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GT7 国体予選の心得

皆さんこんにちは、Goと申します。

6月10日から開催されている「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2022TOCHIGI (以下国体)」のオンラインタイムトライアル予選、皆さんはもう参加されたでしょうか。

今年発売された8年ぶりのナンバリングタイトル「グランツーリスモ7(以下GT7)」での初の国体予選ということで、自身の腕試しとしてそれぞれの都道府県のライバルとしのぎを削っている方も多いと思います。
私もエリア代表決定戦に向けて日々熱心にタイムアタックを繰り返しているところです。

 さて、今回の内容は初心者から上級者の方まで沢山の方に届き、ご自身の目標を達成されるように、タイムアタックの「心得」のようなものを書き留めたいと思います。

「このコーナーは○速でブレーキは...」というのは、コントローラの違いや個人のスキルの違いがあるので、今回は省略いたします。
気分が乗れば書いてみるかもしれません。


①タイムアタックの捉え方

タイムアタックはランキングボードに並べられるように、わかりやすく他人との比較で順位が示されます。

ですが、基本的にタイムアタックは「自分との戦い」になります。
昨日できなかったことをできるようになる。或いは、昨日の限界と思った自分に挑戦して成長する。
これこそがタイムアタックの醍醐味になります。
なので、他人との比較は最終的な結果に過ぎません。

焦らずに自分のペースで進んでいけば終わった時に最初の予想からは遥か上のタイムで終えられることも多いので、ご安心ください。

②タイムアタックの取り組み方

今回の国体予選タイムトライアルは、3週間近くの長い期間が設定されています。(半分くらい過ぎてしまいましたが)

お仕事や学業の関係で忙しい方もいらっしゃることとは思いますが、出来れば毎日国体予選に触れていくことが大切です。

毎日走ることでクルマの動きの感覚、コースの形状把握など、「慣れたと思ったはずのこと」が更に洗練されていきます。

しかし、社会人の方やテスト期間がある学生の方は忙しくてそんな毎日走れるとは限りません。

③動画や配信を見よう。

GT7を起動できる日もできない日もこれなら隙間時間で出来ると思います。が、もちろん根詰めすぎて過度に見て疲弊しないことも大事です。

できればトップランカーの方々の動画がオススメです。時間を取れる方はライブ配信(アーカイブでも)の方がなおオススメです。

あの方々の走りは俗に言う「模範解答」のようなものです。個人個人で少しずつアプローチが異なりますが、最後には速いタイム(今回は18秒前半)でまとめてきます。

つまり、走りのヒントや狙いの引き出しが沢山詰まっているのです。
英語や数学などの勉強でも語彙や文法、公式や式変形を多く知れば知るほど、スムーズに回答を作れるようになるのと同じです。

もちろん、お気に入りのYouTuber、Vtuberと一緒に頑張る、言うなれば「一緒に勉強する」のも良いでしょう。とても楽しいですし、仲間意識があるだけでモチベーションが跳ね上がります。

④できれば自分も配信してみる。

これも非常に大切です。メインの目的は自分の走りを映像に残すことです。
それができれば配信しなくても大丈夫ですが、YouTubeという媒体は非常に便利なので、誰かにアドバイスを求めたりする場合は配信のアーカイブがあるととても良いと思います。

これをすると、自分では完璧だと思っていたところも、改めて見るとタイヤを使えていなかったり、レコードラインを少し外していたりなど、様々なことに気付くことができます。

またプラスアルファで、スマホ等でYouTubeを観れば、同じ画面サイズでトップランカーと自分の比較をでき、違いを知ることが出来るのでオススメです。

⑤行き詰まったらどう乗り越えるか

毎日積み重ねていくと、全くタイムが更新できない日も現れるかもしれません。
実際キツいですし、自分の今の限界が見えるようでモチベーションが下がることもあります。

こんな時は2つの考え方を利用します。それは、
「理論値」と「平均値」です。

「理論値」とは、コース内の3セクションの過去の自己ベストを繋いだ時に現れる「今までの自分の100%のタイム」です。
画面中央下のMFD(マルチファンクションディスプレイ)をイジると各セクターのタイムが記録されているので、これを利用していきましょう。

但し、GTSPORTにあった過去のベストも全て記録するCar Best機能がなくなったので、理論値は自分で記録するしかありません。SHAREボタンのスクリーンショットで対応するなどしましょう。

理論値の中で、「特にこのセクターは出来が良くない」というセクターがあったら、それはあなたの「伸び代」です。改善できればぶつかった壁も大きく飛び越えられる可能性を秘めています。

それでも上手くいくセクターが噛み合わなかったり、調子が悪くベストを更新できないこともあると思います。
そんな時はその日の「平均値」を確認してみましょう。
これは全く厳密な平均タイムではありませんが、「そこそこ上手くいったラップタイム」の平均が2〜3日前の「そこそこ上手くいったラップタイム」の平均より速くなっていれば、それは成長です。
何ならベストタイムのまぐれ更新よりも素晴らしい成長かもしれません。

こうして毎日どこかしらで自分の可能性と成長を認めてあげることもモチベーション維持の為には非常に大切です。


まとめ

タイムアタックは「自分との戦い」と書きましたが、書いた内容を振り返ると自己を乗り越えていく様や方法はもはや「スポーツそのもの」「学習そのもの」です。

ゲームの中ではありますが、それでもこの国体予選を通して成長した経験や得た感覚、大きな達成感による快感は素敵なものであると確信しています。

皆さんと国体本大会の地、私もいる栃木でお会い出来ることを願っております。ご健闘を!

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