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帰り道ぶつくさ脳内
わたしは恋をするのはいやだと思っていたけど、わたしがほんとうにいやなのは、恋をしてそのひとのことが脳みその裏側にこびりついて全然離れなくなることによって自分の情緒の波が大きくなることだと思った。今までの経験上そこまでいってしまったらもう終わるしかないんだよなあと一瞬思ったけど、その考えはかなしすぎたので「うるせーうるせー」と言ってどっか行ってもらった。こないだまではたのしいだけだったのに~
これはおれの人生で、おれの人生はおれがきらめかせる、と思っているけど、ひとりできらめかせた日よりも誰かといて自然にきらめいた日の方が確実にまぶしい。次の日に「きのうはきらめきすぎていたな」とほんとうに同じ人生なのか呆然とするくらい。それが悔しい、勘弁してくれ、わーん!おれの人生はおれがきらめかせるんだ!
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