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人生を舐めすぎていた。


今日は僕の心を綴る。
生々しく、着飾らず、
思うままを文字に映す。

まず結論から言うと人生を舐めていた。

「人生一度きり」とよく言う、よく耳にする。
今の時代となっては常套文句。誰もが口にする。

僕はこれを理解したつもりでいた。
ただそれはあくまで”つもり”。
真に理解はしていない。

この事実を人との出会いから自覚した。
学ぶにせよ、遊ぶにせよ、働くにせよどれも中途半端。

「本気で生きてるの?」と問われればそこまで。口を紡いで下を向いてしまう。心臓を握り潰されたような感覚に陥る。自分の人生にコミットメントできていない。

温存し、守りに入り、勝ちきったかのように振る舞う。自分の命を使い切るとは真逆の生き様であり、虚しく哀れなダサい大人の典型。

僕の人生はいつからこんなにつまらないものになったのか。自分で自分が恥ずかしい。


まず僕の心が動いた出来事を淡々と綴っておく。


前に進んでいる自覚のない自分

実を言うと、名古屋ジム立ち上げの最終段階でうつ病になっていた。突如恐ろしい虚無感に襲われて現場をフェードアウト。1日のうち23時間はソファの上でぐったり。1日一食もままならず、3日で体重が5kg落ちた。燃え尽き症候群に似たようなものと思う。

大阪ジム立ち上げの時然り、あの頃の自分は狂気じみていた。休むと言う概念がなく24時間フル稼働。「働かないと気が済まない」「猛烈に何かに向かって取り組まないといけない」「いま死ぬ気でやらないと周りに取り残される」そんな感情で日々生きていた。心身共にコンディションは問題ないが、今もまだその偶像と戦っている。

錦之助社長との再開

つい先日、イコールワン代表の安田錦之助さん(@KINNOSUKE_WORLD)に再会した。会うのは実に2年ぶり。当時から世界一楽しんで生きるスタイルを貫いており、心から尊敬している経営者の方。2年経った今もその生き様は輝いており、圧倒的に力を増していた。

博多の商店街を連れ回してもらい、色んな話を聞かせてもらった。その中で忘れられないフレーズがある。「明日死ぬかのように飲み、100年生きるかのように学ぶ。」最高にクールで僕の価値観の根底を貫いてきた。僕もこんな人生を生きたい。心からそう思った。


夜行バスでの出来事

ちょっと前に名古屋でGOAL-Bメンバーのノブと飲みに出掛けた。その帰り際の出来事。その日の名古屋は大雨だった。傘を持ち合わせておらず、駅までびしょ濡れになりながら2人で走った。今思えばタクシーに乗れば良かったのに、もったいないという無意識が働いて選択肢から除外していた。

そのまま夜行バスに乗った。着替えもないしクソ寒い。何て惨めなんだろうと思った。元々貧乏性だし、生きるのには何不自由ない生活は出来ている。ただ、このままの人生はマジで微妙だと思った。やりたいことをするためにはお金が必要。これをガチで痛感した。悔しくて夜行バスで涙を流した。アホみたいな話と思うが、僕にとっては大きなきっかけだった。あのときのJRのバスは一生忘れない。


メンバーからの叱咤激励

ここ最近は無意識にGOAL-Bメンバーを避けていた。組織に積極的に貢献していない自覚もあった。そしてついにMTGで言われる。「組織に貢献してますか?」「クソダサい」「ちょっと頼りづらい」など散々の言われよう。

このコメントを受けて納得すると同時に、正直なところ腹も立った。誰よりもGOAL-Bのこれまでに貢献してきた自覚はあるし、文字通り命懸けで取り組んできた。ただそれはもうみんな認めてくれている。自分が過去にすがっているだけで、まさに老害の典型。生き方を見つめ直すには十分すぎるきっかけだった。



ここまでが最近で印象に残っている出来事。

「人生一度きり」と言う言葉。
これを受け止めるのがここまで苦痛とは思っていなかった。

本当に一度きりで、マジで一度しかない。

こうしている間にも終わりは近づいている。
もしかしたら明日なのか、50年後なのか。

もう他人と比べようとも思わない。
承認欲求なんて散々に満たしてきたし、他人からの見られ方もそう気にならない。

ビッグになるだとか、お金持ちになるだとか、有名になるだとか、そんなものはなんでもいい。好きに生きればいい。

ただ自分で自分に納得できる人生を歩みたい。
死に際に満足してこの世を去りたい。

まだ何の矛先も決まっていないが、僕が最高の人生を歩むことは決まっている。

レッツゴーなぎらは最高の人生を歩む。


メンバーにリクエスト

この際だから正直に言う。みんなをまだ心の底から信頼することができていなかった。人間関係が何より大事と理解していながら、本当の意味での自己開示ができていなかった。ただ今回ばかりは本当に助けて欲しい。今の僕には核となるエネルギーがない。AKIOさんがいるからGOAL-Bにいる状態。この数ヶ月は辞めたほうがいいと思ったことも何度もある。

ただAKIOさんはGOAL-Bであり、GOAL−Bはみんなの細胞でできている。僕はみんなと一緒に世界一の組織になりたい。最強で最高の組織を目指したい。今日一日ずっと自問自答したがここに嘘はない。

みんなの力で僕を引き上げて欲しい。わがままだけど僕はこの組織に必要だと感じている。僕はこの組織の定性は担えるけど、定量にはめっぽう弱い。今の僕には何もない。答えのない道を歩んでいく力を貸して欲しい。



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