大谷翔平 トレード移籍先ランキング
ドラフトにオールスターと、MLBの夏の1大イベントもひと段落して、トレードデッドラインが迫ってきています。
そんな中、アメリカも日本でも注目されているのが大谷翔平の去就。エンゼルスは勝てないからトレードで放出されるのではないか。そんな噂が立っています。ただ、当のエンゼルス側からはトレードについて特に語っていないので、ただの噂にすぎませんが、今年の夏に放出されてもおかしくはありません。
そこで、今回は現地記者が書いた、大谷の移籍先はどこが一番フィットするのかについての記事があるので、紹介しようと思います。
原文はこちら👇
15位 アストロズ
勝敗:64勝33敗
ア・リーグ西地区1位
もし仮にエンゼルスがJeremy Penaなどを獲得できるトレードを好んでも、Moreno オーナーが地区一番のライバルチームのアストロズに大谷をトレードする許可を出す可能性はかなり低いだろう。
トレード予想 (個人的案)
14位 マリナーズ
勝敗:52勝45敗
ア・リーグ西地区2位
マリナーズが超期待のルーキー、Julio RodriguezやLogan Gilbertを出すことをいとわないなら、アストロズよりは可能性があるだろう。可能性はほとんどないがア・リーグ西地区とのトレードではこのような但し書きが必要だろう。
トレード予想 (個人的案)
13位 ドジャース
勝敗:64勝31敗
ナ・リーグ西地区1位
ドジャースはGavin Lux や Tony Gonsolinを大谷の交換相手として送ることができ、ア・リーグ西地区以外に送るよりはエンゼルスにとってメリットがある。ただ、オーナーのMorenoはカリフォルニアのよりお金があり、成功経験のあるチームに送るだろうか。
トレード予想 (個人的案)
12位 ジャイアンツ
勝敗:48勝48敗
ナ・リーグ西地区3位
モレノが代わりにドジャースを荒らしたい場合、彼は大谷をドジャースの最も有名なライバルのジャイアンツに送るかもしれない。しかし、Logan Webbを除くと、エンゼルスに送れる確立された選手が少ない。そして、2021年の107勝のあと、今年はコンテンダーとして戦えるかはわからない。
トレード予想 (個人的案)
11位 ブリュワーズ
勝敗:53勝44敗
ナ・リーグ中地区1位
ジャイアンツとは違って、ブリュワーズは間違いなくコンテンダーとして今年も行くだろう。大谷が加入することで、打撃不足の打線に間違いなく大きく貢献するだろう。ローテーションも2021年ほどは効果的ではなくなっているので、投手大谷も貢献力が高いだろう。しかし、Corbin Burnesなどを出さない限り、ジャイアンツと同様にエンゼルスが求めるメジャー級の選手を出すことはできないだろう。
トレード予想 (個人的案)
10位 ホワイトソックス
勝敗:48勝48敗
ア・リーグ中地区3位
ホワイトソックスはトレードデッドラインで売りにも買いにも回ることができる。だが、もし仮にホワイトソックスが買い手に回る場合、左の強打者と投手の厚みを求めている。大谷はその2つの枠を両方を埋めることができる。また、ホワイトソックスはMichael KopechやEloy Jimenez、Andrew Vaughnなどをエンゼルスに売ることもできる。
トレード予想 (個人的案)
9位 ガーディアンズ
勝敗:48勝47敗
ア・リーグ中地区2位
ガーディアンズは明らかにJose Ramirezを支えるための強打者が必要で、2022年はエースのShane Bieberが苦戦しているのでローテーションの強化も必要だ。球団の財政事情が一番の生涯となりそうだが、全力で大谷を獲得しに行く場合、内野手のAndres Gimenez、右腕のTriston McKenzieなどを交換相手にすることもできる。
トレード予想 (個人的案)
8位 ツインズ
勝敗:52勝44敗
ア・リーグ中地区1位
大谷はツインズが必要としているエースになり、Byron Buxton、Carlos Correaに続く強打者にもなる。更に、ツインズはCorreaがもしかするとFAで抜ける可能性があるので2022年に勝負をかける必要がある。だが、Luis ArraezやJoe Ryan を交換に出さない限り、トレード成立は厳しいだろう。
トレード予想 (個人的案)
7位 ヤンキース
勝敗:66勝31敗
ア・リーグ東地区1位
大谷がJudgeの次にうち、Coleと同じローテーションで投げるのか?素晴らしくいいことだ。もしヤンキースがトレードに出せるようなメジャークラスの選手がいればよかった。Gleyber Torresや30球団トップクラスのプロスペクトからAnthony VolpeやJasson Dominguezを送ることになりそうだ。
トレード予想 (個人的案)
6位 メッツ
勝敗:59勝37敗
ナ・リーグ東地区1位
大谷は、Pete Alonsoの周りを固める攻撃力を持ち、Max ScherzerやJacob deGromの周りを固める投手になり得るただ一人の選手だ。ただしエンゼルスがMLB.comの全体2位のプロスペクト、Francisco Alvarezを獲得することを認めない限り、トレードは厳しそうだ。
トレード予想 (個人的案)
メッツ獲得:大谷翔平、Aaron Loup
エンゼルス獲得:Matt Allan、Francisco Alvarez、Jeff McNeil、Tylor Megill
5位 レイズ
勝敗:52勝44敗
ア・リーグ東地区3位
なぜレイズがふさわしいのか
レイズはチーム全体で88本塁打しか打っておらず、これはメジャー全体でもワースト3位の数字だ。それにこれは計17選手がホームランを打っているにもかかわらず、である。これは大谷がどれだけこのチームに貢献できるかを物語っているだろう。
レイズの先発投手は防御率3.39でメジャー4位であるが、メジャー平均以下の440.2イニングしか投げていない。大谷はほぼ確実に6回は投げ切れるので、その面ではレイズに好影響だ。
それに、サイヤング賞筆頭候補のShane McClanahanと左右のエースを組ませることもできる。特にプレーオフでの短期決戦ではその2人がワンツーパンチで出てきたら相手からしたら恐怖でしかない。
このトレードは成立しうるか?
レイズにスター選手が来るのかどうかを考えるときはいつも財政的な問題が付いてくる。ただし、この場合はおそらくそうではないだろう。最後の年俸調停でいくらになったとしても、今季は550万ドルで固定されている。
レイズが大谷の代わりに誰を放出するかに関しては、Wander Franco以外は誰が放出されてもおかしくないだろう。そうでなければ、エンゼルスの注意をRandy ArozarenaまたはBrandon Loweに向け、対価が若い投手ではないことを期待することができます。McClanahanを除けば今レイズは若い投手が不足しているからだ。
トレード予想 (個人的案)
4位 ブレーブス
勝敗:58勝40敗
ナ・リーグ東地区2位
なぜブレーブスがふさわしいのか
ブレーブスの151本塁打はMLB全体でヤンキースに次ぐものですが、そのうち33本だけが左打者によって打たれたものだ。この面で、大谷は打線にバランスをもたらすことができる。それに加えて先日Adam Duvallの今季絶望が発表されMarcell Ozunaがレフトに入ることが多くなるので、DHが空いていることになる。
Max Fried、Kyle Wright、Spencer Striderの3人の防御率が2.93である一方で、他の49先発では防御率5.21なので、投手としても大きく貢献できることになる。
このトレードは成立しうるか?
ブレーブスとエンゼルスのフロントの間につながりがあることはこのトレードに役立つかもしれない。エンゼルスのGM、Perry Minasianは2020年にGMになる前はブレーブスのGM Alex Anthopoulosの下で働いていた。
だが問題はブレーブスが誰を交換相手に出すかだ。Minasian GMは、Ian Andersonを低価格で獲得するのではなく、大谷と引き換えにWilliam Contreras、Michael Harris II、Wright、Strider、Austin Rileyなどの選手の獲得を目指すかもしれない。
トレード予想 (個人的案)
3位 ブルージェイズ
勝敗:53勝43敗
ア・リーグ東地区2位
なぜブルージェイズがふさわしいのか
ブルージェイズは昨年91勝した後、今年は期待されていたほどは圧倒的な力を発揮していない。最近は復調しつつあるが、大谷ほど完璧な獲得候補選手はいないだろう。
打撃面において、ブルージェイズが打線で最も求めている「左の強打者」という目的を満たし、打線に厚みを満たすことができるだろう。2021年と2022年を合計して、右打者の本塁打数は353本(メジャー1位)、左打者の本塁打数は33本(メジャー30位)である。
今となってはJose Berriosが7月に防御率3.09と復活してきているが、大谷がKevin Gausman、Alek Manoahに続くエース級投手となるのは間違いない。ただ柳賢振がトミージョン手術で今季は少なくとも登板できないので、投手が多すぎるのは何も問題はない。
このトレードは成立しうるか?
ここ数年のエンゼルスの課題点は明らかに投手なので、ブルージェイズがトレードを打診した場合、Minasian GMが交換相手に求めるのはAlek Manoahなどだろう。
さすがにVladimir Guerrero Jr. をトレードすることは出来なそうなので、エンゼルスのもう一つの穴であるショートを埋めるためにBo Bichetteを提案するかもしれない。キャッチャーも余剰戦力があるので、Alejandro Kirkも候補になる。その2人を同時に出すことは現実的ではないが、大谷一人だけにSantiago EspinalとトッププロスペクトのGabriel Morenoを獲得できる。
トレード予想 (個人的案)
2位 カーディナルス
勝敗:51勝46敗
ナ・リーグ中地区2位
なぜカーディナルスがふさわしいのか
Jon HeymanやNew York PostのJoel Sherman氏が報道したように、カーディナルスはJuan Soto も早くから獲得に動いている。カーディナルスが神童であるSotoを欲しがる理由は明らかだ。
カーディナルスもブルージェイズと同様の問題を抱えていて、昨年からの左打者による本塁打数は58本でブルージェイズに次ぐワースト2位だ。
一方で投手としては、現在カーディナルスのローテーションで健康で使える投手はAdam Wainwright、Miles Mikolas、Andre Pallanteのみだ。確実に健康的な投手ではないが、もしセントルイスに来れば、プレーオフ第1戦を任されるだろう。
このトレードは成立しうるか?
カーディナルスは若手プロスペクトが豊富で、Sotoの獲得でもかなりの有力候補の1つだ。Jordan Walkerや他のプロスペクトを除いても、メジャーの主力九選手としては、Dylan CarlsonやBrendan Donovan、Tommy Edman、Nolan Gorman、Juan Yepezなどがいる。
エンゼルスは内野が不足しているので、特にEdmanとGormanは両者にとっていいものになるだろう。また2人とも失ったとしても内野はNolan ArenadoとPaul Goldschmidtに挟まれてEdmundo SosaとPaul DeJongができるのでこれでもメジャー屈指の布陣となるだろう。
トレード予想 (個人的案)
1位 パドレス
勝敗:54勝44敗
ナ・リーグ西地区2位
なぜパドレスがふさわしいのか
パドレスに関しては左右のどちらの打者でもよく、メジャー25位の81本塁打なので純粋にパワーヒッターを欲している。
これは最も大谷が貢献できるものであり、Manny Machado、Fernando Tatis Jr. と共にプレーオフが現実味を帯びてくる。言い換えれば、2021年のア・リーグMVPが計投票5位以内5回の2人の中に入ることになる。
パドレスはまた大谷のマウンドでの存在が必要であり、サイヤング賞クラスの投球をしているJoe Musgrove以外は不安が残る。大谷はメジャーに来るときにエンゼルスを選んだのは「日本人がいない」ということも理由に入れていたというのでわからないが、若いころ「好きな選手」を聞かれたときに答えたダルビッシュ有がいることも相乗効果になる。
このトレードは成立しうるか?
パドレスのGM A.J. Prellerは派手な動きをするのが好きなので、先日ESPNのBuster Olneyが報道した、「おそらくトレード市場で最も意欲的なチーム」にパドレスを挙げたことは驚きではない。
もしPrellerが大谷に興味を示したら、エンゼルスは2018年のサイヤング賞投手、Blake Snellをパッケージに1人で獲得できるかもしれない。そのパッケージには例えば、Jake Cronenworth、Trent Grisham、MacKenzie Gore、C.J. Abramsが入ってくるだろう。
トレード予想 (個人的案)
こんな感じで終わりにしようかと思います。
ぼく個人的には今季中のトレードというよりはオフ中にトレードされそうな気がするんですよね。本当に何となくですが…
もしナ・リーグに移籍してしまったら個人成績にも影響するし、球団とのスポンサー契約関係などもありそうな気がするので。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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