見出し画像

【MLB戦力分析2022】タンパベイ・レイズ

今回は、昨シーズンア・リーグ優勝のタンパベイ・レイズです。

昨年は総年俸がMLB30球団最下位クラスだったにもかかわらず、激戦区の東地区で地区優勝を上げました。


2022年開幕ロースター予想

〈スタメン〉

1. Brandon Lowe (2B)
2. Wander Franco (SS)
3. Austin Meadows (DH)
4. Randy Arozarena (LF)
5. Ji-Man Choi (1B)
6. Yandy Diaz (3B)
7. Manuel Margot (RF)
8. Mike Zunino (C)
9. Kevin Kiermaier (CF)

〈控え選手〉

・Francisco Mejia (C)
・Taylor Walls (INF)
・Vidal Brujan (UT)
・Brett Phillips (OF)


〈注目選手 (野手編)〉

 注目のレイズの選手は、ショートのWander Franco選手です。トッププロスペクトとしてデビューした昨季、37試合連続出塁でア・リーグ新記録を樹立するなど、鮮烈なデビューを果たしました。新人王投票では3位に入り、オフに11年1億8200万ドルで契約延長もしています。バッティングセンスは天才的で、元トッププロスペクトとして今シーズンも活躍してくれるでしょう。

画像1


〈先発投手〉

1. Shane McClanahan
2. Drew Rasmussen
3. Corey Kluber
4. Ryan Yarbrough
5. Luis Patino

〈救援投手〉

CL. Andrew Kittredge 
SU. Pete Fairbanks
SU. JT Chargois 
MR. J.P. Feyereisen
MR. Matt Wisler
MR. Brooks Raley 
MR. Ryan Thompson
LR. Josh Fleming

〈注目選手 (投手編)〉

 注目の投手は、上には書いてありませんが、いずれローテーションに入ってくるであろうShane Baz投手です。Baz 投手は昨年東京オリンピックでもアメリカ代表として出場したレイズのトッププロスペクトです。昨シーズンは3試合に先発し、ポストシーズンでも投げました。速球に加え、スライダーやカーブと言った変化球も優れ、今季の新人王候補です。


〈主な入団・退団選手〉

【入団選手】

  • Corey Kluber (SP, FA)

  • Brooks Raley (RP, FA)

【退団選手】

  • Michael Wacha (SP, FA)

  • Collin McHugh (RP, FA)

  • Chris Archer (SP, FA)

  • Nelson Cruz (DH, FA)

  • Mike Brosseau (UT, トレード)

  • Jordan Luplow (OF, トレード)

  • Joey Wendle (INF, トレード)


〈勝利のキーマン〉

勝利のキーマンに挙げるのは、Corey Kluber 投手です。彼は昨年ヤンキースに所属し、ノーヒットノーランを達成しました。しかし、故障などもあり、16試合しか出場できなかった。今季は、いくつもの故障物件を再生してきたレイズで復活を目指す。


〈総評〉

打撃力 ➝
守備力 ➝
投手力 ↘
機動力 ➝

 野手の面では、途中加入したCruz、昨季主にサードで出場したJoey Wendleが退団となったが、少々戦力が下がるくらいで済むだろう。むしろ、FrancoやArozarenaなどが更に活躍を増せば野手陣は問題がいらないだろう。

 投手の面では昨季主にロングリリーフで活躍したCollin McHughの退団があったため、Brooks Raley が期待以上の活躍を見せなければならない。ArcherやWachaの退団はそこまで影響はないだろうが、若手の活躍に期待したい。

レイズは毎年少ない資金の中でやりくりしているチームだ。今年もどんな奇策を生み出し、勝ち進んでいくのか、注目だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?