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まだまだ自分に自信がない【乳桃みゆは女に戻りたい vol.7】

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、乳桃みゆさんのコラムです!「女性に戻って、結婚したい」そんな目標に向かって頑張る彼女の姿をお届けします。

こんにちは。今年で28歳になる乳桃みゆです。ここ数年で周りの人の結婚や出産が増えてて、今流行ってる感あります。

私だってそのうち結婚したいなぁとは思ってます。できるか分からないけど、希望してはいる。多分叶うとは思う。

なる早でしたいなと思う反面、相手がまだいないし、何をどうすれば良いのか分からない。というか、まだ自分に納得出来ていない部分があります。まだ1人でやらなきゃならないことあるだろ。みたいな。

「出荷OK!人様と人生を共に歩むのに、最低限必要なスキルや尊厳を持てました!」と自分が思えたときに結婚したいという気持ち、ありますねん。

重く捉えすぎかなって、やや思いますけど、まあ自分が出来ることが多いに越したことはないじゃないですか。

そもそも、性転換してその後戸籍の性別も変えないと、法律的に結婚できないですから。その過程が終わったとしても、今のままじゃ料理できない、仕事もめちゃくちゃ稼ぎが良いって訳でもない。太りすぎて肉割れできた、ニキビ跡でお尻汚い、くるぶしも色素沈着してて汚い……ていうね、こんなん誰も一緒に暮らしたくねぇだろて現状。

私はただでさえトランスジェンダーで結婚への難易度が高いということは事実なのだから、やっぱり自分に何か付加価値をつけてから「メリットありますよ」としたいのです。

……嫌なところやダメなところを見つけるのって、どうして簡単なの?そこもまた自分の嫌なところの1つでもある。

ネガティブになる→自信なくなる→可愛いパワー&オーラダウン→そんな人といても楽しいことない

負の連鎖ですね、断ち切らないと。

やっぱり、自分を好きになれないと相手からも好かれないって「オーラの泉」の江原さんとかも言ってそうじゃないですか、分かんないけど。

そしてもう一つ考えなければいけないことといえば子どものことなんですけど、私は子宮がないので、そもそも子育てについては考えていないんです。自分の精子を使ってって方法もあるのかな?もしあったとしても自分の精子て……嫌すぎる

自分が精子出る人間、生物学的男性、っていうのが嫌。しかも精子で裏付けられてるの最悪すぎ。タマとって悔いなし。

私はそんな考えだから、ニューハーフショーパブの先輩から「子どもを育てたいという思いはある」という話を聞いたとき、何もいえなくなります。どうしてあげることもできないし、哀れむのも失礼だし……結果、無言……。

もちろんトランスジェンダーでなくとも、出産や子育てのことで悩まれてる方もいると思います。悩んでるときに、周りの人がどんどん親になり子育てしてるのを目の当たりにするとまたそれがストレスになったりもするのかな。

だから私は、ある意味楽なのかもしれないですね。子どもがほしいっていう考えが最初から無いから、悩まずに済んでいます。

でも1つだけ心配していることがあって。子を育てたことがある人だけが分かることというのも一生知ることができないじゃないですか。

けど周りの人は大半子育てしてるから、なんとなく置いてけぼりになるんじゃないかという心配をするときがあります。少し。

友達とかは子育て始まると、子供が人生の中心だからそのお話がメインになるけど、私はなんも知らないから共感やアドバイスとかできない。それでも私のこと遊びとかお茶に誘ってくれるかしら。

普通に楽しめるかなって。まあ私はうんことか大好きだから子どもとは話し合うとは思うんだけど…。

でさ、結婚も出産も大半の人が行うからさ、それをやってる人達はそれが普通ってなるじゃん。

世の中は少しずつ変わってきているから、いろんな人がいて、それで良いじゃないって流れになってきてはいるけど、そうはいっても小心者の私は、やっぱりまだ怖い。

だから子育てをしない分、生きている意味を残すという名目で、なにか成し遂げたいなぁて思います。それがあれば、周りからなにか言われて傷ついても、根っこのところで強くいられそうだから。

そこで私は今それを模索してます。とはいっても見つけられてないしできるのかも分からないけど。

うんことかチンチンとか、そういう下品な言葉や話が好きだから、そういうのに携わるお仕事とか向いてるかも!って思って、早速タウンワーク見たけど載ってなかったです。「コロコロコミック」の大人版みたいなのがあればよいんだけどな〜。

人にそのことを話したら、まずはそういうところを直さないといけない、とのことらしいです…。

20代後半、周りの友人と未来への捉え方に差が出てきますよね。少し焦っても、何か一つでも熱中できることがあればきっと迷わない、と考える乳桃さんでした。下品な言葉を扱う仕事があるかは分かりませんが、ただ良いお友達に囲まれていることがわかり、安心しました!

乳桃みゆさんの情報はこちらから!Twitter / note / instagram

「GOAL IN TV」はこんな動画です。


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