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「その問題、ナッジで解決できるかも!」10月号:「利益や損失を際立てる」

【あらすじ】
月刊誌「へるすあっぷ21」(法研)で連載中の「その問題、ナッジで解決できるかも!」。青森県保健所・竹林紅所長と横浜市・高橋勇太保健師と私の3人がナッジを学びながら、ナッジマスターを目指す成長日記です。
ナッジ活用のポイント、EASTのうちAttractiveを学んでいる紅さんと高橋君。どうやら2人は来年度の予算案に悩んでいるようです。そこにナッジを使ったヘルスプロモーションの推奨者・江口泰正先生(産業医科大学)と竹林博士が一緒に通りかかりました。

スライド2

【クイズ】対象者を2グループに分けて大腸がん検診キットを送りました。Aグループには「今年受診すれば、来年もキットを送ります」、Bグループには「今年受診しなければ来年は送りません」と書きました。どちらの受診率が高かったでしょうか?
答えはへるすあっぷ21 10月号で!

【YBiT情報コーナー】
ナッジは民間企業にも広がっています。今回のクイズで紹介した大腸がん検診の取組でベストナッジ賞を受賞し、さらには厚労省ハンドブックも企画・制作したキャンサースキャン、民間初のナッジユニットを設立した三菱UFJリサーチ&コンサルティング、ナッジのデジタル化を推進するGovTechのケイスリー、健康経営にナッジをとり入れたWellGoなど、魅力的な事例が多く、私たちも大いに学ばせていただいています。

【謝辞】
本稿執筆に当たり、本稿執筆に当たり、(株)キャンサースキャンから御協力をいただきました。また、御登場くださった江口泰正先生、大変ありがとうございました!

【もっと知りたい方へ】
厚生労働省WEB「受診率向上施策ハンドブック(第2版)」、「ファスト&スロー」(D.カーネマン)


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