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【MLB戦力分析2022】トロント・ブルージェイズ

今回は、昨シーズンア・リーグ東地区4位だったトロント・ブルージェイズです。


2022年開幕ロースター予想

〈スタメン〉

1. George Springer (CF)
2. Bo Bichette (SS)
3. Vladimir Guerrero Jr. (1B)
4. Teoscar Hernandez (DH)
5. Lourdes Gurriel Jr. (LF)
6. Randal Grichuk (RF)
7. Cavan Biggio (2B)
8. Danny Jansen (C)
9. Santiago Espinal (3B)

〈控え選手〉

・Alejandro Kirk (C)
・Reese McGuire (C)
・Kevin Smith (UT)
・Josh Palacios (OF)

〈注目選手 (野手編)〉

私が注目するブルージェイズの選手は、Bo Bichette 選手です。Bichetteの父は元メジャーリーガーのDante Bichetteで、Danteは本塁王のタイトルも獲得している。Bo は昨シーズン最多安打のタイトルを獲得しています。今年も、2世トリオの一角としてチームを引っ張っていく存在になるでしょう。


〈先発投手〉

1. Jose Berrios
2. Kevin Gausman
3. Hyun Jin Ryu
4. Alek Manoah
5. Ross Stripling

〈救援投手〉

CL. Jordan Romano
SU. Tim Mayza
SU. Adam Cimber 
MR. Yimi Garcia
MR. Trevor Richards 
MR. Julian Merryweather
MR. Ryan Borucki
MR. Trent Thornton

〈注目選手 (投手編)〉

私が注目するブルージェイズの投手は、Jose Berrios投手です。Berrios は昨年途中にツインズからトレードで加入しました。オフには、7年総額1億3100万ドルで契約延長をしました。今年は昨年サイ・ヤング賞に輝いたRobbie Rayがいなくなってしまったため、更にエースとしての投球が期待されます。ストレートに加え、スライダーやチェンジアップなどの変化球を組み合わせます。


〈主な入団・退団選手〉

【入団選手】

・Yimi Garcia (RP, FA)
・Kevin Gausman (SP, FA)

【退団選手】

・Robbie Ray (SP, FA)
・Corey Dickerson (OF, FA)
・Steven Matz (SP, FA)
・Marcus Semien (2B, FA)
・Kirby Yates (RP, FA)
・Jarrod Dyson (OF, FA)
・Joakim Soria (引退)

〈勝利のキーマン〉

 ブルージェイズでキーマンに挙げるのは、先発の柳賢振投手です。2019年に最優秀防御率のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞投票で2位に入って鳴り物入りで入団し、2020年も優秀な成績を見せたが、昨年はやや不調気味だった。得意球のチェンジアップにキレはまだ十分なため、全盛期のような投球を期待したい。

〈総評〉

打撃力 ↘
守備力 

投手力 

機動力 

野手は、昨年MVP投票3位のMarcus Semien 選手がFAで退団となったため、セカンドが穴となり、それに加え、前々から課題のサードもまだ埋められていないので、弱体化と評価しました。しかし、ロックアウト後には噂されていたJose Ramirez選手の獲得もあるかもしれないので、そうなってくればもう打線に穴が無いMLB屈指の最強打線と呼んでもいいかもしれません。

投手面は、サイ・ヤング賞を獲得したRobbie Ray 投手がFAでマリナーズに移籍してしまったが、昨年ジャイアンツで好投していたKevin Gausmanが加入したので、ほぼ±0と判断しました。さらには昨季途中に加入したJose Berrios、新人としてローテーション入りしたAlek Manoahなども成績向上が見込まれるので、ローテーションは戦力がむしろ向上したかもしれません。

昨年は、プレーオフ進出を惜しくも逃しましたが、今年は十分に可能と言えるくらいメンバーが揃いつつあります。強いチームがひしめく東地区ですが、リーグ優勝も可能性としてはあると思います。


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