Juan Sotoの移籍先ランキング

今MLB界隈で話題になっているのは大谷選手の動向だけではない。

そう、23歳の若き天才、Juan Sotoのトレードについてである。

Soto はこの若さにして首位打者獲得、シルバースラッガー賞2回、オールMLBチームには3度選出、更には世界一にも輝いている選手である。

Sotoが所属するナショナルズは世界一になった翌年から低迷が続き、今季も地区最下位と大きく沈んでいる。そして、ナショナルズが提示した超大型契約に対して何度も拒否していることからトレードが噂されているのだ。


前回の大谷選手と同様、移籍先として適しているのはどこか、ランキングにしていた記事があるので紹介していきたいと思う。

原文はこちら👇


10位 レイズ

レイズは、開幕前時点でMLBナンバーワンのファーム組織を持っていたので、その点に関しては、ナショナルズにとてもフィットするだろう。SotoとWander Francoが同じラインナップにいるのを想像するのはとても面白いが、既に1710万ドルまで市場価値が上がってきているので、レイズは財政的な問題が一番ついてくる。

トレード予想 (個人的案)

レイズ獲得:Juan Soto
ナショナルズ獲得:Randy Arozarena, Shane Baz, Vidal Brujan, Xavier Edwards, Curtis Mead

9位 マーリンズ

Sotoをナショナルズがトレードで放出する場合、同じナ・リーグ東地区に移籍させるのは好まないだろう。ただ、その地区で最も移籍しそうなのと言ったら、マーリンズだろう。既に若い投手がメジャーで台頭してきているので、ナショナルズはMax MeyerやEdward Cabreraなどを求めることができる。

トレード予想 (個人的案)

マーリンズ獲得:Josh Bell, Juan Soto
ナショナルズ獲得:Edward Cabrera, Jake Eder, Eury Perez, Trevor Rogers, Jose Salas, Jesus Sanchez

8位 レッドソックス

レッドソックスは勝率5割ながら地区最下位に沈んでおり、売り手に回る可能性が高くなってきたが、今後上昇する可能性もある。2019年のナショナルズのように点を取ることが予想できれば、Triston CasasやMarcelo Mayer、Nick Yorkeなどと引き換えにSotoを獲得しようとするかもしれない。

トレード予想 (個人的案)

レッドソックス獲得:Juan Soto, Patrick Corbin
ナショナルズ獲得:Brayan Bello, Triston Casas, Marcelo Mayer, Alex Verdugo

7位 ホワイトソックス

ホワイトソックスはライトに固定のレギュラーがおらず、どちらかと言えば左打者を欲しているため、Sotoはとてもフィットする。ただ、Top100のプロスペクトに誰もいないことを考えると、見返りは難しい。

トレード予想 (個人的案)

ホワイトソックス獲得:Juan Soto, Patrick Corbin
ナショナルズ獲得:Jake Burger, Dylan Cease, Colson Montgomery, Andrew Vaughn


6位 ツインズ

MLB.comのDo-Hyoung Parkが報道したように、ツインズは2015年、アマチュアFAでSotoの獲得をしようとしていた。ツインズは現在地区首位を走っており、ファーム組織ランキングはトップ10に相当するので、Sotoを獲得するチャンスがもう一度回ってきた。Byron BuxtonとMax Keplerと共に形成する外野は面白いことになるだろう。

トレード予想 (個人的案)

ツインズ獲得:Juan Soto, Patrick Corbin
ナショナルズ獲得:Alex Kirilloff, Trevor Larnach, Austin Martin, Jorge Polanco


5位 ヤンキース

ヤンキースは今季、歴史的なスタートダッシュを切っていて、2009年以来のワールドシリーズ出場を目指している。今彼らはとどまる必要は無く、超トッププロスペクトのAnthony VolpeやJasson Dominguezでさえトレードの駒にして獲得しようとするだろう。

また、左打者のSotoにとって、ライトが浅いヤンキースタジアムはとてもマッチしている。

さあ、ここでヤンキースのラインナップにはどうフィットするだろうか?

外野はAaron Judge、Giancarlo Stantonが埋まっていて、Andrew Benintendiも加入してきたので飽和している。だがBenintendiがオフにFAとなるのでStantonをDHに回してSotoを今季は外野で使うことができる。ただ、Galloは今季大きなスランプに陥っているので、ベンチにも回らないかもしれない。

Sotoを獲得するにはまずGalloをトレードをすることから始めなければならない。Galloはレンジャーズやパドレスへの移籍も噂されている。

ただ、ヤンキースがトッププロスペクトを使うならば打線の強化に使うのではなく投手の強化に使う方が理想的だろう。

トレード予想 (個人的案)

ヤンキース獲得:Juan Soto
ナショナルズ獲得:Anthony Volpe, Jasson Dominguez, Nestor Cortes, Gleyber Torres, Ken Waldichuk


4位 ジャイアンツ

下のツイートは、ジャイアンツのショート、Brandon Crawford選手の奥様であるJalynne Crawfordさんがしたものです。

ジャイアンツは今季、勝率5割付近を行ったり来たりしているため昨年ほどの強さはないが、スーパースターがいないなりに奮闘している。

そのため、Sotoはそのスーパースターにふさわしい選手になるだろう。ジャイアンツのファーム組織は球界トップクラスで、その中でもトップはMarco Luciano選手です。

Mike YastrzemskiがSotoのためにライトからセンターに移ったとしても、Sotoはまた別の左打者になる。ちなみに、他の外野のレギュラーは全員左打者である。左打者を獲得するなら、打線にバランスを持たせるために右の強打者を獲得する方がよさそうだ。

トレード予想 (個人的案)

ジャイアンツ獲得:Juan Soto, Patrick Corbin
ナショナルズ獲得:Camilo Doval, Luis Gonzalez, Kyle Harrison, Marco Luciano, Heliot Ramos

3位 ブルージェイズ

ブルージェイズはベストの打線との予想があったため今季はワールドシリーズ進出も期待された。だがしかし期待されていたような圧倒的な力はまだ見せられていない。

Vladimir Guerrero Jr. とGeorge Springerは、トロントの低調な打線を維持するために最善を尽くしている。だが、Bo Bichette、Matt Chapman、Teoscar Hernandezというビッグネームはまだ本領を発揮していない。

しかし、彼らが復活してきたとしても、ブルージェイズの打線は過去2年間と同じような、左の強打者がいないという問題を抱えている。

ブルージェイズのファーム組織はかつてほどではないが、超トッププロスペクトのGabriel Morenoがいて、もしSotoがブルージェイズに行く場合は彼は間違いなく駒の1人となるだろう。

トレード予想 (個人的案)

ブルージェイズ獲得:Juan Soto
ナショナルズ獲得:Bo Bichette, Jordan Groshans, Gabriel Moreno

2位 パドレス

ESPNのBuster Olneyは、パドレスがSotoのためにC.J. AbramsやMacKenzie Goreを出すことができるといった。

2021年、パドレスはがっかりするシーズンだった。だが今年はそうではない。一番の強打者のFernando Tatis Jr. がいないにも関わらず、ドジャースに次ぐ地区2位となっている。MVPクラスの活躍をしているManny Machadoに健康なTatisが帰ってきて、Sotoが帰ってきたら超強力打線が完成されるだろう。

それに加え、パドレスにはSotoのような左の強打者が必要だ。レギュラーのEric HosmerとJake Cronenworthはまだ一桁本塁打しか打っておらず、Hosmerは最近調子が下がってきている。

そんなパドレスにとってSotoは絶対に獲得したい選手の1人だろう。

トレード予想 (個人的案)

パドレス獲得:Juan Soto, Kyle Finnegan
ナショナルズ獲得:C.J. Abrams, MacKenzie Gore, Robert Hassell, Jackson Merrill, Jarlin Susana


1位 ドジャース

7月31日、とあるMLBのインサイダーがこんなことをツイートしました👇

他の有名な記者さんたちが誰も取り上げていないため、かなり信憑性は低いですが、ドジャースのユニフォームを着るSotoも近づいているのかもしれません。

ドジャースは当然のように今年も地区首位を走り、今年もまたワールドシリーズに進出する勢いだ。だが確実とは言えず、デッドラインでパドレスらが補強したら状況が変わるかもしれない。

もしドジャースがSotoを加えたら、打線は本当に隙が無くなり強固なものとなるだろう。1試合あたりの得点数5.5点はMLBトップだが、Freeman以外の左打者は苦しんでいる。Cody Bellinger、Max Muncy、Gavin Luxは全員OPS.700を下回っている。

Chris TaylorはLuxとプラトーンで使ってかつ様々なところを守れるので、ドジャースはライトにMookie Betts、レフトにJuan Sotoをレギュラーで使うことができる。今ナショナルズで守っているポジションとは異なるが、300試合もそこで守ったことがあるので、問題ないだろう。

主な交換要員としては、MLBトップ5のファーム組織のナンバーワンプロスペクトであるDiego Cartaya、Ryan Pepiotなどが含まれるだろう。

以上より、ドジャースがSotoが必要だと決めたら、獲得しに行けるし、むしろそうするべきだろう。

トレード予想 (個人的案)

ドジャース獲得:Juan Soto, Patrick Corbin
ナショナルズ獲得:Diego Cartaya, Bobby Miller, Ryan Pepiot, Michael Busch

ここまで、ご覧いただきありがとうございました。

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