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DDJ-FLX10が私を『新時代』へ導いてくれたので紹介させてほしい

久々すぎる記事更新でございます。
AlphaTheta株式会社(以後、ここではあえてPioneerDJと呼ばせていただきます)様から4月発売されたDDJ-FLX10。 こちらの機材をお借りしたのですが、タイトルのとおりDJの楽しさ、素晴らしさが『新時代』突入した機材でした。
DJやっていた人は今までにない楽しさを、初めてDJをやる人はDJってこんなに色々できるのか!と思ってもらえると思います。
私自身ちょこちょこSNSで伝えてはおりますが、質問を受けることも出てきたのでここで一気に紹介していきたいと思います。

ちなみに過去にこんな感じで機材の紹介を書きしましたので同じようなスタイルで書きたいなと思います。

そして、この機材は下記のような方があっていると思います。

①DJを既に始めている方で機材買い替えを検討している方
②これからDJを始めたい方である程度の初期投資ができる方
③使える機能はどんどん活用したいタイプの方
④レコボとSeratoと両方つかう人がいて機材の準備に困っているDJチーム
⑤新機能を使いMASH UPしながらライブ感あるDJMIXをしていきたい方

では、今回もおすすめ11個(KICK OFFだけに)紹介していきたいと思います。
(なお、僕の使用しているソフトウエアがrekordboxdjとなるため"レコボ目線"となります。また、DDJ-200,400,800,1000、FLX6と使用してきた中での個人的意見となりますので購入の検討等のあくまでも参考としてください。)

1、見た目が超かっこいい&最大級に機能が使える。

まず、トップ画のとおり点灯式の様子から(i-phone10でもここまで華やかに輝く)

コックピット感にテンション上がりました
こちらはHPから。あらゆるボタンがついておりレコボの各種機能がほぼ使用可能です。

また、SHIFTボタンを押しながら各種ボタンを押せばさらに別機能が使用可能です。(各種ボタンの下側に白枠で書いてある部分)実質普通にボタンをクリックする場合とSHIFT推しがならと2パターンある感じです。

テンション上がりすぎてぼやけた。

2、Rekordbox、Serato両方に対応

例えばDJイベントの中でRekordboxを利用している方と Seratoを利用している方がいるとします。
両方に対応しておりますのでこれ一台で問題なく対応できます。
また、PCの差込口が2箇所あるためレコボ派とSerato派の夢のB2Bが実現!
ユニットの方もソフトウェアを統一する必要がありません。

AB2箇所あります

3、ヘッドフォン差込口2つありB2B用としても使える

2種類あり、ヘッドフォンの差し込み口無くした問題も解決!(なぜか失くすんだよなー。)

4、JOGの見やすさがやばい

JOGの中が4種類(全体の波形、左右両方の波形、ジャケ、自分のLOGO)表示され、好きなものを選べます。さらには針の有無も選べます。
また、CDJ-3000、CDJ2000シリーズと同等の大きさ、また、触った質感が加圧式で上位機種と一緒。スクラッチや2枚づかいが超やりやすいよう配慮されております。

Deck Info Mode 全体の情報(波形やCUEの位置とか)がわかる
Waveform Mode は左右MIXの波形が見れる。PCを見なくてもよくなりますね!
SHIFTボタンを2回TAPすると、、
針が消せます

なお、SHIFT推しながらPAGEボタンを押せば各種PADの中身(CUEポイント等)
を見ることができます。
また、同じくSHIFT推しながらロータリーセレクターを回せば波形の幅も変えられます。

5、待望!DJの新時代へ!!ボーカルやインストだけにできる機能(TRACK SEPARATION機能)

下記ツイートのとおりですが反響もすごくみんなが待ち望んだ機能だということがわかります。速攻でマッシュアップとかできますし、部分だけにエフェクトもかけられます。DDJ-FLX10なら速攻でこの機能を活用できるので次項で使用例を2つ紹介したいと思います。

6、TRACK SEPARATIONを使った使用例1

こちらは左側をVOCALをOFFにした状態。右側をVOCALのみONにした状態。その後交互に切り替えてます。

こちらはVOCALだけでなくDRUMSも切り替えさらにHOT CUEを使いライブDJ感を出しております。

7、TRACK SEPARATION機能使った使用例2

こちらは左側をDRUMS、INSTパート、右側をVOCALに分けボーカル部分をスクラッチしている動画です。右側だけにエフェクトをかけたりしたら何か生まれそうですね!

8、FX PART SELECTを使ったらEDITレベルになった。

こちらもヤバイ。こちらもパートごとにエフェクトをかけてくれる機能ですが使い方によっては曲調を変えたり大きなアクセントを加えたりできます。

9、MIX POINT LINK機能

繋ぐ箇所を事前予約できるMIX POINT LINK機能。
しかもBPMが違っても繋ぐことができちゃいます。
こちらもヤバすぎる機能ですが、勘違いしてはいけないのはこれはMIXできない人が使う機能ではなく
①超いろいろな技やる
②ブースから飛び出しパフォーマンスする 
③急遽、乾杯等でマイクとテキーラ(仮)で両手が塞がる
場合に使う機能かなと思いました。

※下記の1つ目は横フェーダー、2つ目3つ目が縦フェーダーを使用した場合

10、ここだけは伝えたい機能

まだまだ、SHIFTを押しながらシリーズは続きます。
①JOGを回すと高速でグリッドの位置を変更できます。
(これ個人的にめっちゃ便利!!!)
②フェーダーを動かせば縦でも横でもフェーダースタートができます。しかも横フェーダーもMAGVEL FADERで超使いやすい。(2クリックも出来ました。)
③CUEボタンを押せば曲の初めに戻ります。

新しいエフェクトも増えていて、SOUND COLOR FX配置も最新になってます!

11、お値段ついて

我らKICK OFFが愛してやまないオタレコさんのサイトを勝手に確認すると、

210,000円(税別)であります。

私の中では
①DJを始めるならこれ買っとけば間違いない→DDJ-FLX4 (税別4万)
②家、バー、クラブでも問題なしPC&USB両方対応→XDJ-XZ (税別30万)
③とにかく最強→CDJ-3000、DJM-A9(税別95万)

そして④DJを最高に楽しみたいなら、そして技術をフル活用したいなら→DDJ-FLX10(税別21万)

を全力で推したいと思います!

以上おすすめする点をご紹介させていただきました。
最後に機材をお貸しいただいたPioneerDJ様へ感謝すると共にこの記事が少しでも皆様の参考になることを願っております。

<おまけ1>
曲変えるときは?
ロータリーセレクター(ノブ)で変更することになります。
※TRACK SEARCHボタンはありません。(実はあったらすいません)

<おまけ2>
機能をフル活用(TRACK SEPARATION機能、レコボVIDEO&Lylic機能)を使いひとりカラオケしました。