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SASUKE出場のために必要なこと

TBSテレビ『SASUKE』に応募し始めて9年。
8年目の去年、初めて本戦出場の切符を掴んみました。

それまで長きに渡って選考に苦しみ、どうしたら出場できるか、番組はどんな選手を求めているのか、公式に出されている情報を事細かくチェックして、自分なりに試行錯誤してきました。

その道中、オーディション会場に3度、本番収録(緑山スタジオ)に7度立ち会い、出場できた人・選考で落とされた人を何人も見てきました。
さらに合同トレーニングなどで実際に出場した人・なかなか出場できない人にも数多く出会ってきました。

そして、この9年間でSASUKEに出場できる人・できない人がほぼ分かるようになったと自負できるようになりました。

今回は
「SASUKE出場に必要なこと」
と題して、僕の中で結論づけた出場できる人・できない人の判断基準を書いてみようと思います。

ズバリこれです↓
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✔️紹介VTR用の取材ロケに行ったときにテレビ映えする(職業・趣味・特技・他)

✔️清潔感

✔️存在感(一目で分かる)

✔️100人100種(他と被らない)

✔️応援してくれる人(家族、職場の人、教え子、お客さん、ファン、など)

✔️これらを全て満たしながら本番のアスレチック競技に挑むと
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これらを全て満たしていれば出場できる可能性は高いと思います。
逆に一つでも欠けたらアウトと思ってください。

分かりやすいように僕が実際に出場できた例で説明しようと思います。

その前に、
大大大前提として、
「コンプライアンスを守れる人であること」
が絶対条件です。

法律に反しない。特に著作権・肖像権関係は要注意。
それから、番組の秘密保持も絶対条件です。

本当に当たり前のことですが、SASUKE出場を目指すなら信用を失うような行為はすぐにやめるべきです。

では、話を戻して本題へ。
前述した6つのポイントについて順に解説していきます。

✔️紹介VTR用の取材ロケに行ったときにテレビ映えする(職業・趣味・特技・他)

SASUKEでは出場選手の挑戦前に、その選手の日常を紹介するVTRが流れます。
そこでテレビ映えする要素を持っているということがまず第一条件だと僕は思います。

僕がSASUKE2020に出場したときの職業は林野庁職員。
森林の管理・経営をしていて、森林の調査・間伐事業の監督・丸太の販売などを行っています。

紹介VTRのイメージとしてはこんな感じ↓

自分で言うのもアレですがテレビ映えという面では文句なしだと思います。

このイメージをしっかりと番組側にアピールして伝えることが大事です。

ちなみに僕の前職は大学生。
講義室で授業を受けるだけの絵面ではテレビ映えとは到底言えないのはお分かりいただけると思います。
そういうことです。

✔️清潔感

これは2014年、3回目ぐらいの応募のときの僕の写真(もちろん右です笑)。

こんな奴が地上波ゴールデンに出れるほどテレビの世界は甘くないです笑

まず、オシャレじゃないメガネはダメです!
それから髪・眉・髭は整えること!
だらしない体型・服装もアウト

オーディション会場に行くと、この理由で不合格になったんだろうなぁーって人が結構見られます。(ちょっと差別的なので公には言われませんが、清潔感に関しての最低ラインは絶対に設けられてます!)

番組に送る写真、オーディション会場、本番収録では絶対気を付けてください!
特に普段メガネの人は番組に関わるときは全てコンタクトを使用するようにしてください(競技中のメガネ着用は危険防止のため禁止です)。

✔️存在感(一目で分かる)

本戦収録の日に緑山スタジオ(収録会場)に行くと、「あー、あの人オーディションのときおったな」となる人が結構います。
オーディションのときに会場で存在感のあった人が本戦に出場しているということです。

番組としては、覚えやすくインパクトのある選手を起用し、視聴者を惹きつけることを狙っているのでしょう。

存在感を出す方法として一番簡単なのは服装でしょう
僕の例だとこんな感じ。

普段の僕(もちろん右ね笑)↓

SASUKE出場時の僕↓

24歳168cmというスペックの僕が普通のスポーツウェアで出場していては、例えSASUKEの競技で良い成績を残したとしても視聴者の印象に残らず埋もれてしまいます。地上波ゴールデンには到底通用しません。
そこで存在感を出すためにこの林野庁の作業着、地下足袋、赤白ポールを使っているのです。

選手個人としてはアスレチックコースとの戦いですが、TBSとしては裏番組との戦いでもあるので、視聴者を惹きつける存在感を持った選手を出場させているようです。

✔️100人100種(他と被らない)

これはインタビュー等で度々制作スタッフが口にしていることで、SASUKE出場を目指す上でとても重要なことだと思います。
この記事の中でも触れられています↓
「オーディションに受かる方法」の章を読んでみてください。

SASUKEは様々なバックグラウンドを持つ100人がそれぞれの置かれた環境の中で、身体を鍛えてアスレチックコースの完全制覇を目指すというコンセプトの番組です。

唯一無二の肩書きをアピールするようにしてください。

大学生やジムトレーナーや消防士はSASUKEの世界では被りやすい職業と言われていますが、そういう人たちは転職しないと出られないかというとそういうわけではありません。

職業の上にもう一つキャッチコピーを付ければ出場の可能性はあります。

例えば消防士の場合
「体脂肪率3%の」消防士
「ロープ登はん日本一の」消防士
「西宮神社で福男を取った」消防士
「5人の子を持つ」消防士
など

また、常連選手と同じ職業も非常に厳しくなります。
僕の場合、就職活動の際に「林野庁のほかに兵庫県庁も滑り止めで受けておけ」と色んな人に言われました。
が、SASUKE界にはすでに山形県庁職員がいるので、自分が兵庫県庁職員になってしまっては出場の夢が絶たれるという事で兵庫県庁林務課の受験を断念しています。

それぐらい職業・肩書きの被りは致命的です。

✔️応援してくれる人(家族、職場の人、教え子、お客さん、ファン、など)

(2021年11月追記)
SASUKE2021に出場するに当たって事前取材を受けたのですが、その中で番組側からこの事についてかなり入念に聞かれました。

前回の出場を受けて、

家族の反響はどうでしたか?
職場の人からの反響はどうでしたか?

と。

SASUKEの放送中、選手の挑戦とともに観客席にいる応援団の様子が映し出される様子を見たことがある人も多いと思います。

人は一人では生きられない。誰しも支えてくれる人、応援してくれる人がいる。そういう人たちとSASUKEを通して共に盛り上がり共に泣き、絆を深める。
そんな物語を描こうとしているのではないかと思います。

SASUKEの輪が広がれば番組も上昇気流に乗っていける。どれだけの人を喜ばせ新たにSASUKEの輪に取り込むか、そこが重要視されているように感じました。

なので、自分の周りで支えてくれる人を今一度思い出して、どんな人をどれだけSASUKEの輪に取り込めるかという事をアピールすると良いと思います。

✔️これらを全て満たしながら本番のアスレチック競技に挑むこと

これは番外編的な位置付けになるのですが、1度選考を突破してSASUKEの本戦に出場できたとしても、本番のアスレチックコース挑戦でここまでに上げた4つのポイントを全て満たせていないと2回目の出場が厳しくなります。
何度も続けて出場して常連選手になりたい方は上の4つのポイントを満たしながら競技することを意識するといいと思います。
具体的な例を上げると、動きやすさ重視で普通のスポーツウェアで挑戦すると「✔️存在感」のポイントが満たせなくなるため、次回は同じ職業の別の選手が起用されるといった具合です。

ここまでの話を整理すると、下の表の黄色の部分に全て⭕️が入って初めて出場へのスタートラインに立てるということになります。
現状、この条件をクリアできる人の数自体がとても少ないのでこれが出来ていれば少なくとも2〜3年の内には出場できると思います。

そして、表の赤色の部分。
ここも全て⭕️が入ると2回目の出場も狙えると思います。

とにかく、隅々まで気を抜かずしっかりとパフォーマンスをやり切る事が大事です。

SASUKEはTBSを代表する長寿&人気番組で年末特番として放送されることもあるようなTBSの一大企画です。あのアスレチックコースの建設にも高額な費用がかかっています。

だからこそ、失敗は許されないのです。

そして、SASUKEの放送中、当然他局では人気芸人・イケメン俳優・美人女優・一流アーティスト・トップアスリートが出演する人気番組が裏番組として立ちはだかり視聴率を奪い合います。

そんな中で芸能人ではなく一般参加選手を起用する意義は何なのか。

視聴者と同じように100人の選手それぞれに人生の物語があり仕事があり家庭がある。
その中で置かれた環境で上手くやりくりしながら身体を鍛えて夢を追う、
そんな選手の姿に芸能人には生み出せない共感と感動が生まれるのではないでしょうか?

そして選手の日常がユニークで面白いほど、視聴者に驚きと発見があって番組に趣が生まれるのではないでしょうか?

そうやって視聴者を惹きつけるような番組を作るために今の選手選考があるのだと僕は思います。

(2022年1月22日追記↓)
最後に、番組公式YouTubeの中から選手選考について重要そうなポイントが2つあったので紹介しておきます。

一つ目はこの動画の5:17〜。
出場選手選考オーディションに審査員として参加したTBSアナウンサー初田さんの言葉。

(書類選考通過者を)
一言で言うと、大変濃厚ですね。人が姿が生き方が。

という言葉。

そして、もう一つ。

この動画の4:15〜。
SASUKE総合演出の乾さんの言葉。

「1位が大好きです。1位・優勝・日本代表。」

という言葉。

これらは出場選手を選んでいる張本人から出ている言葉です。公式の発言に注視していれば時々このように決定的な答えを示してくれることがあります。答えは常に文章中にあります。抜き出し問題です。

いずれにせよ、とにかく大事なのは普段の生活で何に注力していてどれだけの実績を残しているのか、SASUKE以外の部分のアイデンティティーとその魅力・話題性が重要と思われます。


今回の記事はあくまでも僕の憶測であり正しいとは限りませんが、少しでもSASUKEを目指す皆様の参考になればと思います。

そしてSASUKEという番組がより面白くなるように共に考えていければと思います。

では、これにて失礼いたします🌲

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