brasier
MR. Josh Taylor
MR. 澤村拓一
MR. Darwinzon Hernandez
MR. Austin Davis
LR. Phillips Valdez


〈注目選手 (投手編)〉

 注目の投手はトミー・ジョン手術からの本格復帰を目指すChris Sale投手です。昨年の復帰戦では、3者連続3球三振 (通称 Immaculate Inning)を披露し、スライダーのキレも優れていた。昨年の勝ち頭だったEduardo Rodriguezが退団したため、その穴をしっかりと埋めてくれるだろうと思います。

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〈主な入団・退団選手〉

【入団選手】

・Michael Wacha (SP, FA)
・Rob Refsnyder (OF, FA)
・James Paxton (SP, FA)
・Rich Hill (SP, FA)
・Jackie Bradley Jr. (OF, トレード)

【退団選手】

・Eduardo Rodriguez (SP, FA)
・Hansel Robles (RP, FA)
・Adam Ottavino (RP, FA)
・Travis Shaw (INF, FA)
・Danny Santana (UT, FA)
・Martin Perez (SP, オプション)
・Garrett Richards (SP, オプション)
・Kyle Schwarber (OF, オプション)
・Hunter Renfroe (OF, トレード)


〈勝利のキーマン〉

 レッドソックスでキーマンに挙げるのは、Rafael Devers選手です。Devers選手はチームの主軸を打つ強打の3塁手ですが、昨年は本塁打で自己ベストを記録し、全体の成績を見ても2019年に次ぐ好成績を収めました。彼無しにはレッドソックスの優勝は無いとも言えます。それぐらい欠かすことのできない選手です。

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〈総評〉

打撃力 ↘
守備力 

投手力 

機動力 

野手だと、外野の RenfroeとSchwarberの2人が抜けたのが最大の弱体でしょう。Bradley Jr. のレッドソックス復帰に伴い、守備力は向上するでしょうが、ロックアウト明けに外野1人は確保したいところ。

投手はやはりChris Sale の完全復帰に注目。Rodriguezなどが抜けた穴をベテラン投手数名で埋めましたが、これが吉と出るか凶と出るか (今年のジャイアンツになるか、例年のエンゼルスになるか)。

今年も勝ちを求めて戦うと思うので、まずは健康第一。全員が大きな離脱なく進めば厳しいア・リーグ東地区でもワイルドカード争い、乃至は地区優勝も可能性としてはなくないでしょう。

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